こんにちは、にゃんたです。40代半ばの子なし主婦です。
私は20代の10年間、美容業界で美容師として働いていました。
また私は、病気の治療に伴う脱毛を何度か経験しており、フルウィッグ生活を通算4年ほど送っています。
現在は頭頂部の薄毛が気になるため、出かける時にはヘアピースとフルウィッグを併用しています。
最近わたしが使用しているウィッグ・ヘアピースについては、こちらの記事で詳しく触れています。
興味のある方は、こちらもぜひ読んでみて下さい。
今回は、ウィッグやヘアピースを使う方のお悩みポイントでよくある
「浮く」のをどうしたら防げるのか
について、徹底解説していきたいと思います。
解決方法を段階的に書くと、以下のようになります。
❶ ご自身のお悩みポイントとその原因を知ること
❷ 原因に合わせた解決方法・ツールを知ること
今回は
浮くポイントと
ポイント別の
解決方法・ツールまで
たくさんの情報を
ご提案していきます。
気になる方は、ぜひ
最後まで読んでいってくださいね‼
ウィッグが最も浮きやすいポイントはこの3箇所
ウィッグやヘアピースが最もよく浮くポイントは、以下の3箇所になります。
あなたのお悩みポイントが以下の中にある場合は、この記事を読んでいただくことで解決できるかもしれません。
❶ もみあげ
❷ 頭頂部
❸ 顔周りの生えぎわ
今回は、
この3点を集中的に解決する
プランを書いていきたい
と考えています。
お悩みポイントが
上記の中にある場合は、
ぜひ最後まで読んで
いただきたいなと思います。
もみあげの浮きを解決する方法
もみあげの浮きが気になるケースで、とくに多いのは、
・ショートへアの耳掛けスタイル
・台風などで風が強い日
こういったケースかなと思います。
このようなケースでもみあげの浮きを抑えたい場合は、
❶ もみあげ部分に芯が入った商品を選ぶ
❷ ウィッグ専用のり・テープを使う
❸ 付けもみあげを使用する
❹ うぶ毛バンドを使用する
この4つがご提案できます。
もみあげに芯が入った商品を選ぶ
とくに、耳かけスタイルをしたい方にぴったりなのが
もみあげに芯が入ったウィッグです。
その中でも医療用としてウィッグを使用したい方の場合、
金属不使用で
芯の部分は
樹脂を使用した商品を選ぶと
MRIなど金属を外す必要のある検査も
ウィッグのままで受けられます。
こちらでは、
樹脂だけを使用したものと金属使用のもの、両方の製品をご案内していきます。
【人毛MIX】ブライトララ 部分手植え サラシリーズ(樹脂のみ使用)
画像をクリックすると商品ページに飛べます⏬⏬⏬
【人毛MIX】ブライトララ 医療用ウィッグ エレガントショート(樹脂使用)
画像をクリックすると商品ページに飛べます⏬⏬⏬
【人毛MIX】ブライトララ 医療用ウィッグ シャルムショート(樹脂と金属クリップ併用)
金属クリップ部分は糸で縫い付けてありますが、不要な場合はご自身で取り外すこともできます。
画像をクリックすると商品ページに飛べます⏬⏬⏬
【人工毛】アクアドール ヴィーナス フレンチショート(樹脂使用)
画像をクリックすると商品ページに飛べます⏬⏬⏬
ウィッグ専用テープ・のりを使う
続いては、もみあげだけでなく顔周りの毛が浮かないようにするためのツールをご紹介していきます。
ブライトララ ウィッグテープ
こちらは両面テープ仕様の商品で、下記が商品説明動画になります。
画像をクリックすると商品ページに飛べます⏬⏬⏬
三善 ドンピシャン カツラ用
こちらは、舞台用化粧品メーカー「三善」の商品です。
プロの方も使われる有名メーカーなので、耐久性に優れた商品です。
画像をクリックすると商品ページに飛べます⏬⏬⏬
クラッセ フェイススキングルー
こちらも前の商品と用途は同じで、主にコスプレイヤーさんに支持されているメーカーになります。
コスプレイヤーさんたちも、ウィッグをいかに自然に見せられるかに力を注いでいるので、彼らが使う商品もおのずと質が高いものになります。
画像をクリックすると商品ページに飛べます⏬⏬⏬
付けもみあげを使う
こちらは、付けヒゲのようなタイプの商品になります。
とくに、治療中などで髪の毛が全く無い方は、ひとつ前の「ウィッグ専用テープ・のり」と併用すると、さらに自然に見えると思います。
画像をクリックすると商品ページに飛べます⏬⏬⏬
上記商品については、貼り方説明動画もあります⏬⏬⏬
うぶ毛バンドを使用する
上記では付けもみあげをご紹介しましたが、
額の生えぎわを含めたフェイスライン全体を自然に見せたい場合は、こういった商品も発売されています。
うぶ毛バンドを巻いた上から、ウィッグを装着する形になります。
画像をクリックすると商品ページに飛べます。
頭頂部の浮きを解決する方法
フルウィッグを使っていて「頭頂部の浮き」が気になる場合は、以下の原因が考えられます。
❶ 地毛の処理が甘い
❷ ウィッグのサイズ自体が大きいものを使っている
原因が上記2つの場合の解決策を、以下に書いていきたいと思います。
地毛の処理をきちんとする
❶ 地毛の処理が甘い というのはおもに、
地毛がロングヘアの方
地毛の量が多い方が
地毛を上手く
まとめられていない状態
を指します。
フルウィッグをかぶる時に大事なことは、
かぶる前の頭の大きさを、できる限り
平らにぺたんこに潰してまとめること
になります。
地毛のまとめ方が凸凹してすっきりしていないと、それが表面にも響いてきます。
理想的なまとめ方は、以下の動画を参考にしてみて下さい。
1:50あたりから、地毛が長い方のまとめ方が始まります⏬⏬⏬
サイズが大きい場合はウィッグを縫い縮める
本来は、
ウィッグを購入する前には
自分の頭のサイズを測り
それに合う商品を購入する
のが正しい方法です。
自分の頭のサイズというのは一般的には、以下の赤枠の部分を測って決めます。
しかし、商品によってはワンサイズのものもありますし、人によっては頭が小さくて、既製品だとウィッグが余ってしまう方もいらっしゃいます。
そういった、ウィッグのサイズが大きい場合に有効なのが、
余った部分を縫い詰める方法になります。
実際に縫い詰めるやり方は、以下の動画で見ることが出来ます⏬⏬⏬
あまりウィッグを触ったことがない方は、「ウィッグを縫う」なんてことに考えが及ばないかもしれません。
しかし、あくまでも手縫いでの対応になるので、そこまで固く考えなくても大丈夫です。
失敗したら、糸をほどいてまた縫い直せば大丈夫です。
心配な方は最初に
仮縫いをしてから
一度かぶってみましょう。
サイズが大丈夫であれば
本縫いをして
しっかり留めていけば
大丈夫です‼️
顔周りの生えぎわが浮くのを解決する方法
つづいては、顔周りの生えぎわが浮く理由と、どうすれば浮きを解決できるのか?について解説していきたいと思います。
「顔周りの生えぎわが浮く」という悩みがとくに気になるのは、
・前髪なしのスタイル
・ワンレンスタイル
こういったウィッグを使っている方ではないかと思います。
このときによくある原因は、
❶ アジャスターを調整していない
❷ 顔周りにクリップのついた商品を選んでいない
この2点がポイントかなと思います。
アジャスターを調整して頭のサイズに合わせる
こちらは、ブライトララのYouTube動画よりお借りした「ウィッグの付け方動画」になります。
簡単ですが、1:00〜あたりからアジャスター調整の様子が映っています。
フルウィッグの裏面は、下記画像のようなアジャスター式やフック式のものが多いと思います。
アジャスターやフックを調整して、自分の頭のサイズに合わせてからかぶるのが、基本のやり方になります。
でも、
・アジャスターを締めると
頭が痛くなる
・頭が小さくて
ウィッグがずり上がってしまう
こういった方の場合は、
クリップを中心に使う
やり方のほうが良いかも
しれません‼️
顔周りにクリップのついた商品を選ぶ
顔周りにクリップのついた商品を使うと、風が強く吹いて顔周りが全開になるような日でも、安心して使うことができます。
下記は、別の記事でウィッグのかぶりかた説明に使用した画像になります。
上記の商品だと、❷と❹(こめかみと襟足)の左右4箇所にクリップがついており、しっかりと留めることができます。
このタイプだと、強風の日に出かけても、ウィッグがズレることはまずないと思います。
実際に私も使用していますが、風で脱げたことは一度もないです。
クリップが初めからついている商品には、以下のようなものがあります。
【人毛100%】ブライトララ 部分手植えナチュレシリーズ
【人工毛】ブライトララ 部分手植えセンターパートボブ
別途クリップを購入して自分で縫い付ける
クリップが初めからついている商品もありますが、ついていない場合はクリップを別途購入して自分で縫い付けることもできます。
ウィッグ用のクリップは、ウィッグショップで販売されています。
ブライトララ⏬⏬⏬
ピンクエイジ⏬⏬⏬
クリップをご自身で縫い付ける場合は、難しく考えずしっかり留めたいところに手縫いで付ければOKです。
下記に参考動画を載せましたので、一度ご覧頂ければと思います。
クリップの正しい留め方
前項で登場したクリップは、使い方が合っていないとしっかりと留まってくれません。
クリップの使い方に自信がない方は、別の記事で詳しく解説していますのでそちらをご覧ください。
写真をふんだんに使用して、工程ごとの解説を入れています。
前髪があってもなくても、クリップの使い方に関する基本的な考え方は以下の記事内容に準じます⏬⏬⏬
生えぎわをもっと自然に見せるならフロントレース
他にご提案できる方法としては、
フロントレースつき商品を選ぶことです。
フロントレースとは肌色の半透明の素材のことで、地肌とウィッグを一体化して見せるためのパーツになります。
前髪なしやワンレンスタイルの場合、地肌とウィッグが一体化して見えるとより自然です。
フロントレースつきの商品を選ぶことで、とても自然な生えぎわを造る事ができます。
動画で見ると、こんなかんじの商品になります。
こちらは、ピンクエイジの商品説明です。
こちらは、ブライトララの商品説明です。
フロントレース付きの商品には、このようなタイプがあります。
フロントレースを見たことがない方は、ぜひ商品ページから詳しい造りなどを見てみて下さい。
こちらは、ブライトララのフロントレース使用商品例になります。
こちらは、ピンクエイジのフロントレース使用商品例になります。
実は最近私も、フロントレースつきのヘアピースとフルウィッグを入手しました!!
使用感などをかなり詳細にレポートしましたので、宜しければ参考資料としてこちらの記事も見てみてください。
フロントレース付きフルウィッグの使用例
フロントレースつきヘアピースの使用例
フロントレース生地を使ったウィッグ類については、こちらの記事でも商品レビューをしています。
フルウィッグ商品レビュー
ヘアピース商品レビュー
ウィッグやヘアピースの関連情報をたくさん記事にしています
わたしは、「今まで実際にウィッグ類を使用してきた美容師」という経験を活かして、このブログ内でたくさんの記事を書いています。
いまウィッグやヘアピースを使っていて、他にも困ることがある場合は、私の記事が参考になるかもしれません。
ぜひ一度見ていってくださいね。
こちらは、ウィッグの前髪が長かったり量が多い場合に参考にして頂ける内容になっています⏬⏬⏬
実はこれを知らないと、ウィッグの絡みが取れなくなったり早く傷んで寿命が短くなる可能性もあります⏬⏬⏬
まとめ
今回は、ウィッグのもみあげや頭頂部が浮くのを防ぐ方法とそのための商品について、元美容師ウィッグユーザーの私から解説させていただきました。
ウィッグやヘアピース商品の数は、世の中に数え切れないくらいたくさんあります。
それぞれが素材や製法の違いを持っており、用途に応じて選べるラインナップになっています。
それと同時に、「いかに自然に見せられるか」 に特化した関連商品もたくさん生み出されています。
ウィッグユーザーの数だけ悩みもたくさんあるということになるので、ウィッグメーカーも日々悩みを解決するための商品づくりを目指しています。
今回こちらでご紹介した内容以外にも、新しくご案内出来る商品や情報が出てきたら、また記事にさせていただきたいと思います。
今回の記事が参考になったようでしたら、是非ブックマークをお願い致します。
最後まで読んでいただきまして、まことにありがとうございました。