「分け目の違和感が気になって、
ヘアピースがうまく使えない…」
そんな声に応えるように、ピンクエイジから待望の、
分け目に肌色の人工頭皮を搭載した、
新作トップカバーが登場しました!!
手植えトップカバー) リアルスキン シースルーバング ゆるふわカール/17,300円
本記事では美容師の目線から、新作と従来品を比較しながらレビューしていきます。
購入前にしっかり納得したい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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ピンクエイジ 手植えトップカバー進化の歩み
👉 「とにかく新作のレビューだけ見たい!」という方はこちら → 本編へジャンプ
パッと見は、トレンド感満載のよくある若者向けブランドに見えるピンクエイジ。
でも実は、ユーザーの声をじっくり反映しながら、商品を改良してきたメーカーなんです。
進化の歩み
- 2018年12月ピンクエイジ初の「手植えトップカバー」が登場
商品:手植えトップカバー) シースルーバング ルーズCカール /16,500円
マイナーチェンジを経ながらも、今なおベストセラーとしてロングヒット継続中。
その後、ベース構造は同じでスタイル違いの姉妹モデルが3点登場。
いずれも安定した人気を獲得。 - 2025年3月ユーザー待望の「分け目に人工頭皮」搭載モデルがリリース(=本商品)
商品:手植えトップカバー) リアルスキン シースルーバング ゆるふわカール/17,300円
「分け目がより自然なものを」求めていた層に刺さり、販売開始直後から完売・再販を繰り返し、注目を集めている。
📌 過去の公式告知
- 手植えヘアピース最初のモデル登場時のPR(2018年)
⇒ Instagram投稿
- 手植えヘアピース新作モデル登場時のPR(2025年)
⇒ Instagramリール
Youtubeショート

こうして見ると、ピンクエイジが流行を追うだけでなく、ユーザーの悩みに丁寧に寄り添いながら進化してきたのが分かります。
ピンクエイジから新作登場!人工頭皮付きヘアピースとは?
あらためて、今回詳しくご紹介するピンクエイジの最新作手植えトップカバーについて、商品概要などを解説していきます。
商品名 | 手植えトップカバー リアルスキン シースルーバング ゆるふわカール |
金額 | 17,300 円(税込) |
材質 | 人工毛(モースト原糸) |
製法 | 部分手植え |
色展開 | 全4色 |
ベース サイズ | 縦18cm×横18cm |
クリップ | 7個 |
特長 | ・生え際にフロントレース採用 ・分け目に肌色の人工頭皮採用 ・前髪はそのままで使いやすい長さへ |
従来品から進化した主なポイントはこれ!
公式動画でチェックできる自然さはこちら
こちらは、今回詳しくご紹介していくヘアピースのPRショート動画です。

動画の概要欄には書かれていませんが、おそらく上記動画で着用中の商品は、BC4/ダークブラウンではないかと思われます。
従来品との違いをリアルに比較
こちらの章では、今回ご紹介する新商品が、従来品と比べどこがどのように変わったのかにフォーカスして解説していきます。
- 分け目に使用される素材の変化(レース ⇒人工頭皮へ)
- 前髪の長さが適度な長さへ変化(17cm ⇒ 10cmへ)
- 顔周りのカットラインは健在(トレンドのシースルーバング+サイドバングあり)
分け目の違い(レース vs 人工頭皮)
ピンクエイジの従来のトップカバーでは、生え際だけでなく分け目の広範囲にかけて、「レース素材(=フロントレース)」が使われていました。
下記は、にゃんた私物の ピンクエイジ手植えトップカバー) シースルーバング ルーズCカール =従来の商品 の裏面の画像です。
※向かって上部が、生え際に来る部分です。

下記は、上記の商品をおもて側から見たところです。
※向かって下部が、生え際に来る部分です。

画像内で、半透明の肌色に見えている部分が「フロントレース素材」です。
従来の商品には、生え際から分け目までの広範囲にかけ、半透明のフロントレース素材が使用されているのが分かります。

分け目部分にレース素材が使われるタイプ(=従来品)は、「重量としての軽さ」や「通気性」の面では、優れた使い心地になります。
一方で、スタイリング方法に気をつけないと、分け目が不自然に見えることがありました。
具体的には、
分け目がレース素材のヘアピースを使うときは、
このようにしたほうが、より自然な見た目になるということです。
ピンクエイジ公式サイトでは、分け目フロントレースタイプ商品の使い方ポイントについて、以下のように掲載されています。
きっちりとしたセンター分けよりも、S字やジグザグの分け目のほうが自然です。
「前髪や頭頂部がすごく自然」 手植えトップカバー) シースルーバング 斜線カール|ピンクエイジ公式サイトより
ウィッグの分け目もわざと曲線にしています。
Q・分け目を変えられますか?
ハンドメイドウィッグQ&A|ピンクエイジ公式サイトより
A.分け目はS字や少しジグザグにするのが可愛いですよね?
だから元々スタイリングしなくていいように曲線で制作
ラインに合わせて毛量も調整しています。
参考として、下記はにゃんた私物の ピンクエイジ手植えトップカバー) シースルーバング ルーズCカール の本人着用画像です。

上記の時点では、私はまだあまり「分け目が自然に見えるかどうか」は深く考えず、ヘアピースを着けていました。
今思うとたしかに、分け目部分がうっすら黒く見えているような?という感じです。

レース素材は「1枚の半透明素材」でできているため、向こう側がうっすら透けて見えてしまうからです。
分け目がばっちり見えるスタイルにしたい場合は、少しスタイリングに気を遣う必要があったのです。
下記は別メーカーの商品になりますが、こちらもピンクエイジの従来品と同様で、分け目まわりに1枚のレース素材が使用された商品です。

上記では、自身の分け目の位置と、ヘアピースの分け目の位置を揃えて着用しています。
そのため、分け目が黒っぽく見えることは多少回避できていると思います。

分け目が「1枚のレース素材タイプ」の商品は、「人工頭皮タイプ」に比べると通気性は高いです。
どちらのタイプが良いのかは、ユーザーの好みに委ねられることになります。
いっぽう、今回の新作では、分け目部分に「人工頭皮」が採用されました。
そのため、商品名にも「リアルスキン」という言葉が含まれています。
それにより、分け目の入れ方などを考えずに装着しても、分け目部分の外観がより自然な質感(=肌色)に近づきました。
従来品で指摘されていた「分け目の違和感」が、大きく軽減されたのです。
下記画像は、右側が今回ご紹介している「リアルスキン」タイプのヘアピース装着画像です。
公式サイトのレビューでも、

✅️前のタイプより、分け目が自然になった
✅️近くで見ても、気にならない
という声が、多く見られます。
人工頭皮には一般的に「ウレタン」などの素材が使用されるため、多少の厚みが出ます。
そのため、分け目がレース素材の商品に比べると、若干の重さ・硬さが出る可能性はあります。
しかしそのぶん、
装着方法に気を遣わなくても、「本物の頭皮に近いリアルさ」が得られるようになったのは、大きな進化ポイントと言えます。
購入者の口コミからも、従来品を知っているユーザーほど、満足度が高い印象があります。
前髪の長さ(17cm → 10cmに)
ピンクエイジの従来のヘアピースには、前髪ありタイプは2商品ありました。
従来の前髪ありタイプのヘアピース2種は、どちらも前髪が「17cm」あり、けっこう長めの仕上がりになっていました。
そのため、前髪をおろして使いたい方は、けっこうバッサリとハサミでカットする必要があったのです(私も自分で切りました)。
下記は、にゃんた私物のピンクエイジヘアピース「手植えトップカバー) シースルーバング ルーズCカール 」が手元に届いてすぐの時の着用画像です。

もともと、前髪がけっこう長めに作られていたことが分かると思います。
公式サイトを見ると、同じラインナップの前髪は「17cm」と記載があります。
私は前髪ありスタイルで使いたかったので、自分で5cmくらいはカットしたと記憶しています。

もともとが長い前髪だと、特に不器用な方にとっては、「自分でうまくカットできるのかな…?」という不安材料にもなり、購入のハードルを上げる一因となっていました。
そして今回の新作では、前髪は最初から10cmの仕上がりになっています。
ちょうど眉下あたりで使える長さなので、そのまま着用しても違和感が少なく、日常使いにすぐ馴染む仕様になっています。
口コミを見ても、

カットしなくても、ちょうどいい前髪の長さ!
という声が多く、従来品でネックになっていた 「カットの手間」 をしっかり解消している印象です。

もちろん、顔の形や好みに合わせてさらに短くすることも可能なので、アレンジの幅はちゃんと残されていますよ。
顔周りのカットラインは健在
個人的に、ピンクエイジの最大の強みだと感じているのはこちら「顔周りのカットラインの綺麗さ」です。
顔周りカットラインに関しては、従来通りかなりの完成度が維持されています。
具体的には、前髪の横から始まる「サイドバング」部分に関して、ほぼ手を入れなくても今どきのスタイルが手に入るということです。

私の印象では、日本メーカーでここまで顔周りを作り込んでいるところは少ないのでは…?と思います。
ヘアピースを購入した後、美容院で顔周りの似合せカットをする必要があるものが多いのですが、ピンクエイジに関しては、ほぼそのまま使えると感じています。
ユーザー口コミまとめ(公式サイトより)
こちらの章では、ピンクエイジ公式サイトの本商品ページより、ユーザーからの口コミを集めて掲載していきます。
良かった口コミ(自然さ・扱いやすさ)
気になる点や改善希望
代表的な口コミ(一部抜粋)
★★★★★「カットしなくてもちょうどいい前髪の長さで、サイドやバックも地毛と馴染みました」(あやのさん・2025/03/07)
★★★★★「つむじが今まで購入したウィッグの中で一番自然!毛質も地毛みたいで完璧」(kokiさん・2025/03/14)
★★★☆☆「前髪が短かすぎて、前にかぶらないとダメな感じで残念」(メイさん・2025/03/29)
★★★★★「分け目が本当に自然でびっくり。トップはバッチリ隠れましたが、こめかみ部分までは難しかった」(メイプルさん・2025/03/18)
ピンクエイジの最新トップカバーはこんな人におすすめ!
ここまでの内容をもとに、今回ご紹介している商品がどんな方におすすめなのかをまとめていきたいと思います。
カット調整なしでヘアピースを使いたい方
こちらが、今回ご紹介しているヘアピース単独の外観です。
これだけで見ても、スタイリングが決まっているのが分かると思います。
従来品と比べ前髪が短めに設定されているので、大幅なカット調整が不要。
買ってすぐ使いたい方にぴったりです。
分け目の自然さを重視してヘアピースを選びたい方
従来のレースタイプでは限界があった分け目が、人工頭皮で大幅に進化。
近距離でも違和感が少ないです。
前髪ありヘアピースを普段使いしたい方
毛質が自然で、金具で広範囲をしっかり固定できるため、毎日の外出や仕事用にも安心して使える。
頭頂部の薄毛や白髪カバーをしたい方
ベースが約18cm四方と大きめで、気になる頭頂部全体をしっかりカバーできる。
ヘアピースの色選びで迷いたくない方
全4色の展開なので、カラー選びに悩みにくい。
モデル着用のような明るめから、落ち着いた色まで揃っています。
まとめ|新作は従来品の気になる点を解消した「進化版」ヘアピース!
ピンクエイジの新作ヘアピース、「手植えトップカバー) リアルスキン シースルーバング ゆるふわカール」は、従来品の弱点だった 分け目の不自然さ や 前髪カットの手間 をしっかり解消した「進化版」。
初めての人でも扱いやすく、普段使いにも安心して取り入れやすい仕上がりになっています。
価格帯はこれまでと同じ約17,000円前後ですが、従来品よりも満足度が高い声が多く、コスパ面でも納得できる仕上がりです。

✅️トレンドを押さえつつ、広範囲をしっかりカバーしたい方
✅️ウィッグ感がバレない自然さを求めている方
✅️顔周りのカットが綺麗な商品を探している方
には、特におすすめできる商品です。
👉️手植えトップカバー) リアルスキン シースルーバング ゆるふわカール 商品ページはこちら
ピンクエイジのヘアピース関連記事はこちらにもあります
私のブログでは、ピンクエイジの手植えヘアピース(従来品)についても、詳しく着用レビュー記事・解説記事を公開しています。
ピンクエイジが気になって、他にはどんな商品があるのか見てみたい方は、こちらの記事もオススメです。
👉️ピンクエイジトップカバー口コミ|つむじ付き前髪ウィッグ着用レビュー【40代美容師】
👉️ ピンクエイジトップカバー5種類徹底比較!40代美容師はフロントレースタイプ絶賛使用中
ピンクエイジのヘアピース付け方記事も書いています
ピンクエイジのヘアピースは、ベース部分がかなり広範囲ということもあり、はじめはつけ方が難しく感じる方もいらっしゃると思います。
私自身の経験を交えて、ピンクエイジのトップカバーを用いた「つけ方解説記事」を書いていますので、なかなか上手く着けられそうにない方は、参考にして頂ければ幸いです。
👉️【フロントレースつきヘアピースってどんな見た目?カバー範囲18×18cm/クリップ7個タイプ【つけ方も説明します】
ウィッグ・ヘアピースのご相談について
「これ、自分のケースに合うかな?」「実際の使い勝手はどうなんだろう?」
そんなふうに迷われる方がとても多いです。
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