今回は、フルウィッグの付け方について、画像や動画を用いて詳しく解説していきたいと思います。
これから初めてウィッグに挑戦したい方に向けて、参考になる記事をお届けできればと思います!
説明を読んだだけではつけるのが難しい方には、オンラインレッスンのご相談も承ります。
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今回の説明に使用するウィッグのご紹介
今回は、現在私の手元にあるウィッグの中から、前後に4つのクリップがついているタイプを選んでみました。
説明に登場するクリップについては、ウィッグショップであればどこでも販売しています。
もしもこちらの記事を読んで、追加でクリップを付けてみたくなった場合は、各ウィッグショップから購入いただければと思います。
今回の説明画像に使用しているウィッグは、こちらです。
≫ピンクエイジ/セミ手植えフルウィッグ) ウィンドパーマ セシリア 15,000 円(税込)
外観はこんな感じです。
内部の構造は、こんな感じになっています。
こちら≫ウィンドパーマ セシリア の特徴は、以下の通りになります。
- 生え際まわりのみ、フロントレース・手植え製法を採用
- 4個のクリップがついている
- アジャスターでサイズ調整できる
① 生え際まわりのみフロントレース/手植え製法を採用
今回の説明に使用するウィッグは、基本はファッションウィッグの造りと同じです。
大きく違う点は、生え際部分にフロントレースという素材が使われていることと、生え際周りが全体的に手植えされている点です。
商品画像でいうと、❶の肌色の生地がフロントレースで、❶から❷の部分にかけて手植えされています。
フロントレースや手植えの説明をするとかなり長くなってしまいます。
簡単に説明すると、フロントレースや手植えというのは、生え際を自然に見せるためのパーツや造りだと考えてください。
フロントレースや手植えなど、製法に関する説明については、別の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください。
フロントレースの説明については、こちらの記事がわかりやすいと思います。
≫【フロントレースつきヘアピースってどんな見た目?カバー範囲18×18cm/クリップ7個タイプ【つけ方も説明します】
手植え製法の説明については、こちらの記事がわかりやすいと思います。
≫【ウィッグ解説】機械植えと手植えでどう違うの?実際の商品例とともに40代美容師ユーザーがご案内します!
② 4個のクリップがついている
今回の説明に使用するウィッグには、4個のクリップがついています。
商品画像でいうと、❷❹の部分になります。
ウィッグをかぶった時には、❷はこめかみに来て、❹はえりあしに来ます。
この4個のクリップを留めることで、ウィッグがズレたり脱げたりするのを防ぐ事ができます。
③ アジャスターでサイズ調整できる
ウィッグには、サイズ調整するためのパーツがつけられています(あまりに安価な商品にはついていないこともあります)。
今回の説明に使用するウィッグには、アジャスタータイプが使われています。
商品画像でいうと、❸の部分になります。
ここまでが、今回のつけ方説明に使用するウィッグの「造り」に関するご紹介でした。
次の項からは、ウィッグショップの動画を用いながら、ポイントごとに補足を入れてご説明していきます。
フルウィッグの付け方|順を追って説明します
こちらの章ではいよいよ、フルウィッグの付け方の説明をしていきます。
基本的には、こちらの動画を基に解説をしていきます。
ウィッグのアジャスター調節をしておく
ウィッグ着用の本番前には一度軽くかぶってサイズを確認し、アジャスターの調整を済ませておいたほうが良いです。
今回の説明に使用するウィッグには、左右にアジャスターがついています。
ウィッグ用ネットをかぶる
ウィッグをかぶる前の土台を作っていきます。
ここから後は、鏡を使いながら進めていきます。
とくに、自分の目で確認しづらい後ろ側を見るために、三面鏡があると便利です。
ウィッグを購入すると、ほとんどのショップではウィッグ用のネットがついてくると思います。
そちらを使ってもいいですし、別売りでインナーキャップなどを買ってかぶってもOKです。
髪の量が多い人は、ネット・キャップをかぶる前に、髪を三つ編みにしてからピンで留めると、収まりが良くなります。
ウィッグをかぶる
額の生え際から襟足まで、地毛をウィッグの中にきっちり収めることを目標にします。
動画内では、クリップを全て開けた状態でウィッグをかぶっています。
個人的には、まずはクリップを締めたままでかぶってみたほうが、地毛に引っかからず失敗しづらいと思っています。
はじめは、額の生え際から襟足まで、全ての髪の毛をウィッグの中に収めることを目標にしましょう。
慣れないうちは、きちんとかぶったつもりでいても、ウィッグの一部が裏返ったり、ウィッグの端から地毛がはみ出たりします。
そういった不具合を自分の目で確認するためにも、初心者の方は三面鏡などの合わせ鏡を使うほうが便利です。
4個のクリップを留める
ウィッグの位置が左右にずれていないか、鏡を使って確認します。
位置が問題なければ、前後4個のクリップ(❷と❹)を留めます。
このときのクリップは、外から内側に向けてすくうような感じで留めると、しっかり固定できます。
髪の毛がはみ出している場合はコームの柄を使って中に仕舞い込む
鏡を使って最終確認をしていきます。
ウィッグの生え際から地毛がはみ出している場合は、コームの柄の部分を使って中にしまい込んでいきましょう。
これで完成です。
お疲れ様でした!
生まれて初めてウィッグをかぶる方は、おそらく一度ではうまく行かないと思います。
説明動画を見ながら何度も手を動かすことで、コツをつかめるようになっていきます。
たくさん練習して、ウィッグを自然に付けこなせるようになりましょう!
ここまで御覧頂いても、なかなか上手くかぶれない方もいらっしゃると思います。
ご要望がありましたら、オンラインでマンツーマンのウィッグの付け方説明をさせて頂きます。
まずは、お問い合わせフォームから気軽にご連絡下さい。
参照|ウィッグを買ったら知っておくべきこと一覧
私のブログでは、他にもたくさんのウィッグ関連情報を掲載しています。
もし今回の記事で何か悩みが解決できない部分があった場合は、他の記事で対応できるかもしれません。
よかったら目を通してみて下さいね。
ウィッグだとバレるのが嫌な方へ
ウィッグをある程度つけられるようになったら、次はウィッグバレしたくないと思うようになると思います。
そんな時に解決できる記事が、こちらになります。
≫【ウィッグバレ】もみあげや頭頂部が浮く場合の対策方法と使用商品をご案内します‼
ウィッグの洗い方・乾かし方は?
ある程度ウィッグを使い込んでいくと、シャンプーをすることになります。
地毛と同じようにガシガシ洗ってしまうと、ウィッグは絡まって大変なことになります。
もしもウィッグ独自の洗い方をご存じない方は、ぜひご一読下さい。
≫ウィッグやヘアピースのシャンプー方法と乾かし方は?40代美容師ユーザーが詳しく解説します!!
ウィッグは普通の美容院でカットはできるのか?
しっかり選んで購入したウィッグでも、前髪が長い・全体の毛量が多いなど、なにか使いづらい面が出てくるかもしれません。
そんな時、いつも行っている美容院では対応してくれるのでしょうか?
そういった疑問に答える形の記事を書いてみました。
≫ウィッグカットは普通の美容院でできるの?自分でできるの?40代美容師ユーザーが解説します!
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当ブログでは、記事に関連する内容で、読者のみなさんの「これって実際どうなの?」という疑問質問に対し、できるだけ答えられるものを書きたいと考えています。
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まとめ
今回は、元美容師でウィッグ使用経験が豊富な私から、ウィッグの付け方のコツについて徹底解説をさせて頂きました。
最初にウィッグの構造や基本的な付け方を理解しておくと、きれいにラクにかぶるために何が必要なのかが分かるようになります。
ウィッグをかぶれるようになったら、次はつけたまま外出してみましょう。
長時間つけてみると、きついところや痛い部分がでてくるかもしれません。
そんな時はまたこのページを見て、復習をしてみてください。
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全てには答えられないかもしれませんが、今後の記事作りの参考にさせて頂きます。
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最後まで読んでいただきまして、まことにありがとうございました。
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