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【本人画像】ウィッグとヘアピースの違いを大解剖‼️現在併用中の40代美容師ユーザーが分かりやすく解説します❤

フルウィッグとヘアピースを着用するにゃんた
ウィッグ関連情報ヘアピース関連情報

今回は、実際にウィッグとヘアピースの使用経験が豊富な私から、

① ウィッグとヘアピース/構造上の違い
② ウィッグのメリット・デメリット
③ ヘアピースのメリット・デメリット
④ ウィッグとヘアピース/併用するという考え方

上記について、解説をしていきたいと思います。

結論として現在の私は、ウィッグとヘアピースを併用することで、無理なく快適に使い続けられていると思います。

にゃんた
にゃんた

もちろん、ウィッグ・ヘアピースのどちらかのみの使用でもOKです。

ただ、どちらにもメリットとデメリットがあります。

今回の記事では、ウィッグとヘアピースを併用するという考え方もあることを、知っていただけたらと思います。

ちなみに下記の写真は、片方がウィッグでもう片方はヘアピースです。
どちらがどちらか分かりますか?

気になる方は、商品名クリックで詳細をご覧いただけます。

≫ピンクエイジ/サイドバング グラムカール 17,300 円(税込)

ピンクエイジヘアピース/サイドバンググラムカール
ピンクエイジ/サイドバンググラムカール

≫ピンクエイジ/リリカ ストレート 24,400 円(税込)

ピンクエイジ/リリカストレート
にゃんた
にゃんた

このブログの運営者にゃんたは、こんな人です。

  • 40代の子なし主婦で、元美容師
  • 治療による脱毛で、累計4年間のウィッグ生活を経験
  • 仕事と病歴から、ウィッグ・ヘアピース事情に詳しい
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ウィッグとヘアピース|構造上の違い

一番初めに、ウィッグとヘアピースの構造上の違いについて説明したいと思います。

おそらくほとんどの方は理解されていると思いますので、おさらいとして読んでみて下さい。

フルウィッグの構造をおさらいしましょう

フルウィッグの構造については、おそらくみなさんご存知だと思うので、簡単な説明にとどめておきます。

メーカーやウィッグの製法によっては、素材や造りが変わってきます。

こちらでは、現在私の手元にある商品を用いて、フルウィッグの構造についてご説明していきます。

※こちらの画像は、ブログ内の別記事で「ウィッグの付け方説明」に使用したものなので、番号がつけられています。
画像の上側が前髪生えぎわの方向で、下側が襟足の方向になります。

フルウィッグの内部
フルウィッグの外観(ピンクエイジウィンドパーマセシリア)
フルウィッグの外観(ピンクエイジウィンドパーマセシリア)

こちらは、ピンクエイジのファッションウィッグで、セミ手植えフルウィッグ) ウィンドパーマ セシリア 15,000 円(税込) という商品の内部構造になります。

上記の商品は、「セミ手植え」という言葉の通り、基本的には機械植え大事な部分のみに手植えを使用した商品になっています。

こちらの商品では、生え際の部分のみに手植えを使用しています。

にゃんた
にゃんた

上記の写真を用いて説明すると、❶から❷のあたりが手植えされており、それ以外の部分は機械植えで作られています。

参考までに、私の手元にある他のフルウィッグについても、裏面をご紹介しておきます。

こちらは、ブライトララの医療用ウィッグ人毛MIX ルフレボブ 16,800円(税込)という商品の内部構造になります。

こちらは機械植えのフルウィッグですが、医療用ウィッグの基準を満たしている商品です。

にゃんた
にゃんた

上記を見ていただくと分かる通り、フルウィッグは頭部全体をすっぽりと収められるような大きさと造りになっています。

上記の2点を見ても分かる通り、フルウィッグはメーカーや商品によって、

・裏面のネットの素材や造り
・生えぎわフロントレースの有無
・クリップの数や配置 

などが変わってきます。

ヘアピースの構造

続いては、ヘアピースの構造について説明していきます。
下記は2つとも、ヘアピースの裏面です。

左側がマシンメイドの安価な商品の裏面で、右側が手植えの少し高価な商品の裏面になります。

にゃんた
にゃんた

フルウィッグに比べると、ヘアピースは商品の形や造りがさらに多様化します。

商品によって特に違いが大きいのは、ベース部分の大きさになります。
ヘアピースのベース部分の大きさを簡単に分類すると、

頭頂部のみを軽くカバーするタイプ

頭頂部から分け目全体にかけてカバーするタイプ

頭頂部から前髪の生えぎわまで、広範囲をカバーするタイプ

に分かれます。

※前髪のみの商品は「前髪ウィッグ」というジャンルになるので、ここでの説明は割愛します。

① 頭頂部のみを軽くカバーするタイプ

「ヘアピース」と聞いて、多くの方がまず思い浮かべるのは下記のような外観のタイプではないかと思います。

レオンティーナ/とけこみウィッグ(人工毛ヘアピース)
レオンティーナ/とけこみウィッグ(人工毛ヘアピース)
レオンティーナの人毛100%ヘアピース
レオンティーナの人毛100%ヘアピース

こういった軽いタイプのヘアピースの主な用途は、

伸びてきた白髪をカバーしたい

・白髪はカバーしたいけど、あまり髪の量は増やしたくない

このような目的の商品が多いです。

実際の商品には、このようなものがあります。

こちらは、お手頃で気軽に使える人工毛のヘアピースです。

\画像クリックで商品ページにジャンプします/

こちらは、上記とカバー範囲は同じですが、より自然に見せたい方のための人毛100%商品です。

\画像クリックで商品ページにジャンプします/

上記の2商品については、私のブログ内で詳しく商品紹介を行っています。
興味のある方は、こちらの記事もぜひ読んでみて下さい。

② 頭頂部から分け目全体にかけてカバーするタイプ

続いては、頭頂部の白髪カバーだけでなく、薄毛も一緒にカバーしたい方向けの商品です。

\画像クリックで商品ページにジャンプします/

【掲載用】ブライトララ総手植人毛100ヘアピーススペック
ブライトララのヘアピース/構造一例

\画像クリックで商品ページにジャンプします/

前項の商品は、頭頂部まわりの白髪をカバーすることが目的だったのに対し、こちらの商品は

白髪の伸びたところをカバーしたい

頭頂部の薄毛もカバーしたい

という感じで、①よりも広範囲をカバーしながら、頭頂部の毛量もほしい方に向いた商品になります。

実際の商品には、このようなものがあります。

\画像クリックで商品ページにジャンプします/

上記の商品については、私のブログ内で詳しいサイズや製法などの説明を行っています。

興味のある方はぜひ、こちらの記事もぜひ読んでみて下さい。

③ 頭頂部から前髪の生えぎわまで、しっかり広範囲をカバーするタイプ

\画像クリックで商品ページにジャンプします/

こちらのヘアピースのベースサイズは、右側の18cm四方サイズになります。

こちらはまさに、現在私が使っているタイプのヘアピースになります。

外観をぱっと見ただけでは、ウィッグとヘアピースのどちらか分からないくらい、髪の長さと量があります。

届いた時は地毛よりも長かったので、自分でカットをして使っています。

にゃんたのヘアピース着用画像(前と横)
にゃんたのヘアピース着用画像(前と横)

こちらの用途は、

頭頂部もしっかりカバーしたい

② 前髪の生えぎわも後退気味なので、前髪生えぎわもカバーしたい

ついでに白髪もカバーしたい

という感じで、広範囲をしっかりカバーするのに向いた商品です。

実際の商品には、このようなものがあります。


こちらが、前髪をおろすタイプのヘアピースになります。

\画像クリックで商品ページにジャンプします/

こちらが、前髪を横に流すタイプのヘアピースになります。

\画像クリックで商品ページにジャンプします/

これらの広範囲カバーヘアピースについては、他の記事で詳しい商品説明を行っています。

興味のある方はぜひ、こちらの記事もぜひ読んでみて下さい。

こちらが前髪ありタイプの、ヘアピース商品のご紹介です。

こちらが前髪なしタイプの、ヘアピース商品のご紹介です。

ウィッグのメリット・デメリット

前項までは、フルウィッグとヘアピースの造りの違いについて、解説をしてきました。

こちらの章では、フルウィッグを使用するにあたってのメリット・デメリットを解説していきたいと思います。

フルウィッグもヘアピースも、それぞれがメリット・デメリットを持っています。
それを理解したうえで使い分けていくと、より快適なウィッグ生活が送れると思います。

フルウィッグのメリット

フルウィッグのメリットはなんといっても、

地毛がどのような状態かは全く関係なく、なりたい髪型に即変身できるところかなと思います。

にゃんたのウィッグ収納方法(壁がけ)
にゃんたのウィッグ収納方法(壁がけ)

フルウィッグのデメリット

フルウィッグのデメリットはなんといっても、

夏は暑い
締めつけ感を辛いと感じる方もいる

といった感じで、カバー面積が大きいがゆえに、真夏は身体に感じる負担が大きくなりがちなところです。

ヘアピースのメリット・デメリット

こちらの章では、ヘアピースを使用するにあたってのメリット・デメリットを解説していきたいと思います。

ヘアピースのメリット

ヘアピースのメリットはなんといっても、

着けている感じがあまりしない
・ラクにヘアスタイルを変えられる

この2つが一番大きいかなと思います。

ヘアピースのデメリット

ヘアピースのデメリットはなんといっても、

おなじところをピンで留め続けると、地肌や髪の根元に負担がかかりがち

これが一番大きいかなと思います。

これが酷くなったものにはちゃんとした症例名があって「牽引性脱毛症」といいます。

簡単に言うと、同じところを引っ張り続けることで、生え際の髪が抜けやすくなってしまう状態のことです。

下記は、日本皮膚科学会公式サイトから引用したものです。

Q16ヘアスタイルと脱毛症の関係はありますか?
 
髪の毛が強くひっぱられるような髪型を習慣的に行うことで髪の毛が抜けることがあり、牽引性脱毛症と呼ばれています。ポニーテールや編み込み、三つ編み、お団子など一定の髪型を続けることで起こりやすく、特に前髪を後ろにひっぱるような髪型を長期間続けることで生え際の髪が抜けやすくなってしまいます。エクステンションやヘアアイロンなどの習慣も毛が引っ張られる力が加わるため、強さによっては原因となることがあります。
 牽引性脱毛症は初期の段階であれば原因となっている髪型をやめることで元に戻りますが、長時間続くことで髪の毛をつくり、支える土台となる毛包まで障害を受けると永久的に髪が生えてこなくなることがあります。そのため早めに原因に気づき、皮膚科に相談して髪型やヘアケア習慣を変えたり工夫したりすることが大切です。

日本皮膚科学会公式サイト

 小さいお子さんの髪型でもありがちなのですが、バレリーナのような髪型を毎日していると、おなじところをひっぱり続けることになって、前髪が抜けやすくなります。

これはヘアピースも同じで、クリップで毎日同じところを留め続けることで、クリップが当たる部分が薄くなるケースが考えられます。

これを避けるためには、

・ピンを留める位置を変えたりずらしたりして使う
・ピンをあまりきっちり留めすぎないように使う
・日によって留める位置が違うタイプのヘアピースを使う
フルウィッグと併用する

このような感じで、同じところにダメージを与え続けないことが、大切だと思います。

ウィッグとヘアピースを併用するという考え方も

前項でお話したように、ウィッグにもヘアピースにも、それぞれメリット・デメリットが存在すると言えます。

どちらの商品にも得意とする部分があるため、あえてどちらかだけを選ばずに両方を併用するという考え方もあります。

にゃんた
にゃんた

まさに現在の私は、ウィッグとヘアピースを併用する生活を送っています。

とくに暑い時期はヘアピースを中心に使い、それ以外の時期はフルウィッグと交互に使うようにしています!

こちらは、ヘアピースを着用中の私です。

にゃんたのヘアピース着用画像(前と横)
にゃんたのヘアピース着用画像(前と横)

こちらはすべて、フルウィッグを着用中の私です。

にゃんたのフルウィッグ着用画像
にゃんた着用素肌ウィッグ正面
にゃんた着用素肌ウィッグ正面
人毛MIXサラを着用するにゃんた(右横から)
人毛MIXサラを着用するにゃんた(右横から)

ヘアピースだけ、フルウィッグだけを使い続けることに、苦痛や限界を感じている方がいらっしゃっるかもしれません。

そんなときは、ヘアピースとウィッグを併用するのも一つの手ということを、知って頂きたいです。

にゃんた
にゃんた

フルウィッグやヘアピースは、悩みを解決するためのツールではありますが、本来はオシャレを楽しむために存在しています。

難しく考えずに、自分がなりたいスタイルにどんどん挑戦していきましょう!

ご質問がある場合はこちらからどうぞ

当ブログでは、記事で取り上げている商品や内容について、読者のみなさんの「これって実際どうなの?」という疑問質問に対し、できるだけ答えられるものを書きたいと考えています。

今回の記事に関連する内容で、もしも「これについても知りたい」「これについても書いてほしい」というものがありましたら、お問い合わせフォームからご一報ください。

にゃんた
にゃんた

100%対応できるかはわかりませんが、自身の経験を活かしてできるだけ多くの方の疑問に答えられるブログにしたい というのが、私の想いです!

まとめ

今回は、フルウィッグと様々なタイプのヘアピースの違いについて、元美容師のウィッグユーザーから解説させていただきました。

どちらもそれぞれが得意とする部分があるため、どちらかだけでなく、あえて両方を併用するのも賢い方法だと思います。

併用することで、同じ部分を押さえたり留めたりすることを緩和できます。

頭皮や髪にかかる負担を、多少なりとも分散することができます。

記事内にたくさん関連商品リンクを貼りましたので、これから使用を検討される方は、是非見ていってください。

本を読みながら微笑む女性
本を読みながら微笑む女性

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最後まで読んでいただきまして、まことにありがとうございました。

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