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医療用ウィッグとそれ以外のウィッグは何が違うの?|美容師ウィッグユーザーが分かりやすく解説します‼

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こんにちは。にゃんたです。40代半ばの子なし主婦です。
私は20代の10年間、美容業界で美容師として働いていました。

また、病気の治療によるフルウィッグ生活を2回経験しています。

今回は、私の職歴と自身の経験を交えながら、医療用ウィッグ商品について解説していきたいと思います。

結論として私から言えることは、以下の通りです。

医療用ウィッグとは、頭皮に触れる素材が、基準をクリアした商品のことです。

医療用ウィッグという言葉の意味を知ったうえで、条件に合う商品を選んでほしいと思っています。

あなたは、医療用ウィッグについてきちんと理解していますか?

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医療用ウィッグの基準には、髪の素材は関係しない

医療用ウィッグという名称を使える商品には基準があるのですが、ご存知でしょうか。

これは、「日本毛髪工業協同組合」という団体が定めた、一定の規格に適合しているウィッグのことをさします。

下記文章は、上記「日本毛髪工業協同組合」のHPより引用しました。

抗がん剤治療や円形脱毛症に悩む人たちを応援するために、まずは“安心”してお使いいただけるよう日本毛髪工業協同組合では「医療用ウィッグのJIS化」を目指してまいりましたが消費者団体・医療関係者・製造事業者の皆様のご協力を得て、2015年4月20日に医療用ウィッグJIS規格化制定(JIS9623)が成立致しました。

この規格では、直接頭皮に接触するネット部、スキンベース部、インナーキャップ部等のパッチテストによる皮膚刺激数・ホルムアルデヒドや、洗濯による堅ろう度と汗による堅ろう度の性能や試験方法などを細かく定めています。

出典:医療用ウィッグ「安心・安全」マークとは|日本毛髪工業協同組合

上記を私なりに要約すると、

・抗がん剤治療などで脱毛に悩む方が、安心して使える製品を選べるように、品質保持の目的で医療用ウィッグという規格を定めた。

この規格では、頭皮に触れる部分についてパッチテストなどでの試験方法を細かく定めている。

その試験に合格した商品だけが、医療用ウィッグという名称を使えるように規定している。

ざっとこんな感じになります

上記にあるとおり、医療用ウィッグに必要な要素は、あくまでも肌に触れる部分の生地などの質になります。

これをに極限まで要約すると、医療用ウィッグとは、

肌に触れる部分の生地が、規定の試験で合格している製品のこと

になります。

よって、医療用ウィッグを選んで恩恵を受けられるのは、頭皮にダメージを与えたくない方と言えます。

ここでは、人毛や人工毛など、ウィッグに使われる髪の原材料や質については一切触れられていません。

これは結構勘違いされやすいポイントではないかと思うので、ここで再確認させていただきました。

<参考>

ちなみに、私がブログ内で紹介しているメーカーさんは、すべて「医療用ウィッグ」認証事業者になります。

以下ページの一番下部に、医療用ウィッグの「認証事業者名/認証番号」一覧が載っています。
興味のある方はご一読ください。
医療用ウィッグ「安心・安全」マーク|日本毛髪工業協同組合

注意点として、ウィッグのブランド名と社名が異なる会社さんが存在します。

たとえば、上記リンク先ページにある「京越株式会社」はブライトララさんのことです。

医療用ウィッグは、人毛100%製品がベスト とは限らない

こちらの項では、医療用ウィッグの髪の素材について解説したいと思います。

私の実話から共有したいことがあるので、こちらに書きます。

2020年、私が治療の副作用で脱毛していた時期、同種の病気で治療中の仲間の何名かが、同じところで10万円の医療用ウィッグを購入しました。

そちらでウィッグを購入した理由は、通院先の看護師さんからそこを紹介されたからです。

しかしそのうちの2名が「いまいち使い勝手が良くなくていまは使っていない」というのです。

実際にそのウィッグをゆっくり見せてもらうため、私は仲間のひとりから商品を手元に預かりました。

そうすると、それは人毛100%の商品でした。

彼女たちは、期待を込めて10万円で人毛100%の医療用ウィッグを購入したものの、思った商品ではなかったということでした。

なぜこんなことが起きたのでしょうか?

彼女たちが10万円出して購入したウィッグを使わなくなった理由について、以下に私の考察を書きます。

おそらく、看護師さんには悪意はありません。

看護師さんは、髪の毛のプロではなかっただけです。

クセが強い人毛商品だと、扱いづらいことも

私が見せてもらったウィッグは、結構くせが強くて広がりやすい髪質のものでした。

ひょっとすると購入した段階では、きちんとブローがされて綺麗に整えられていたのかもしれません。

人毛というのは一度シャンプーなどで洗って乾かすと、本来の髪質が蘇ります。

そこが、人工毛と一番大きく異なる点です。

おそらくその人毛100%ウィッグは、くせの強い髪質だったので、素人さんでは扱うのが難しかったのだろうということが推測できました。

美容師の私であればブローをすることで使えますが、素人さんが毎回それを行うのは難しいし負担になると思います。

人毛100%ウィッグ商品の中にも、クオリティの差がある

人毛100%のウィッグを作ろうと思うと、ヘアドネーション(髪の寄付)によってたくさんの人毛が集められます。

集められた人毛の中には、さまざまな髪質のものが混じって存在します。

その中から商品化する価格帯に応じて、使用する毛髪を選別していきます。

人毛ウィッグで安価な商品の場合は、厳しい選別はされずに作成されるケースがあります。

人毛ウィッグ商品に値段の幅があるのは、この髪質の選別がどのくらい行われているかが大きいと言えます。

ヘアドネーションされる毛髪のクオリティが全部均一であれば、選別をする必要はありません。

人毛である以上は、髪を寄付してくれた人によって、異なる質感の毛髪が集まってきます。

集められた毛髪の質に違いが出るのは、当然のことでもあります。

人工毛ウィッグにも、高品質な商品はたくさんある

医療用ウィッグの素材には、人毛100%・人毛人工毛ミックス・人工毛100%商品が存在します。

どの素材でも、さまざまな価格帯の商品が存在します。

価格の差は、使用される毛髪部分のクオリティの差を表しているともいえます。

人工毛商品でも、高額になるほど製法が複雑になり、見た目が自然な出来あがりになります。

なおかつ人毛のようなくせがないので、シャンプーして乾かせば元通りになります。

見た目に関しては人毛商品のほうが自然ですが、扱いやすさの点では、人毛商品よりも人工毛商品のほうが上になります。

医療用ウィッグは、植え方の違いによっても価格に差が出る

医療用ウィッグには、植え方の違いによる価格の差も存在します。

製法別だけで医療用ウィッグの価格帯を簡単に表すと、以下の通りになります。

手植え100%>部分手植え>マシンメイド

機械で植えるよりも、人の手で一本ずつランダムに植えたほうが見た目が自然に仕上がります。

人の手で作られるもののほうがコストが掛かるので、当然ながら手植え商品のほうが高額になります。

ウィッグを着用した時、一番ひとの目につきやすいのはつむじ、続いて前髪の生え際になります。

よって、手植えをする時に絶対に優先される部分は、①つむじ ②前髪の生え際 になります。

部分手植え商品はつむじと前髪生え際のみ手植えのものが多く、総手植えの商品は、全体を人の手で植毛しているということです。

医療用ウィッグを素材別にご案内します

前項までを読んで頂ければ、おそらく自分にあった素材や製法がどんな商品なのかがうっすら見えてきたのではないでしょうか。

参考までに、私のブログで紹介している医療用ウィッグのページのリンクを貼っておきます。

商品画像を見て頂くと、ご自身がどういう商品を求めているのかが、よりクリアになると思います。

人毛100%フルウィッグ

人毛人工毛ミックスのフルウィッグ

人工毛のフルウィッグ

まとめ

今回は、医療用ウィッグとそれ以外のウィッグは何が違うのか について解説させていただきました。

ウィッグを購入する前に、医療用ウィッグにはどういう商品が存在するのかを勉強して知っておくと、合わないウィッグを買うことがなくなると思います。

ウィッグは日常生活を豊かにしてくれる頼もしい存在だと思います。

ぜひ、あなたにぴったりなウィッグを見つけて、素敵なウィッグライフを送って頂きたいと思います。

本の間に花がしおりとして挟まれている画像

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最後まで読んでいただきまして、まことにありがとうございました。

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