今回は、以下のような方にオススメの内容となっています。
このブログを書いているにゃんたは現在40代後半女子なのですが、
こんな背景を持っています。



今回は、美容師かつピンクエイジのユーザーとして、どこよりも詳しい内容を目指して、ピンクエイジのフルウィッグ全体像について解説していきたいと思います!
ピンクエイジには大きく分けて4種類のフルウィッグがあります
ピンクエイジのフルウィッグは、造りの違いによって大きく4つのカテゴリーに分けることができます。
下記に、4つのカテゴリーを値段が高い順で並べていきます。
- 総手植えウィッグ
- 手植えウィッグ
- セミ手植えウィッグ
- 機械植えウィッグ
ピンクエイジの商品ページをご覧頂くと、①から③のラインナップについては製法+商品名で記載されています。
たとえば、①総手植えウィッグ については、総手植えフルウィッグ) リーフカット マドレーヌ のように記載されています。
一方で、手植え部分のない④機械植えウィッグ については、フルウィッグ)ボリュームパーマ ボブポーリン のように記載されています。
総手植えウィッグのラインナップについて解説
ピンクエイジには、つけ心地が軽く、ふんわりしたボリューム感を出しやすい総手植えウィッグのラインナップがあります。
ウィッグの製法のなかで、最も高い技術が使われているものが総手植え製品です。
上記画像の商品は、総手植えフルウィッグ) リーフカット マドレーヌ 28,000 円(税込)です。
ピンクエイジの総手植えウィッグのおもな特長は、以下の通りになります。
- 髪の毛を植える工程は、すべて職人による手作業※
- 顔周りの広範囲がフロントレース※採用で、生え際が見えても自然
- 重量もつけ心地も軽い
- 立ち上がりがつきやすい構造で、ふんわりボリューム感を出しやすい
- 医療用ウィッグの基準を満たしている
職人による手作業ってどういうこと?
ウィッグには、総手植え・手植え(セミ手植え)・機械植えの商品があります。
そのなかでも、総手植え商品については、髪の毛を植える工程について、すべてが職人さんの手作業で行われています。
上記動画の後半部分で、網目状になった生地に髪の毛を手作業で植えている様子をご覧いただけます。

手作業で髪の毛を植える最大のメリットは、かぶり心地が軽く、ふんわり立ち上がりをつけやすい仕上がりになる点です。
フロントレースってなんのためにあるの?
ピンクエイジの上位モデル(手植え商品)には、生え際まわりを中心としてフロントレース製法が使用されています。
フロントレースという言葉を聞いたことがない方も見えると思いますので、こちらで簡単に解説させて頂きます。
下記は、ピンクエイジの総手植え製法の商品ページから引用した動画です。
動画の一番最後に、肌色の半透明の布が映っているのをご覧いただけます。
そちらが顔周りの生え際に来る部分で、フロントレースが使われています。
フロントレースは、地肌と馴染がよい色・質感・素材で作られているため、ウィッグ着用時に生え際や顔周りが見えた時の違和感を軽減することができます。

とくに、前髪なしスタイルの着用画像をご覧頂くと、フロントレース使用ウィッグの見た目が分かりやすいと思います。
下記の商品も、前髪生え際にフロントレースが使われています。
ウィッグと生え際の境目が目立たず、違和感のない仕上がりとなっています。
ピンクエイジのラインナップの中でも、総手植え製法で作られている商品は、ほかにも以下のようなラインナップがあります。
※全部は載せきれないので、スタイル別で幾つかご紹介します。


手植えウィッグのラインナップについて解説
ピンクエイジの手植えウィッグの特長は、前髪生え際から分け目周りにかけて、手植えを採用している点です。
上記画像の商品は、手植えフルウィッグ) マルス ストレート 22,400 円(税込)です。
ピンクエイジの手植えウィッグの特長は、以下の通りになります。
- 生え際から分け目はフロントレース※採用で、額が見えても自然
- フロントレース部分は、職人による手作業※で植えられている
- 医療用ウィッグの基準を満たしている
※(米印)部分についての説明は、ひとつ前の商品を参考にして頂ければと思います。
下記画像は、にゃんた私物のピンクエイジの手植えヘアピース(手植えトップカバー) シースルーバング ルーズCカール)の裏面生え際部分です。
手植えウィッグについても、フロントレース部分は同様の造りになっています。


下記Youtube動画では、ピンクエイジの手植えフルウィッグ) ソフィア Cカールパーマボブの裏面を観ることができます。
前項の総手植えフルウィッグの造りとは少し異なりますが、肌に触れる内側の造りが医療用ウィッグになっている様子をご覧いただけます。
ピンクエイジのラインナップの中でも手植えで作られている商品は、ほかにも以下のようなラインナップがあります。
※全部は載せきれないので、スタイル別で幾つかご紹介します。



セミ手植えウィッグのラインナップについて解説
ピンクエイジのセミ手植えウィッグとは、2024年に発売された新しいラインで、価格はちょうど中間帯にあたります。
上記画像の商品は、セミ手植えフルウィッグ) ミディアムマジックパーマ ジーナ 15,100円(税込)です。
ピンクエイジのセミ手植えウィッグの特長は、以下の通りになります。
- 前髪生え際には手植えを採用
- 前髪以外にファッションウィッグの造りを採用し、コストダウンに成功
- 飾らないスタイルが多い
前項までの2商品(総手植えウィッグ・手植えウィッグ)は、裏面の頭皮に触れる部分は全面に布が張られていました。
セミ手植えウィッグについては、裏面の一部を除いて穴があいた造り(=ファッションウィッグの構造)になっています。

上記は、にゃんたが使用しているピンクエイジのセミ手植えフルウィッグ) ウィンドパーマ セシリアの裏側です。
向かって右側が前髪で、前髪の生え際のみに手植えのフロントレースが使用されています。
このポイントが、セミ手植えと名付けられている理由です。

裏面の造りや素材の条件が、医療用ウィッグとそれ以外の商品との大きな違いになります。
ここが気にならない方は、医療用ウィッグでもファッションウィッグでも、どちらを選んでも問題はありません。
ピンクエイジのラインナップの中でもセミ手植えで作られている商品は、ほかにも以下のようなラインナップがあります。
※全部は載せきれないので、スタイル別で幾つかご紹介します。



にゃんたは、ピンクエイジのセミ手植えウィッグを使っており、記事にしています。
セミ手植えウィッグの着用感などが気になる方は、ぜひ参考として読んでみてください。

機械植えウィッグのラインナップについて解説
機械植えウィッグとは、製造工程の全てを機械で行っているウィッグのことで、マシンメイドウィッグとも呼ばれます。
上記画像の商品は、サロンカラーフルウィッグ)グレースパーマ クリスティーナ 7,400円(税込)です。
私は、ピンクエイジの機械植えウィッグは持っていませんが、他社さんの機械植えウィッグが手元にあるので、参考として下記に裏面の画像を載せておきます。

ピンクエイジの機械植えウィッグの特長は、以下の通りになります。
- ピンクエイジのなかでは安価ながら、デザイン性は高い
- 地毛では再現できないようなスタイルや色など、バラエティが豊か
ピンクエイジのラインナップの中でも、機械植え製法で作られている商品は、ほかにも以下のようなラインナップがあります。
※全部は載せきれないので、スタイル別で幾つかご紹介します。



総手植えウィッグ・手植えウィッグは医療用認証を受けています
前項までにも軽く触れていますが、ピンクエイジのラインナップのなかでも、総手植え製法と手植え製法のウィッグについては、日本の医療用ウィッグ基準である「M.Wig」を満たしています。
ピンクエイジ公式サイトでは、M.Wig取得に関する説明事項をご覧いただけます。
ピンクエイジは2019年6月、JIS規格 · 医療用ウィッグ審査を通過し「JIS S9623」 認証を獲得。
自己適合宣言 ピンクエイジ公式サイトより引用
日本毛髪工業協同組合からも「MWIG (メディカルウィッグ)」として認証されました。
医療用ウィッグとしても安心してご使用いただけます。

治療による脱毛中の方や脱毛症の方には、ピンクエイジのなかでもおすすめなのが、M.Wig基準適合の総手植え・手植えのウィッグです!
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私のブログでは他にも、ピンクエイジの商品にフォーカスした記事を幾つか書いています。
興味のある商品がありましたら、ぜひゆっくり覗いていってくださいね。




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