
分け目や頭頂部の薄毛が気になり始めたけれど、いきなりフルウィッグはハードルが高いな…
そんなときに選んでほしいのが、薄毛カバー用の部分ウィッグ(ヘアピース)です。
白髪隠し用の小さなタイプとは違い、薄毛カバー用はベース面積が広めで、自然にボリュームを出せるのが特徴。
私自身も、2023年頃から頭頂部の薄毛が気になり始め、これまでにたくさんのヘアピース商品を試してきました。


こちらの記事では、実際に私が使った商品を中心に、薄毛カバー用ウィッグの選び方とおすすめをまとめていきます。

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薄毛カバー用ウィッグとは?

「部分ウィッグ」や「ヘアピース」と呼ばれるアイテムの中でも、分け目や頭頂部の薄毛を自然に隠すことを目的としたタイプを一般的に「薄毛カバー用ウィッグ」といいます。
白髪隠し用部分ウィッグとの違い
部分ウィッグ・ヘアピース商品には、さまざまなラインナップがあります。

部分ウィッグの商品名には「用途」が書かれていないことも多いのですが、敢えて分類するなら、下記のように考えると良いと思います。
- 白髪隠し用 → 分け目だけをピンポイントで隠す小さなベース(横幅2〜4cm程度)が多い。髪の量を増やさないタイプがメイン。
よくあるサイズ感が、下記のようなタイプです。



こちらのタイプは、カバー範囲が広めのため、白髪隠し用では対応しきれない「頭頂部の広範囲カバー」や「ボリュームアップ」に役立ちます。
薄毛カバー用ウィッグの特徴
あらためて、薄毛カバー目的で選ぶ「部分ウィッグ」の特徴をまとめてみます。
薄毛カバー用ウィッグの選び方
薄毛カバー用ウィッグを選ぶときに注目したいポイントは、大きく分けて以下の4点になります。
① ベースの大きさ
② 髪の毛の素材
③ 製法
④ 長さやデザイン
① ベースの大きさ
例として下記は、左側の商品が横7.5×縦11cm、右側は18cm四方のヘアピースになります。

- 薄毛範囲が部分的に小さい場合 → 7×10cm前後のコンパクトサイズでもOK
- 薄毛範囲が広い場合 → 15cm以上のベースを選ぶと安心
自分のカバーしたい範囲に合ったサイズを選ぶことが、自然に仕上がるコツ。
ざっくりでも良いので、巻き尺などで薄毛範囲を実測しておくと、サイズ選びに失敗しづらい。
② 毛の素材
例として下記は、右側が人毛100%商品で、左側が人工毛商品になります。

- 人工毛:安価で軽い。素材によってはテカリが気になるものも(人工毛の中にも色んな素材がある)。長期使用での耐久性は人毛には劣る。
- 人毛:自然さと手触りは抜群。ただし価格は高め。
- 人毛MIX:自然さと扱いやすさのバランス型。
予算・扱いやすさ・どう見られたいかなど、ご自身の条件に合うタイプを選びましょう。
③ 製法の種類
例として下記は、二重構造引き抜き総手植え製の、人毛100%商品です。

商品ページはこちらにあります👉️私元気|BHADS812(ダークブラウン)
- 機械植え:低価格。分け目の自然さとふんわり感はやや劣る。
- 部分手植え:分け目/もしくは前髪生え際部分のみ手植えで自然さを強化。
- 総手植え:根本からふんわり立ち上がり、全体的に自然なボリューム感が出せる。価格は中〜高め。
- 二重構造引き抜き総手植え:頭皮から生えているようなリアルさ。高価格帯だが自然さは最高レベル。
初心者のうちは、見た目の違いはそこまでわからないかもしれません。
使い続けるうちにだんだんと、それぞれの特徴が理解できるようになります。
④ 長さやデザイン
デザインは、メーカーによって結構違いがあります。
メーカーが得意とするターゲット層にも違いがあると言えます。

例として上記の場合は、韓国メーカーが作る人工毛のヘアピースで、若年層をターゲットにしていると言えます。
商品ページはこちら👉️手植えトップカバー) リアルスキン シースルーバング ゆるふわカール
- ショート/ボブ/ロングなど、地毛の長さに合わせて選ぶ
- 前髪あり/なしで印象が大きく変わる
- 若年層向けのトレンドを押さえたデザインから、年配向けの「分け目特化」まで、用途別で幅広いタイプが展開されている
なんか違うかも、と感じたら、他のメーカーではどんな商品が展開されているのか、勉強のためにも見てみましょう。
実際に使った薄毛カバー用ヘアピース
ここからは、私が実際に試してきた薄毛カバー用ヘアピースを、時系列でご紹介していきます。
用途や状況によって選び方が変わっていったので、これから購入を考えている方の参考になると思います。
① プリシラ 前髪ウィッグ(TFX-104)

商品ページはこちらにあります👉️プリシラ ナチュラルぱっつんバングス
- 素材・製法:人工毛 × 機械植え
- ベースサイズ:コンパクト
- 価格帯:5,000円前後
初めての入門編として選んだ商品。
お手頃価格で気軽に試せる反面、機械植えなので頭頂部がペタンとしやすいのは気になった。
👉 詳しいレビューはこちら → プリシラのつむじつき前髪ウィッグ着用レビュー
② ピンクエイジ 部分ウィッグ(18cm四方)


商品ページはこちらにあります👉️ピンクエイジ|手植えトップカバーシースルーバングルーズCカール
- 素材・製法:人工毛 × 部分手植え
- ベースサイズ:広め(18×18cm)
- 価格帯:1万円代半ば
当時の私の薄毛範囲にちょうど良かったのが、この商品。
かなりの広範囲をカバーでき、トレンドのシースルーバング・サイドバングを再現できるのが魅力。
👉 詳しいレビューはこちら → ピンクエイジのヘアピース着用レビュー
③ ブライトララ 総手植え人毛ヘアピース(7.5×11cm)


商品ページはこちらにあります👉️ブライトララ|人毛100% 総手植え ナチュレトップヘアピース 選べる4タイプ
- 素材・製法:人毛100% × 総手植え
- ベースサイズ:中サイズ(7.5×11cm)
- 価格帯:1万円台半ば
薄毛範囲が縮小してきた段階で選んだ商品。
人毛100%総手植えながら1万円台と手に取りやすい価格で、日常使いにぴったり。
👉 詳しいレビューはこちら → ブライトララのヘアピース着用レビュー
④ 私元気 二重構造引き抜き総手植えヘアピース


商品ページはこちらにあります👉️私元気|BHADS812(ダークブラウン)
- 素材・製法:人毛100% × 二重構造引き抜き総手植え
- ベースサイズ:中大サイズ(8×12cm)
- 価格帯:2〜4万円台
最新の愛用ヘアピース。
分け目の自然さ・耐久性ともに高水準で、仕上がりに大満足。
👉 詳しいレビューはこちら → 私元気のヘアピース着用レビュー
まとめ|こんな人にはこのタイプがオススメ
薄毛カバー用ヘアピースといっても、価格・素材・製法・ベースサイズによって仕上がりや使いやすさは大きく変わります。
今回の記事では、私の体験を踏まえて「こんな人にはこのタイプがおすすめ」という形で整理してみました。
💡まずはお試しで使ってみたい/予算を抑えたい方
→人工毛 × 機械植えタイプ(例:プリシラ 前髪ウィッグ)
気軽に始めたい人の入門編にぴったり。

商品ページはこちらにあります👉️プリシラ ナチュラルぱっつんバングス
参考記事はこちら👇️
💡 広範囲のカバーが必要な方
→ 人工毛 × 部分手植えタイプ(例:ピンクエイジ)
ベースが大きめなので、薄毛が広がっている人に最適。

商品ページはこちらにあります👉️ピンクエイジ|手植えトップカバーシースルーバングルーズCカール
参考記事はこちら👇️
💡 自然さを優先したい/日常使いしたい方
→ 人毛 × 総手植えタイプ(例:ブライトララ)
毛流れや質感が自然で、普段から安心して使える。

商品ページはこちらにあります👉️ブライトララ|人毛100% 総手植え ナチュレトップヘアピース 選べる4タイプ
参考記事はこちら👇️

💡 できるだけ自然で高品質なものを長く使いたい方
→ 人毛 × 二重構造引き抜き総手植えタイプ(例:私元気)
本格派の仕上がりで、耐久性・自然さともにバランスが良い。

商品ページはこちらにあります👉️私元気|BHADS812(ダークブラウン)
参考記事はこちら👇️
👉 まずは「予算」「カバーしたい範囲」「自然さの優先度」を決めると、自分に合う商品が見つけやすくなります。

私自身も最初は入門編から始めて、少しずつステップアップしてきたので、焦らず段階的に選ぶのが正解だと思います!
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