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入院中の暇つぶし方法をプロ患者(自称)が語る

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こんにちは。にゃんたです。
40代半ばの入院経験豊富な子なし主婦です。
わたしは入院回数10回以上・手術5回以上・患者歴21年目のプロ患者(自称)です。

わたしが今までに経験した入院期間は、短いものは2泊3日で長いものだと丸4ヶ月間になります。
ぜんぶ合算すると、およそ1年間くらいにはなるかと思います。
なので、病院内のことなら大体わかります(笑)。
今回は入院経験豊富な私が、入院生活中の暇つぶし方法について解説したいと思います。

私の結論としては、

・入院グッズだけでもかなりの量になるので、荷物にならない暇つぶし方法がラク
・なるべくスマホやパソコン1台で完結できるものがラク
病院内の施設を使い倒すのがラク

と考えており、具体的には

◆ネット環境がない場合◆
・他の患者さんと歓談する
・院内を歩いてリハビリする
・Amazonプライムで映画・動画をダウンロードしておく
・スマホに音楽をダウンロードしておく
・読書 

◆ネット環境がある場合◆
・ネットサーフィン
・Youtubeで動画を観る
・Amazonプライムで映画・動画を見る
・音楽アプリで音楽を聴く

これらが良いと考えています。

電化製品の持ち込みについて
医療機器への影響の観点から、病院によっては電化製品持込の規制がある所も存在します。
ルールがわからない場合は、必ず入院案内パンフレットを見たり病院に確認をしましょう‼

細かい病歴には触れていませんが、わたしのプロフィールはこちらの記事で触れています。
気になる方はご覧ください。

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歓談|昔は入院期間が長い上にネットもなかったです

私の一番最初の入院は2003年の25歳のときで、手術と治療を伴って丸1ヶ月間に及ぶものでした。

おそらく現在同じ病気・同じ手術で入院すると、だいたい10日前後で退院させられます。

これは診療報酬改定によるもので、簡単に書くと、現在に比べると昔のほうが、同じ病気・同じ手術内容でも、圧倒的に入院期間が長かったということです。

それに加えて当時はまだインターネットが普及していなかったので、入院中の暇つぶしになるものはほとんどありませんでした。
したがって、入院して手術が終わり身体が落ち着く頃になると、誰もがほかの誰かと話をしたくてうずうずしていました。

そんな状況だったので、同時期の入院患者さんは自然と一箇所に集まって仲良くなり、退院しても数年間はおつきあいがありました。
何人かで一緒にドライブして、日帰り温泉まで行っていましたね。
お互い手術で身体に傷があるのに、裸のつきあいまでしていたのです。
今は昔ほどそういう話を聞かなくなったので、時代とインターネットの普及が関係しているのではないかと感じています。

【掲載用】女性同士のドライブ

入院中の暇つぶし大前提|暇な時間はまずリハビリを!

入院の目的が、絶対安静が必要な治療や足の骨折でない限り、基本的にはたくさん歩いたほうが回復が早いケースが多いです。
私は今までにいろんなケースで入院をしていますが、ほとんど「安静にしていて」と言われたことはありません。
入院=安静てことでしょ?と考える方もいらっしゃると思うので、是非一度主治医に聞いてみて下さい。
私は入院中、なるべく安静にしていたほうが良いのですか?」と。
おそらく大半のケースでは、
「いやいや‼なるべく早く離床(ベッドから身体を起こすこと)して、どんどん動いて下さい‼動いたほうがリハビリになって、早く退院できますから‼」
と言われるはずです。
なので、横になった状態・座った状態の暇つぶし方法を探す前に、まずは身体を動かすリハビリを考えるほうが前向きと言えます(早く退院したいなら、という前提ですが…)。

厳しい意見と捉えられるかもしれませんが、手術などの後は早く歩いたほうが体力・筋力の低下を防ぐことが出来ます。
あまり長く安静状態が続くと、いざ動こうと思った時には体力と筋力が落ちていて、なかなか思うように動けなくなります。
一度体力が落ちると、リハビリを始めたり退院して日常生活に戻るのがすごい大変になります‼

まずは万歩計アプリを入れよう‼

いまどきのスマホにはもともと万歩計が入っていたり、アプリから万歩計を入れることも簡単にできます。
万歩計があると目標やノルマを決められるので、運動不足の予防になり、歩き過ぎを防ぐこともできます。
とくに開腹手術をすると、術後すぐはびっくりするぐらい歩くのが遅くなります(経験済)‼
退院してしばらくは、信号が変わる前に横断歩道を渡ることすら危うくなります。
そう考えると、入院中にしっかりリハビリすることは後々の自分を助けることになります。
長期入院の場合は、要望があればリハビリの先生について貰えるケースもあります(経験済)。
もし一人では運動する気が起きない場合は、医療従事者の助けを借りるのも一つの手です。

参考|スマホの万歩計アプリ一覧

●Googleの万歩計アプリ一覧

万歩計 - Google Play の Android アプリ
いつでもどこでも、お使いのデバイスで何百万もの最新の Android アプリ、ゲーム、音楽、映画、テレビ番組、書籍、雑誌などを楽しめます。

●Appleの万歩計アプリ一覧

万歩計アプリ - Apple(日本)
Apple Store検索結果

今どきの万歩計アプリは、歩いてポイントを貯めて何かの支払に充てることもできます。
私はTポイントユーザーなので、こんな感じで歩いてTポイントに交換するようにしています‼

【掲載用】万歩計画像
万歩計画面
【掲載用】万歩計画像2
万歩計マイル

リハビリに最適なサンダルは?

入院が決まると、病院から入院準備品のリスト用紙を貰うと思います。
おそらくその中で、履き物について「かかとのないスリッパはやめてください」と書かれていると思います。
その理由は「簡単に脱げると転倒のリスクが高くなるから」です。
じゃあ何を履いたらいいの?という話になりますが、私がいつも推奨しているのがこのタイプのスポーツサンダルです(私物です)。

【掲載用】Teva ハリケーンXLT2
Teva ハリケーンXLT2

このスポーツサンダルの利点は4つあります。

①脱ぎ履きしやすい
②通気性が良い
③素足でも靴下ありでも履ける
④靴底が滑りにくい素材で安全

このサンダルは本来は入院用ではなく、海や山などのアウトドア用に開発された商品です。
なので、非常に軽くて歩きやすいです。
もちろん、靴底は滑りにくい仕様になっています。
本当にラクなので、長距離ウォーキングしてもタコとかできないです。
バックル部分は、足首の太さに合わせて脱ぎ履きしやすい太さに調整できます⏬⏬⏬

ネイルと合わせても映えます(私の足元です)。

【掲載用】私物tevaハリケーンxlt2
私物tevaハリケーンxlt2

このサンダルは何にでも似合うので、私は真冬以外はほぼこれを履いて出掛けています。

病院の売店でも、リハビリ用サンダルとしてスリッポンタイプの物が販売されています。
ただ若者にはあんまり受けはよろしくないので、事前にお気に入りのスポーツサンダルを買って履いて行ったほうが良いかと思います。
退院してからも普通に履けますからね。

おそらく売店では、こういうタイプのサンダルが売られていますよ↓↓↓

病棟の廊下は歩いてリハビリしていいの?

病棟の廊下は歩いて全然OKです。
むしろ歩かないと体力も落ちるし回復も遅れます。
走るのはNGですよ。
個室にいると病棟の廊下がどんな雰囲気なのか分からないかもしれませんが、大体の場合は誰かしらが廊下でリハビリをしています。
一人で点滴をぶら下げて歩いているケースもあれば、リハビリの先生が傍について一緒に歩いているケースもあります。
廊下に置かれたソファで、患者さん同士が歓談しているところもよく見かけます。
いずれにしても、ずっと部屋にこもってベッドでひとりゴロゴロしているのはあまりよろしいとは言えません。

【掲載用】点滴を受ける女性

病院内を散策してリハビリしよう‼

患者さんによっては、毎日決まった時間に何かしらの処置があるかもしれません。
まずは担当看護師さんに確認をして頂きたいのですが、手術などが終わってある程度体調が安定してくると、病室・病棟を出てもOKになります。
いわゆる自由時間が持てるようになります(あんまり留守にしすぎるのも良くないですが)。
院内のカフェ・売店・図書室など、動けなかった時には行けなかった場所を探索できるようになります。
病棟内をぐるぐる歩いているだけだと飽きてくるので、許可が出たら病院内の施設や院内に行き交う患者さんたちを見て回るのも面白いです。
自分は大変な思いをしているなあと思っていても、自分よりもっと大変な思いをしている患者さんに遭遇することもよくあります。
子供からお年寄りまで、様々な年代・様々な病気の患者さんとすれ違うことになると思います。

入院中の暇つぶし|リハビリしても暇な時はこれ‼

ここでようやく、リハビリ以外の暇な時間のの過ごし方のご案内になります。
まずはスマホ・タブレット・ノートPCを使ってできる暇つぶしからご提案したいと思います。

院内WiFiがない|あっても安全面が不安な場合はポケットWiFiレンタルを

病院である程度スマホやパソコンを自由に使おうと思うと、まずはWiFiが使えることが大前提となります。
私の入院先は、一応院内WiFiが完備されています。
ただしパスワードは共通で誰でも見られる状態にあるので、セキュリティ面で安全とはいい難い運用です
また、患者の安静を守るためなのか毎日21時~翌朝8時までは院内WiFiをオフにされます。
私は入院が長引きそうな場合は、こういったレンタルWiFiを契約して持ち込みます⏬⏬⏬

縛りなしWiFi

レンタルWiFiについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
私が実際に入院中に使用したレンタルWiFiの機種と使い勝手についても触れています。

観る・読む暇つぶし

Amazonプライム会員になって映画や音楽ライブを観る

Amazonプライムは、うちの場合は夫婦ともに既に契約しているので、余分にお金を掛けない観点からまずはAmazonプライムを利用するようにしています。

Amazonプライムは、会員であれば端末に動画や映画をダウンロードできます

あまり知られていないかもしれませんが、Amazonプライムは自分の端末内に動画や映画をダウンロードすることができます。
入院にあたってWiFi環境を用意できない場合は、ダウンロードした映画や動画であればスマホやパソコンで観ることができます。
私はこれを旦那から聴くまで知りませんでした。
Amazonプライム会員になると分かるのですが、プライム会員が無料で観られるものに関してはタイトル画面に「ダウンロード」ボタンが出てきます。
そこからダウンロードすれば、WiFi環境がなくても動画を観ることができます。

参考:デバイス別アプリはこちらにあります
 Amazonプライム・ビデオ|Google Play
 Amazonプライム・ビデオ|Mac App Store

ちなみに我が家は旦那も持病を持っており、私と同様に大きな手術と長期入院を経験しています。
旦那はだんぜん映画派なので、プライムビデオでここぞとばかり映画を観ます。
Amazonプライムビデオのご案内はこちらになります⏬⏬⏬

Youtubeでジャンル関係なく動画を観る

Youtubeは会員制ではないのでレアな動画を観ることはできませんが、お金を掛けずにだれでも気軽に楽しめるコンテンツがたくさんあります。
病室内でテレビを観ようとするとお金を払ってテレビカードを買うことになるので、それだったらYoutubeを流し見する方がだんぜん節約になると思います。

テレビカードの料金は病院によりますが、冷蔵庫と併用で課金されるケースが多いので、一枚1000円で購入したとしてもだいたい2日で消費することになります。
入院時は何かと費用が掛かるので、私は一度も病室でテレビを見たことはありません。

Amazon Kindleで読書をする

Amazonには映画などが無料で観られるプライム会員とは別で、Kindleといってスマホやタブレットで本・雑誌・マンガなどを読むことができるサービスもあります。
入院時はとにかく荷物が多くなるので、本や雑誌読むのが好きな人は、荷物を減らす観点から行くとこういったサービスを利用するのが賢いと思います。
Amazon Kindle ご案内ページはこちらになります⏬⏬⏬

書籍の買い切りではなく、Kindle内の書籍全部を読み放題できる会員サービスもあります。
最初の月が無料だったり最初の2ヶ月は99円だったりと、始めやすいプランも用意されています。
Amazon Kindle Unlimited ご案内ページはこちらになります⏬⏬⏬

聴く暇つぶし

聴く暇つぶしで代表的なものは、Amazon musicになります。
今さらですが、私は趣味で長年音楽をやっていたので、入院中は寝ながら音楽を聴くことが多いです。
ちなみに起きている間は、ほとんど病室にはいません(笑)。
良く言えば、日中はきちんとリハビリをしているということです。
前の章でAmazonプライム会員の話をしましたが、プライム会員になると映画やライブが見放題になるだけではなく、Amazon musicの一般会員にもなるので、音楽もある程度聴き放題になります。
Amazon music ご案内ページ⏬⏬⏬

追加料金を払ってUnlimited会員になると、広告を消したり聴き放題の曲数を大幅に増やすことができます⏬⏬⏬

院内でイヤホン使うならワイヤレスがおすすめ

大部屋に入院する場合は、音の出る端末(テレビ含む)を使うときは必ずイヤホンを使用するルールがあります。
入院中に動画や音楽を楽しむ予定の方は、必ず自前のイヤホンを持参しましょう。
病院の売店でも売られてはいますが、正直あまり良いものではありません…。
ベッドで寝ながら使ったり、院内を歩く時に使うことも想定されるので(歩く時は両耳はふさいだらだめですよ)できればワイヤレスイヤホンがあると便利です。
ベッドで寝ながらイヤホンを使うと、気づいたら眠ってしまっていて起きたらイヤホンのケーブルに自分が巻かれていた、なんてこともありえます(笑)。

ネットサーフィン

入院中というのは本当に時間があって、基本的に起きている時間の大半はすることがないです。
夜は夜で21時には消灯しますので、日中に昼寝をするにも限界があります。
家にいるとき、人によってはあてもなくテレビを観る方も多いと思いますが、入院中は病室のテレビを見ようと思うとお金が掛かります(=テレビカードを使うことになります)。
テレビカードの金額は病院によって多少差がありますが、幾つかの病院のHPを見てみると、1枚1,000円で16時間程度視聴可能のものが多いようです。
しかしテレビカードは冷蔵庫カードも兼ねているので、冷蔵庫も使う方であれば1枚1,000円のカードを買っても、テレビに費やせる時間はそんなにないということになります。
そうなると、WiFiが使えてネットサーフィンできる事のメリットが大きくなると思います。

参考|入院準備リスト

入院が初めてで、何をどう準備したら良いやら…という方は、こちらのページも見てみて下さい。
こちらは、私が今までの入院経験を結集して作成した「入院準備リスト」です↓↓↓

スプレッドシート版 入院準備リスト

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1TNHtdt2hRYAfV-nymUOCn33UdxTxFZ6IyUBjp5-JXMg/edit?usp=sharing

PDF版 入院準備リスト

上記2つのファイルの中身は、こんな感じになっています⏬⏬⏬

にゃんたの入院準備リスト

上記リスト内の持ち物は、こちらのリンク先でジャンル別に一つずつ説明しています。

入院通院情報
入院に必要なもの・通院に必要なものを、それぞれリスト化してひとつずつ説明しています。 入院通院が初めての方でも、こちらを見ながら準備することで、自分に合った持ち物を揃えることが出来ます。

退院後の通院についての記事も書いています

無事に退院すると、今度はしばらく通院が続くと思います。
入院時よりは荷物が少なくなりますが、実際に何を持っていくべきか悩まれる方も多いので、私の実際の持ち物を一覧にしました。
私は通院経験が20年以上あるので、たくさんの方に参考にして頂けると思います。

まとめ

今回は、入院生活の暇つぶし方法について入院回数10回以上のプロ患者(自称)の私が解説させて頂きました。
入院すると通勤・仕事・家事がなくなるので、一気に体力が落ちる傾向にあります。
病気や怪我などで入院しているので、一見安静にしたほうが良さそうに見えるかもしれません。
しかし、一旦落ちた体力をもとに戻すのは本当に大変です。
入院中の過ごし方について気になる方は、一度看護師さんや主治医に確認してみてくださいね。

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最後まで読んでいただきまして、まことにありがとうございました。

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