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ヘアピース・部分ウィッグにつけ方やコツはあるの?美容師ヘアピースユーザーが詳しく解説します‼

【掲載用】ヘアピースつけ方アイキャッチ ヘアピース
ヘアピース
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こんにちは。にゃんたです。40代半ばの子なし主婦です。
私は20代の10年間、美容業界で美容師として働いていました。
1年ほど前から、頭頂部の薄毛をカバーするため、外出時だけヘアピースを着用しています。

今回はヘアピース・部分ウィッグ購入を考えている方・購入したけれどイマイチ上手くつけられない方向けに「ヘアピース・部分ウィッグのつけ方とコツ/前髪なしセンターパート編」について解説していきたいと思います。

結論として、ヘアピース・部分ウィッグを上手につけるポイントは、

❶・正しい着用位置を知ること
❷・正しいクリップの留め方を知ること
❸・鏡を見ながら練習すること

この3点のみで、とてもシンプルです。
シンプルだけど、結構奥が深いです。

今回は上記の❶~❸について、たくさん画像を用いてひとつずつ解説していきます。
ヘアピース・部分ウィッグを使ってみたいけど、どうやってつけたら良いのかよく分からない…という方は、一緒に練習していきましょう‼

きちんと練習すれば、誰でも必ずヘアピース・部分ウィッグをつけられるようになりますよ‼

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今回説明に使用するヘアピース・部分ウィッグのご紹介

まず最初に、今回のヘアピース・部分ウィッグ付け方説明に使う商品のご紹介をしておきます。
こちらの商品になります。

総手植え 最高級人毛(レミー) 100% トップヘアピース 分け目タイプ|ブライトララ


画像をクリックすると商品ページに飛べます⏬⏬⏬

こちらの商品は、

・センターパートタイプ
・前髪はついていない
・顔周り付近から頭頂部まで幅広くカバーするタイプ
・商品の長さは2種類で展開

こういった特徴のヘアピース・部分ウィッグになります。
前髪はついていないので、前髪の生えぎわの根本につけて使うタイプです。

今回は、こちらの商品をはじめて使用する前提で説明を進めていきたいと思います。
お手元にある商品が他のメーカーさんのものでも、基本的な考え方は同じです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

こちらの商品については、レビュー記事も書いています。
興味がある方は、こちらも読んでみてくださいね。

ヘアピース・部分ウィッグの正しい着用ポイントを知りましょう

初めてヘアピース・部分ウィッグを使う方はまず、ヘアピースを頭のどこに当てたら良いのかが分からないかもしれません。
今回使用するタイプのヘアピースをつけるときは、以下の❶~❹のポイントを意識してつけていきましょう。

❶ 地毛をセンターパートに分ける
❷ ❶ができたら、地毛の前髪を自然な位置におろす
❸ 前髪の生えぎわ根本に前髪側のクリップを留める
❹ 後ろ側のクリップを少し後ろに引っ張り気味で留める

まずは、この4つを意識しましょう。
もしずれてしまっても後から微調整はできるので、だいたい最初はこれらに気をつけながらスタートすると覚えましょう。

地毛をセンターパートに分ける

今回説明に使用するヘアピースは「センターパートタイプ」です。
このヘアピースの分け目の位置は、下記画像でいうと上側のマーク部分のことです。
このタイプの場合は、ヘアピースの分け目を地毛のセンターパートと合わせるように配置したいです。
最初に地毛をセンターパートに分けておいたほうが、ヘアピースを乗せる位置が分かりやすくなります。

【掲載用】
ヘアピース分け目と前髪側クリップの画像

上の写真の「前髪側のクリップ(⬆部分)」が、下の写真で前から見えているクリップになります。
ヘアピースの分け目」と、地毛の分け目の部分を合わせている様子も、下の写真を見ると分かりますよね。

【掲載用】センターパートのヘアピース装着画像

このようにつけたいので、初めに地毛をセンターパートに分けておくほうが分かりやすくなります。

❶ができたら地毛の前髪を自然な位置におろす

今回説明に使用するヘアピース商品は、地毛の前髪をおろした状態で着用することを前提として作られています。
前髪は、地毛を活かしたいのです。

ヘアピース着用前に地毛の前髪を自然におろしておきたい理由は、前から見たときにヘアピースの接地面を自然に見せたいからです。
そして、地毛の前髪の生えぎわにヘアピースの前髪側のピンを差すイメージです。
こうすると、上手く馴染んで見えます。

【掲載用】ヘアピースと地毛の境目

上記画像は、ブライトララさんHPから画像をそのままお借りしています。
画像では斜線部がヘアピース着用部分を表しており、前髪は地毛を活かして着用していることが分かると思います。

前髪の生えぎわあたりに前髪側のクリップを差して留める

ヘアピース・部分ウィッグ商品によって個数は変わりますが、基本的に同じようなタイプのクリップがつけられています。
こういうタイプですね。

【掲載用】ヘアピースに使われているピン

構造はいわゆる「ぱっちん留め」です。開けたら緩んで、閉じたらパチンと閉まるアレです。
このぱっちん留めを開けた状態がスタートです。これが開けた状態です。

【掲載用】ぱっちん留めが開いた状態

下記画像は、いまからヘアピースをつけるときの持ち方を自分から見た図になります。
左手はカメラを持っているのでここには写ってませんが、本当は左手も右手同様にヘアピースをつかんでいます。
矢印側が、ヘアピースの前髪側になります。
わかりにくいですが、このときクリップは開いた状態です。
このクリップを留めるときにコツがあります。
これをしっかりやると、つけていてずれたり浮いたりしなくなります。

【掲載用】私物プリシラヘアピース画像

このときのコツは、クリップを向こうから手前に大きくすくってくることです。
髪の表面だけをさらっとすくうのではなく、向こうから手前に向かって髪の根元から大きくすくうのがコツです。
そうすると、髪の毛を根本からしっかり捉えて留めることができます。
下記の写真は、ぱっちん留めを向こう側から大きくすくうために、向こう側に傾けている様子です。
クリップの先が自分の方を向いています。

【掲載用】私物プリシラヘアピース画像2

上記のすくい方の説明を横から見ると、だいたいこんなイメージです。
向こうから大きく手前にすくってくるのです。

こちらは地毛の前髪を活かすタイプのヘアピースなので、額の生えぎわギリギリから差すのはNGです。
クリップを差す位置は、地毛の前髪の生えぎわあたりになります。
前髪側のクリップ差し方イメージは「前から後ろ、下から上」です。

【掲載用】ヘアピースの留め方前から

下記画像の◯で囲んだあたりに、ピンを差していきます。

【掲載用】センターパートのヘアピース装着画像2

表面だけを浅くすくっても、あまりしっかり留まってくれません。
前髪の生えぎわあたりの髪を、向こう側から手前に向けて根本からしっかり手前にすくって来ましょう。
それができたら、ぱっちん留めでおさえます。
そうするとしっかり留まるので、前から見たときに浮いて見えなくなります。
ちょっとしたポイントなのですが、このコツができるかどうかで結構留まり方や持ちが違ってきます。

後ろ側のクリップを少し後ろに引っ張り気味で留める

後ろ側も前髪側のクリップと考え方は同じで、後ろから前(下から上)に向かって、後頭部の髪を根本からすくいあげて留める感じになります。
前髪側のクリップがしっかり留まった状態であれば、後ろ側を持って少し引っ張っても取れることはありません。
少し後ろに引っ張り気味で、下記のようにクリップを留めていきます。
この時のイメージは、

後頭部クリップの差し方イメージは「後ろから前 下から上」です。

【掲載用】ヘアピースの留め方角度後ろ
【掲載用】ヘアピースの留め方角度後ろ2

上記の説明を意識しながらヘアピースをつけて頂ければ、おそらく早くキレイにつけられるようになると思います。
ゆっくり練習してみてくださいね。

ヘアピースのピンを前後つけ終わったら、表面の髪をコームで梳かして地毛になじませれば装着完了です‼

正しくピンを使えれば、少ない本数でしっかりと留めることができます。
コツが掴めないと難しく感じるかもしれませんが、練習してコツが分かると、簡単にできるようになります。

鏡を見ながら練習すると早く上達できます

ヘアピース・部分ウィッグを上手くつけるためには、最初にお話したとおりつける位置も大切です。
つける位置とつけ方を正しく理解できてはじめて、ちょうど良い所に留めることができます。
ただし、人によって顔の形や額の広さに違いがあるので、全員が同じところにつけるべきというわけではありません。
一番最初は上記で説明した通りに留めてみて、一度スマホで自撮りしてみましょう。
また、後ろからの見え方も気になるところだと思います。

こういった三面鏡があると、横からや後ろからなど色んな角度を自分で確認できるので便利です。
自分の顔や髪型を色んな角度から確認する練習にもなるので、三面鏡は持っていて損はないと思います。
美容院でも、施術が終わった後に合わせ鏡で仕上がりを確認しますよね?
あれと同じことを自分でもやれると、ウィッグやヘアピース・部分ウィッグの付け方の上達が早くなります。
こちらはあわせ鏡商品の一例です。
画像から商品ページに飛べます⏬⏬⏬
リンク先から、この形に似たあわせ鏡の関連商品もご覧いただけます。

全体を俯瞰して見た時に、もう少し上の方につけたほうがバランスが良いなと感じたら、付け直してまた自撮りをしたり三面鏡で確認して見てみましょう。
家族と一緒に暮らしている方は、客観的に見てどこにつけるのが一番しっくり見えるかを聞いてもいいと思います。

ヘアピース・部分ウィッグやウィッグの良いところは、つける位置を調整できるところです。
つける位置によって顔の見え方の印象が変えられるので、地毛ではできないスタイルも作ることができます。
是非たくさん練習をして、自分の顔を素敵に見せられるようになりましょう。

どうしても境目が目立つ場合は毛量調整をする手も

上記までの説明通りに装着してみて、どうしてもヘアピース・部分ウィッグと地毛の間に段差ができてしまう場合は、もしかしたら地毛の量に対してヘアピース・部分ウィッグの量が多いのかもしれません。
その場合は、ヘアピースの端のあたり(地毛との境目に当たる部分)の毛量調整をすることで、地毛と馴染むようになるかもしれません。

考え方としては、購入したウィッグの前髪が長い場合に「カットをどうするのか」と同じです。
こちらの記事でその方法について触れていますので、よろしければこちらもご覧ください。

ヘアピース・部分ウィッグを長く使うためのコツを知りましょう

当然ですが、ウィッグ類は本物の髪の毛とは違うので、新しく生えてくることはありません。
一度ウィッグを傷めてしまうと、使えなくなった部分はカットするしかなくなります。
ブラシやコームを入れるときは、毛先から少しずつ優しく梳かしていきましょう。

絡まりがあるときは、力任せにコームを入れるのではなく、毛先から根元に向かって優しく順番に梳かしていきます。
根本付近⇒毛先付近 ではなく、毛先付近⇒根本付近 の順です。
この順でコームを入れる理由は、毛先から絡まりを解いて根本に向かって行くほうが、髪に負担が掛からないからです。
これを意識するだけでも、ウィッグ類は長持ちするようになります。
ウィッグ類が使えなくなる原因のほとんどは、ブラッシングやシャンプーによる摩耗の蓄積です。
また、ロングヘアのウィッグ類の場合は、物理的摩耗によって肩に当たる部分から早く傷んでいきます。
ウィッグ類を長く使い続けるためには、なるべく毛先に過度な摩耗を与えないよう心がけましょう。

【掲載用】ウィッグのコーミング

ウィッグのブラシの入れ方やシャンプーのやり方については、こちらで詳しく解説しています。
ショップさんの動画を参照させていただいているので、かなり分かりやすいのではないかと思います。
ぜひ一度ご覧ください。

ヘアピース・部分ウィッグのクリップが足りない時はこちらで買えます

ブライトララさんでは、クリップのみの販売も行っています。
いまついているクリップがどこかに行ってしまったり、もう一つ別でつけたい場合は、こちらのクリップを買うことで解決ができます。
画像から商品ページに飛べます⏬⏬⏬

ヘアピース・部分ウィッグ商品のご案内・ヘアピース関連情報記事も書いています

私のブログでは、さまざまなショップのヘアピース・部分ウィッグ商品のご案内をしています。
今回のように前髪なしのものもあれば、前髪ありのヘアピース紹介もしています。
他には、フルウィッグやヘアピースをカットする方法・ヘアピースは人毛と人工毛でどう違うのか など、幅広い視点からヘアピース商品の追求をしています。
参考がてら、ぜひ見ていってくださいね。

ヘアピース
「ヘアピース」の記事一覧です。

まとめ

今回は前髪なしセンターパートヘアピース・部分ウィッグのつけ方について、現役ヘアピースユーザーの元美容師から解説させて頂きました。
いままで一度も触ったこともないものを、いきなり上手く扱えるはずはありません。
私は美容師になりたてのころお客様の髪にドライヤーをあてるとき、どのくらい頭から離したら熱くないのかが分かりませんでした(笑)。
それと同じことで、ヘアピース・部分ウィッグを触るのが初めての方も、たくさん触っているうちに誰でも扱えるようになります。
いまはショップさんがつけ方動画をたくさんアップされているので、何度も見ながら練習していきましょう。
せっかく購入するのですから、使い方をマスターしてヘアピース・部分ウィッグを自分の強い味方にして頂きたいなと思っています。

【掲載用】生花のしおりでブックマークしている画像

今回の記事が参考になったようでしたら、是非ブックマークをお願い致します。
最後まで読んでいただきまして、まことにありがとうございました。

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