病院へ行く日は、「何を着ていけばいいか迷う…」という人も多いですよね。
診察や検査の内容によっては、脱ぎ着しにくい服があったり、金属付きの服がNGのケースも。
私自身も20年以上の通院経験のなかで、
「その服、今日じゃなかった💦」と後悔したことが何度もあります。
この記事では、そんな経験をふまえて、
通院におすすめの服装・コーデを「基本のき」から「診察内容別」にわけて紹介します。

快適に過ごすためのポイントや、体温調整に役立つアイテムも紹介します。
これから通院予定のある方や、通院が長引きそうな方はぜひ参考にしてくださいね☺
🩺 通院コーデの基本のき(季節・科問わず共通)


今回ご提案していく「通院コーデ」は、こちらの考え方を基本にご提案していきます。
✅ ① 長時間座っても疲れにくい服を
病院では待ち時間が長くなりがちです。
ウエストゴムのパンツやストレッチ素材のワンピースなど、締めつけの少ないアイテムを選ぶと快適に過ごせます。
ジーンズなどの硬い素材を選ぶと、長い待ち時間の間につらくなってきます。
✅ ② 診察時・検査時に脱ぎ着しやすいものを
診察内容によっては、腕をまくる・上着を脱ぐ場面もあります。
前開きのブラウスやカーディガン、袖口ゆったりのトップスがおすすめです。
✅ ③ 冷暖房の効きすぎにも対応できるように
院内は思った以上に冷えることがあります。
カーディガン、ストール、レッグウォーマーなど、体温調整グッズを持っていくと安心です。
✅ ④金具・アクセサリーは極力なし
MRIやCTなど、検査の箇所によっては、アクセサリーを外す必要も。
アクセはなるべく最小限で。どうしてもつけたい場合は、かんたんに外せるもので持参のポーチで管理。
👕 受診内容別おすすめコーデ

① 上半身の診察・検査がある日
内科・乳腺外科・呼吸器科など、上半身だけを見せたり脱いだりする必要があるときは、
👚 前開きトップス
+ 柔らかボトムス
の組み合わせが快適です。
診察や検査では「上だけ脱いでください」と言われることも多いです。
かぶりタイプの服だと、脱ぐのに手間がかかったり、髪の毛が乱れたりしがちです。

また、ワンピースは避けた方が無難です。
上半身のみを脱ぐ検査では、上下がつながっていると不便です。
上下セパレートで、着脱しやすい服装がおすすめです。
👚トップスのおすすめ:前ボタンシャツ or ジップアップパーカー
通院コーデの基本は、「脱ぎ着がしやすい」こと。
薄手の素材なら季節を問わず使いやすく、検査室の温度変化にも対応できます。




👚インナーのおすすめ:ブラカップキャミ
受診や検査時には、ブラジャーを上げたり外すよう求められることがあります。
そんなとき、ブラカップキャミタイプだと慌てずに対応できます。
締めつけ感が少ないので、長い待ち時間にもリラックスできて◎です。


👖ボトムスのおすすめ:柔らか素材のスカートorワイドパンツ
長い待ち時間や座り姿勢を考えると、ストレッチ性のある素材やウエストゴムのボトムが快適です。
タイトすぎる服は、トイレや採尿時に不便なこともあるので注意が必要です。




🌷上半身の診察・検査がある日のポイントまとめ
- 前開き×ゆるめ素材×上下セパレートが◎
- ワンピースより上下分かれた服が◎
- 体温調整しやすい軽めの羽織りをプラスすると安心
② 採血・注射がある日
採血や点滴など、腕を出すシーンがある日は、
👕 袖まくりしやすいトップス
+ 動きやすいボトムス
の組み合わせが便利です。

袖口が細いトップスは避けましょう。
二の腕の露出が気になる人は、七分袖やゆる袖のトップスを選ぶと安心です。
👚 トップスのおすすめ:袖口がゆるいブラウス or 七分袖カットソー
袖口がきつい服は、腕を出すたびに上げ下げが大変になります。
広めの袖口や七分袖のトップスなら、腕まくりもスムーズで快適です。
待ち時間の冷え対策には、薄手のカーディガンを羽織るのも◎。




👖 ボトムスのおすすめ:ウエストゴムパンツ or ジャージ素材
採血や点滴のあとに休憩する場合も多いので、ゆるめのウエストゴムタイプや柔らか素材のスカートが快適です。
点滴をしたままトイレに行くこともあるため、ボタンやベルトで着脱が手間な服は避けるのがおすすめ。




🌷 採血・注射がある日のポイントまとめ
- 袖口が広め or 七分袖が便利
- トップスは脱がずに腕を出せるデザインが◎
③ MRI・CT撮影の日
MRIやCT検査は、検査機器の性質上「金属NG」など服装に制限があるため、普段の通院コーデとは少し違った準備が必要です。
どちらも検査着に着替えるケースが多いですが、
「どんな服で行けばスムーズか」「何を外しておくべきか」をまとめました。
🧲 MRI検査の場合:金属・ワイヤー・ファスナーはすべてNG
MRIは強い磁力を使う検査のため、金属を身につけていると危険です。そのため、ほとんどの施設で更衣室で検査着に着替えるのが基本。
ショーツ以外はすべて脱ぐ必要があるので、「脱ぎ着しやすい服」「アクセサリーをすぐ外せる準備」をしておくと安心です。
💬 ポイント
- 服はワンピースや前開きのトップスなど、さっと脱ぎやすいものを
- ブラジャーも外します
- ネックレス・ピアス・腕時計など金属類は、更衣室で外してアクセサリーポーチに入れて自己管理
👕 前開きワンピースの例
\シャツワンピ+ウエスト紐タイプ/


👝ポーチのおすすめ例

☢️ CT検査の場合:部位によって金属NG
CT検査は、撮影部位に金属があると画像が乱れることがあります。
胸部や腹部CTの場合は、ワイヤーブラ・ベルト・金具付きパンツは避けるのが◎。
Tシャツに金具なしブラトップ+ウエストゴムのボトムスなら、そのまま撮影できることもあります。
💬 ポイント
- 撮影部位以外なら、金属があってもOKな場合も
- ワイヤーなしインナー+Tシャツ+ゴムウエストボトムが便利
- ジッパーや装飾金具の多い服は避ける
👙ノンワイヤーブラのおすすめ例


🧲 MRI・CT撮影の日のポイントまとめ
- MRI:ほぼ全身着替える前提。脱ぎやすい服で行こう
- CT:撮影部位によっては着替え不要。金属NGを意識して選ぶ
- アクセサリー・ワイヤー・ベルトは避けておくと安心
④ 長時間点滴・薬物治療の日
長時間の点滴や薬物治療の日は、とにかく快適さ重視の服装が大切です。
治療中は数時間、針をさしたまま横になったりトイレに行く必要があるため、
👗 ゆったりワンピ or セットアップ
+ ストール
+ 履きやすいサンダル or スリッポン
が便利です。

片手がふさがった状態で長い時間を過ごすので、工夫して快適に過ごしたいですね!
👗 ゆったりワンピ or セットアップ
\デザインと裾の長さが選べる/


\いろんな組み合わせから選べる/


🧦防寒・快適グッズ:ストール・アームウォーマーなど
気温差が激しい季節や、病院内の空調がつよいときの体温調整用として、持っておくと便利なグッズをご紹介していきます。
ストール|点滴中など袖を通せないときに
点滴中は、袖のある服を着たり脱いだりすることができません。
体感温度に合わせて調節できるよう、さっと羽織れるストールを持っておくと便利です。


アームウォーマー・レッグウォーマー|指先や手首足首の冷えを防ぐ
診察や検査までの時間を廊下で過ごしていると、だんだん手足が冷えてくることがあります。
簡単に体温調整ができるよう、バッグの中にアームウォーマー・レッグウォーマーを入れておくと便利です。
\親指穴あきで手が使いやすい/

\スカートやパンツの下にも使うのもアリ/


👟 靴|スポーツサンダル・スリッポンなど脱ぎ履きしやすいもの
通院時は、受付から診察室・検査室・会計など、歩く距離が意外と多くなります。
検査や処置によっては靴を脱ぐこともあるので、脱ぎはきしやすいものを選んでおくのがオススメです。
👟着脱ラク&歩きやすい靴のおすすめ例




👡春夏向けの着脱ラク&歩きやすいサンダルのおすすめ例
\にゃんたも愛用中/



バッグ|A4対応&肩掛けできるタイプが便利

通院時は、検査結果などA4サイズの用紙を貰って帰ることが多いです。
A4対応のバッグを持っていくと便利ですよ!

商品例▶レイビームス toleur「ポリエステル 2way トートバッグ」
「通院に便利なバッグ」「通院バッグの中身」については、別の単独記事でおすすめ商品をタイプ別でご紹介しています。
▶通院バッグおすすめ12選
▶通院バックの中身|通院歴20年の私がいつも入れているものリスト


💬 まとめ
通院時の服装は「ラク・脱ぎやすい・体温調整できる」3点を意識するだけで、驚くほど快適になります。

通院時は待ち時間が長いケースが多いです。
帰るまでのあいだ快適に過ごせるよう、工夫して出かけましょうね!
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