今回は、これから初めての入院を控えている女性に向けて、役立つ情報をたくさんお届けしていきたいと思います。
結論から書くと、
1週間を超える入院を控えている場合、病院から渡される入院パンフレットに載っているもの「しか」用意しないと、
快適な入院ライフを送りたい方は、ぜひ私のブログを見ていってくださいね。
別の記事でも、たくさんの入院通院お役立ち情報を載せています。
今回の記事は、かなりの長文になっています。
目次を見て、見たい項目があったらクリックしてジャンプして頂くと、効率的に見ることができると思います!

この記事を書いているにゃんたは、こんな人です。
入院に必要なものリスト(一覧表)はダウンロードもできます
始めに、今回の記事で登場するグッズが一覧になったリストを共有しておきます。
今回は、大部屋利用で1週間以上入院する想定で書いています。
それより短い入院の方や個室利用の方は、リストから必要なものだけをピックアップして、準備を進めて頂けたらと思います。
リストは、スプレッドシート版とPDF版の2種類のご用意があり、準備できたものには✔を入れられる造りになってます。
空欄も用意してあるので、リストにないものは追記できるようになっています。

参考になりそうであれば、このリストをベースに準備を進めて頂ければと思います。
スプレッドシート版|入院に必要なものリスト
こちらはパソコンなどを使って、エクセルやオープンドキュメントにダウンロードして利用頂けます。
原本は私が管理していますので、原本の加筆修正はできないようにしてあります。
入院準備リストのダウンロード方法など、分からないことがありましたらお問い合わせフォームからご連絡ください。
PDF版|入院に必要なものリスト
こちらは編集や書き込みはできませんが、プリントアウトして1枚の紙ベースで確認頂けるようになっています。
次の章からは、このリストに載っているものについて、ひとつずつ解説していきます。
貴重品|入院に必要なものリスト
貴重品の章では、以下のラインナップについてご案内していきます。
- 健康保険証⇒マイナンバーカードに移行予定
- 限度額適用認定証⇒マイナンバーカードに移行予定
- 診察券
- お薬手帳
- 服薬中の薬(病院による)
- 現金・キャッシュカード
- クレジットカード
健康保険証・限度額適用認定証⇒マイナンバーカードに移行予定

※私は2級FP資格の所持者で、健康保険関連の勉強もしています。
既にマイナンバーカードで受診をしている方は、本項(健康保険証・限度額適用認定証の説明)は、スルーして頂いて大丈夫です。
参考資料として、マイナンバーの管轄省庁である「デジタル庁」の、マイナンバーQ&Aページを掲載しておきます。
出典:よくある質問:マイナンバーカードの健康保険証利用について|デジタル庁
2025年現在は、健康保険証・限度額適用認定証からマイナンバーカードへの移行過渡期にあたります。
健康保険証・限度額適用認定証(⇒マイナンバーカード)は、入院時に必ず必要なものの一つです。
入院が決まったら、限度額認定証を入手しましょう。
限度額認定証(⇒マイナンバーカード)の役割は、入院費用の支払をするときに、収入に応じた自己負担限度額までに抑えることです。
限度額認定証(⇒マイナンバーカード)がない状態で入院をすると、窓口での支払額が多めになり、ご自身で後日、健保に対して差額分を請求する仕組みになっています。
限度額認定証の発行元は、以下の通りになります。
国民健康保険の方(自営業・フリーランスの方)
社会保険の方(=サラリーマンの方)

健康保険関連でなにか知りたいことがあったら、まずはこちら全国健康保険協会のHPを見てみましょう。
診察券
診察券も、通院入院時には必要なものです。
病院によっては、診察券を紛失すると再発行時にお金を請求されるところもあります。
貴重品として、日頃から保険証(マイナンバーカード)類とセットで厳重に管理しましょう。
お薬手帳
お薬手帳も、保険証類とセットで管理しましょう。
お薬手帳なしで薬局で調剤を受けると、手帳提示時よりも余分にお金を請求されるケースもあります。
いまのところ、マイナンバーカードがあってもお薬手帳は必要です。
とくに、持病があって常用薬がある方は、お薬手帳は必須です。
入院時にお薬手帳を忘れると、飲んでいる薬の名前を全部記入させられたり、薬剤師さんに一から説明する手間が発生することもあります。
保険証・診察券・お薬手帳など、通院入院時のカード類をまとめるためのグッズとして、お薬手帳ケースも販売されています。
紛失を防ぐため、こういったグッズを使ってまとめておくのも良いやり方だと思います。


服薬中の薬(病院による)
私のケースでは、入院中の薬の処方はすべて薬剤師さんが行うため、入院時は一切薬を持ち込まないように言われます。
これは入院先によって運用が違います。
常用薬がある方は、入院前に常用薬を持ち込む必要があるかどうかをきちんと確認しておきましょう。
現金・キャッシュカード
保険証からマイナンバーカードへの移行が進む中、なかなか変わらないのが院内での現金の運用方法です。
病院によると思いますが、私が入院中に「現金が必要だな」と感じた場面を3つ書きます。
ベッドサイドのテレビ・冷蔵庫を使うとき

私の入院先では、ベッドサイドの冷蔵庫・テレビを使用する場合、自販機で売られている専用カードを現金で購入し、カードを挿して使う仕組みになっています。
コインランドリーを使うとき

私の入院先にはコインランドリーがあり、ランドリーを使うためには自販機で売られている専用カードを現金で購入し、カードを挿して使う仕組みになっています。
誰かに買い物を頼むとき
見舞いに来てくれた身内に、飲み物などの買い物を頼むとき、現金が必要になると思います。
調子が悪くて動けないとき、病院によっては看護助手さんに現金を渡し、買い物を頼めるところもあります。

まだまだ病院内では、現金がないと困るシーンがありますよね。
クレジットカード
クレジットカードをお持ちの方は、特に入院費用の支払時に力を発揮します。
クレジットカードで入院費を支払うと、結構高額なポイントがつくので、馬鹿にはできません。
その後の通院でも、治療や処置を受けるたびにそれなりの金額を支払うことになります。
入院費・通院費をカード払いにすると、一気にポイントが貯まっていきます。

私の場合、入院通院時の支払に使うクレジットカードは、家の近くのコンビニ・ドラッグストアで使えるポイントが貯まるものにしてあります。
どうせ使うなら賢くいきましょう!
衣類|入院に必要なものリスト
衣類の章では、以下のラインナップについてご案内していきます。
- マスク
- 下着類
- 前開きパジャマ
- ショール
- 靴下
- かかとがあるサンダル
マスク
時季によってはインフルエンザなどの感染症が流行しますが、通常期であっても病院内には色んな疾患を抱えた患者さんが集まります。
いまのご自身の体調や免疫力に自信が無い方は、自主的なマスク着用をオススメします。

わたしはもともと、喉が乾燥に弱いので、就寝時は毎晩マスクをしています。

下着類
基本的に、病室内(大部屋ならカーテン内)はプライベート空間に当たるので、ノーブラでOKです。
誰かと面会したり売店に買い物に行く時、あると便利なのはワイヤーの入っていないブラカップキャミ・タンクトップ・ナイトブラ・前開きブラです。



前開きパジャマ
入院時は、お金を払って病院着をレンタルすることもできます。
病院着のタイプは前開きが基本で、上下別のセットアップタイプとワンピースタイプがあります。
パジャマを持参する方は、回診時に上半身を見せる必要がある場合は、前開きのパジャマが便利です。

私は家でもパジャマを着ないので、入院時は着古した前開きワンピースなど部屋着に近いものを持参してます。
だいたい下記のような形のシャツワンピースです。

ショール
入院中の中でも点滴をしているあいだは、袖がある服を着たり脱いだりできません。
そういう時のために、上から羽織れるようにショールが1枚あると便利です。
点滴から開放されたら、普通に長袖カーディガンが着られるようになります。

靴下
個人的には、病室内ではほとんど靴下を履かないです。
理由は、病室内の設定温度が高めな事が多いからです。
ただし、入院中は検査などで外来病棟に移動することもよくあります。
移動する際は体温調整のために、靴下とはおりものを持っていくか履いていった方が良いと思います。

とくに、MRI検査室があるエリアは室温管理が徹底されているので、かなり寒いことが多いです。
かかとがあるサンダル
どの病院でも言われると思いますが、かかとのない「つっかけタイプ」のスリッパやサンダルは禁止されています。
つっかけタイプのサンダルが禁止されている理由は、脱げやすくて転倒しやすいからです。
病気の種類や症状にもよりますが、入院中はリハビリで歩くこともあります。
入院中の履き物として、私が一番ピッタリだと思っているのが、こちらのタイプのスポーツサンダル(私物)です。


私はこれを買ってから、真冬以外はほとんどこれを履いて出掛けていると言っても過言ではありません。
何にでも合って履き心地がラクなので、他のサンダルを履かなくなってしまいました(笑)。
私が愛用している商品は、こちら テバ ハリケーン XLT2 という商品になります。

下記のページでは、私が院内でテバのサンダルを履いてリハビリする様子を熱く語っています。

電化製品|入院に必要なものリスト
電化製品の章では、以下のラインナップについてご案内していきます。
- スマホ/スマホショルダー
- ノートPC・タブレット
- イヤホン
- レンタルポケットWiFi
- 電源タップ(延長コード)
- 毛抜き・電動シェーバー(産毛剃り)
- 携帯扇風機(ハンディファン)
- 電気あんか・電気湯たんぽ
- 各機器のUSB(充電)ケーブル
スマホ/スマホショルダー
現在のスマホは、アプリを入れることで決済手段にもなります(電子マネー・バーコード決済など)。
現在では、スマホ本体がかなり高額なものもあります。
ベッドを離れる時は、持参するか、部屋にある貴重品ボックスに入れて鍵を掛けましょう。

私は入院中にかかわらず、出かける時はかならずスマホショルダーを使っています。
下記画像が、私のスマホショルダーです。

スマホショルダーを使う前は、無意識のうちにスマホを机に置いたり、カバンの中に入れたりしていました。
そのため、スマホが見当たらないたびに、色んなところを大捜索するということを繰り返していました。

スマホショルダーを使うようになってからは、外出先でスマホを探すという無駄な動きをすることがなくなりました‼


スマホショルダーに関しては、以下の記事内でも商品の紹介をしています。
よろしければこちらもご覧ください。
スタンドアーム(必要な方のみ)
スタンドアームはとくに、寝ながらスマホやタブレットを見たい方におすすめのグッズです。


足の骨折などで動けない方にはオススメです。
個人的には、歩ける方にはリハビリを優先していただきたいです(笑)。
入院中は意識しないと、本当に運動不足になりますよ~!
ノートPC・タブレット
こちらは、希望者のみになります。
病院によっては、電化製品の持ち込み全般を禁止しているところもあります。
不安な場合は、入院案内パンフレットを確認するか、入院担当の医療事務の方に聞いてみて下さいね。
なかには、入院中の病室でお仕事をされる方もいらっしゃいます。
お仕事以外でも、日常的にパソコンをよく使う方からすると、手元にスマホしかない状態は結構不便に感じます(私がそうです)。
パソコンやタブレットは、本体の価格から考えると立派な貴重品に当たります。
パソコンやタブレットを院内に持ち込む場合は、使わない時はセキュリティワイヤーでベッドと繋いだり、スーツケースの中に入れて鍵を掛けるなど、盗難対策をしましょう。
セキュリティワイヤーとは、下記のような商品のことです。
私は以前の勤務先で、社内であっても必ずセキュリティワイヤーをつけて仕事をするよう言われていました。

イヤホン
今回は、大部屋を使用する前提でこの記事を書いています。
大部屋の場合は、テレビや音楽プレーヤーなど再生時に音が鳴るものを使うときは、必ずイヤホンを使用するルールがあります。
イヤホンは病院の売店でも売られていますが、正直あまり良い商品ではありません。
今後も長く使うことを考える方は、自分の用途に合った物を用意して持って行くほうが良いです。
最近はコードレスで安くていい商品もたくさん出ていますので、これを機会に購入を検討するのも良いと思います。
ワイヤレスイヤホンはコレ

ただし、2025年時点では病室のテレビはワイヤレスに対応していないものが大半です。
テレビを使う予定の方は、有線のイヤホンが必要です!

レンタルポケットWiFi
入院期間によりますが、通常のスマホユーザーであれば、入院中にWiFiが使えないと結構不便なのではないかと思います。

入院先にWiFiが整備されていない方や、セキュリティ面からフリーWiFiの使用に抵抗がある方は、入院前にポケットWiFiをレンタルすることをお勧めします。
ポケットWiFiのレンタルショップについては、下記記事で使用量に応じた選び方について、詳しくご案内をしています。
下記記事では、WiFiが使えることを前提として、スマホやパソコンを使って入院中にできる暇つぶし方法についてご案内しています。
電源タップ(延長コード)
私の入院先では、ベッドの頭の周りにだけコンセントがあります。
電化製品の充電をする時、2m程度の電源タップがあると、ベッドで横になったときに手元に差し込み口を持ってくる事ができます。
電源タップは、1本に幾つかの差し込み口がついているものが便利です。
マグネットタイプだと、病院のベッド柵にくっつけることができ、ベッドから落下するのを防ぐことができます。

毛抜き・電動シェーバー(産毛剃り)
1週間以上入院生活が続くと、女性といえども段々顔まわりの産毛が気になってきます(ヒゲとか…)。
産毛剃りを忘れると、意外に不快な思いをすることになります。
小型のものであれば乾電池で駆動するので、換えの電池を用意して持っておくと便利です。

携帯扇風機(ハンディファン)
大部屋の場合、部屋の温度設定は基本的に固定になります。
一人だけ寒かったり暑かったりしても、基本的には設定温度を変えられないと思ったほうが良いです。
夏でも冬でも、病室内が暑く感じる場合は携帯扇風機(ハンディファン)があるとかなり便利です‼

私は入院中はもちろんのこと、通院時にもかならずカバンにハンディファンを忍ばせています。

電気あんか・電気湯たんぽ
扇風機とは逆で、冬の寒さや夏の冷房で足元が冷える時に、冷え性の方が持っておくと安心なのが電気あんかです。
私の直近の入院は10月~3月だったので、ベッドにいる間は電気あんかのお世話になりっぱなしでした。
本当にあってよかったと思っています。


電気湯たんぽタイプは、一度蓄熱したらコンセントを外して使えるので経済的です。
この記事を書いている今も使っています(笑)。
各機器のUSB(充電)ケーブル
スマホなど電化製品を持ち込む場合は、必ず充電するためのケーブルを持ち込みましょう。
機器によってUSBケーブルの種類に違いがあるので、全タイプ一体型ケーブルがあると便利ですよね!

水回り雑貨|入院に必要なものリスト
水回り雑貨の章では、以下のラインナップについてご案内していきます。
- フェイスタオル・バスタオル
- 歯みがきセット
- お風呂セット
- 基礎化粧品
- 洗濯ネット
- 洗濯洗剤
- 洗濯バサミ・クリップ
フェイスタオル・バスタオル
入院中に使うタオル類は、お金を払ってレンタルすることもできます。
有料レンタルの場合は、業者さんが部屋まで新しいタオルを持ってきてくれて、使用済みタオルを回収してくれます。
私は節約家なので、入院する時は毎回自前を持参し、院内のコインランドリーで洗って乾かします。
持参する場合は、ご自身が洗濯するタイミングに合わせて必要な枚数を用意しましょう。

私の場合はだいたい、手や顔を拭くためのフェイスタオルを8枚、シャワー用のバスタオル3枚を持っていきます。
使い捨てフェイスタオルも人気です
フェイスタオルの代わりに、使い捨てフェイスタオルを持っていく方も多いです。
はじめから入院中は洗濯をしない予定の方は、気軽に使える使い捨て系のリネン類があると便利です。

歯みがきセット
入院予定日数が長い場合、旅行用の小さな歯みがきセットだと歯みがき粉の量が足りなくなります。
入院予定日数が長い場合は、歯みがき粉は普段家で使うサイズを用意しましょう。
歯みがきにコップを使う場合は、プラスチック製など割れにくい素材を選ぶようにしましょう。
お風呂セット
入院中に毎日入浴する予定であれば、シャンプー類は自分に合うものを少し多めに持っていくようにしましょう。
大部屋で入院する場合(個室でもお風呂がついていない場合)は、タオル・着替え・お風呂セット・基礎化粧品などを持って、別室のシャワールームに移動することになります。
お風呂セットをまとめて運べるプラスチックかごや、耐水性のバッグがあると便利です。
こういったスパバッグみたいなものでも良いと思います。

基礎化粧品
入院予定日数が長い場合は、基礎化粧品は旅行用セットの量では途中で足りなくなります。
院内コンビニでも最低限のものは販売されていますが、肌質によって合わないものもあるかと思います。
自分の肌に合うものを、少し多めに持っていくようにしましょう。
洗濯ネット
病院内で洗濯をする場合は、洗濯ネットの使用をお勧めします。
理由は洗濯機に入れた時に、こまごましたものが散らかりにくくなるからです。
コインランドリーは、共用で色んな方が利用します。
自分の洗濯物を取り出す時に下着類を忘れてくると、他の人に見られたり一緒に洗濯される可能性もあります。

洗濯洗剤
院内の洗濯機の種類によって、自動で洗剤が投入されるタイプと、そうではないタイプがあります。
私の入院先は、自分で洗剤を入れるタイプです。
入院中に自分で洗濯する予定の方は、ランドリーの使い方を確認しておき、洗剤が必要な場合は用意しておきましょう。
洗濯バサミ・クリップ
こちらは本来の用途でも使えますし、入院中に薬を渡された時に袋の口を閉じる、食べかけのお菓子の袋を閉じるなど、さまざまな用途で使う事ができます。
衛生用品|入院に必要なものリスト
衛生用品の章では、以下のラインナップについてご案内していきます。
- 生理用品
- ティッシュペーパー
- ウェットティッシュ
- 卓上鏡
- 爪切り・爪やすり
- 耳栓
- ヘアブラシ コーム
- ヘアゴム ヘアクリップ
- リップクリーム・ボディミルク
生理用品
閉経前の女性であれば、忘れてはいけないのが生理用品(ナプキン・タンポン)です。
入院などで環境が大きく変わると、ストレスで生理周期が変わることがあります。
院内の売店で買うと、スーパーやドラッグストアで買うよりも高くつきます。

普段から使い慣れているものがあるかと思いますので、入院前に用意しておいたほうが安心です。
ティッシュペーパー
家のリビングと同じように、病室内でもティッシュを使いたくなる場面は多々あります。
入院予定日数に合わせて、多めに持参しましょう。
私も入院が長引きそうな時は、最低でも3~5箱くらいは持ち込みます。
箱型のものだとかさばるので、詰替用の中身の商品やビニールパック素材のものを選ぶと、荷物が減らせると思います。

ウェットティッシュ
病室内のテーブルに飲み物をこぼしたり、ベッド周りや手を汚したときなどに、ウェットティッシュがあると便利です。
病室の掃除は毎朝入ってもらえるはずなので、自分の身の回りで使う分があれば充分です。
卓上鏡
病室には洗面台と鏡がありますが、大部屋の場合は基本的に共用になります。
したがって、ひとりで長時間使うことは避けたほうが良いです。
たとえば、眉毛や顔の産毛の手入れをしたいときなど、卓上の鏡があったほうが便利です。
病院で使う場合は、割れにくい素材の卓上鏡を選ぶと良いと思います。

爪切り・爪やすり
入院日数が長くなると、必ず爪の伸びが気になってきます。
必ず爪切りを用意しておきましょう。
基本的に、入院中はネイルが禁止です。普段ジェルネイルをされている方は、入院前にオフしましょう。
ネイルが禁止される理由はおもに、ネイルが塗られた指では、酸素飽和度が測れないからです。
特に、手術を受ける方は必ず酸素飽和度を測ります。
MRI検査を受ける場合は、金属成分を含むネイルをしていると、ネイルに反応して火傷をする場合があります。

そういった懸念を排除するために、入院時にはネイルをしないように言われているのです。
耳栓・アイマスク
普段は問題なく眠れる方でも、環境が変わって眠れなくなったり、同じ部屋の方のいびきが気になることもあります。
また、同室の患者さんの体調が悪くなって、夜中に看護師さんやドクターが出入りして物音がしたり、電気が点くこともあります。
普段はぐっすり眠れる方でも、一応耳栓は持っておくと安心かなと思います。
心配な方は、アイマスクも用意しておきましょう。


ヘアブラシ コーム
入院中はベッドで横になる時間が多いので、面会で家族や友達が来た時にさっと直せるものがあるといいですね。

ヘアゴム ヘアクリップターバン
朝に洗顔する時や日中暑い時、前髪を留めたり後ろで束ねるための物になります。

リップクリーム・ボディミルク
病棟内は基本的に、一年中エアコンが稼働しています。自宅にいる時より、かなり乾燥すると考えて下さい。
季節を問わず、リップクリーム・ボディミルクはあったほうがいいと思います。
生活雑貨|入院に必要なものリスト
生活雑貨の章では、以下のラインナップについてご案内していきます。
- 筆記用具
- メモ帳・ふせん
- A4クリアホルダー
- スーツケース
- エコバッグ・ポーチ類
- ランドリーバッグ
- コンビニ袋
- ハンガー
- 【追加しました】小物をまとめるケース
- S字フック類
- お箸・スプーン
- コップ・タンブラー
- お茶やお水
筆記用具
いったん入院すると、想像以上にたくさんの書類を渡されることになります。
そのなかには、患者さん自身が記載するものもけっこう沢山あります。
必ず一本は、黒ボールペンを用意しましょう。
メモ帳・ふせん
入院中のメモ帳の役割は、ベッドから離れて院内コンビニなどに出かけている間、来室した看護師さんなどに向けたメッセージを残す用途です。
なので、メモ帳でもふせんでもなんでも大丈夫です。
A4クリアホルダー
筆記用具の説明でも触れましたが、入院中は署名した書類の控えや検査結果など、とにかく沢山の書類を渡されます。
渡される書類の大半がA4サイズのものなので、A4のクリアホルダーを用意しましょう。
書類の内容に応じてジャンル分けが出来ると便利なので、何枚かあったほうがいいと思います。
スーツケース
1週間以上の入院を控えている場合は、スーツケースで荷物を持ち込むのが楽だと思います。
私の場合は、10年位前に海外旅行で使ったものを残してあったので、それを使いました。
下記が私物なのですが、おそらく100Lくらいのサイズではないかと思われます(かなり大きめです)。

入院に最適なスーツケースについての記事
入院に最適なスーツケースの大きさについては、こちらの記事で詳しく触れています。


最近良く売れているのは、こういうフロントオープンタイプのキャリーケースです。


今までのスーツケースは、横に倒さないと中のものが取れなかったですよね。
スーツケースを立てたまま出し入れできるのは、病室で使うのにも便利だと思います!
エコバッグ・ポーチ類
こちらで言うエコバッグやポーチ類は、持参する服やモノを仕分けするために使います。
家に眠っているポーチや袋があれば、そちらを使ってください。
私も実際は、下記のようなポーチ類を寄せ集めて荷物を仕分けして持っていきました。


ランドリーバッグ
ここで言うランドリーバッグの用途は、大きく分けると以下の2点です。


家族に頼める方は、途中で使わなくなったものを持って帰ってもらったり、家にあるものを持ってきてもらうときに、こういった袋で受け渡しできると便利です。
下記のような撥水性のある大きめのバッグがあると便利です。
コンビニ袋
こちらは病院によりますが、私の入院先は病室にゴミ箱がありません。
患者が自分でゴミ箱を持ち込むか、コンビニ袋にゴミを溜めておくと、毎朝掃除に来てくれる業者さんが回収してくれる仕組みになっています。
ゴミ箱が置いてある病院でも、なにかモノを仕分けしたくなった時のために、数枚ゴミ袋があると便利かと思います。
ハンガー
ハンガーは、入院する時に着てきたコート・カーディガン類を掛けておく役割と、入院中に使用するタオル類を掛ける役割に分かれます。
病室内には小さいクローゼットがあるかと思いますので、ハンガーが数本あるとそこに吊るしておくことができます。
【追加】小物をまとめるケース
耳栓・マスク・ティッシュ・イヤホンなど、よく使うものをまとめて入れるためのケースがあると便利です。
小物入れは、ベッドサイドに引っ掛けられるタイプのものもあります。

小物入れをベッド周りに置く場合、ひとつ注意して頂きたいのが、処置などでベッド柵を外されるケースがある点です。

ベッド周りにケース類を置く場合は、すぐに外したり動かせる状態にしておくことをおすすめします(処置の邪魔になることも)。
S字フック類
これはベッド周りに幾つかあると、とても便利なグッズです。
ゴミ袋をひっ掛けたり、売店に行くときのポーチやエコバッグを掛けるなど、用途は無限にあります。
お箸・スプーン
私の入院先では、食事と一緒にお箸やスプーンが一緒に配膳されます。
病院によっては、自分で用意するところもあります。
病院から渡される「入院のしおり」を確認し、必要であれば用意しましょう。
使用後の汚れが気になる方は、食器用洗剤とスポンジも一緒に準備しましょう。
コップ・タンブラー
これも病院によりますが、私の入院先は3食の配膳時のみ給茶があります。
その時のために、患者は各自コップやタンブラーを準備する決まりです。
それ以外の時間帯は飲み物の提供はなく、給茶機も置かれていません。
ただしデイルームに行くと、60℃程度のお湯を入れることはできます。
以上から、私の入院先では飲み物が必要な場合は、
- 各所にある自販機や院内コンビニで、その都度買う
- ペットボトルをケース買いして、持ち込んでおく
- ティーバッグなどを用意して、デイルームでお湯を入れる
の3択になります。
ティーサーバーが置かれている病院の場合は、保冷・保温性のあるタンブラーか水筒を持参したほうが、だんぜん便利かと思います‼

お茶やお水
上記で触れた通り、私の入院先には給茶機の設置がありません。
入院先がこのようなタイプの場合は、あらかじめ日常用の飲み物の準備が必要になります。
私の場合は、事前に麦茶とミネラルウォーターのペットボトルを大量に箱買いして、病室に持ち込んでいました。
給茶機がない私の病院でも、さすがに給湯設備だけはあります。
あったかいお茶・紅茶などを飲みたい方は、お好きなティーバッグを用意しておけば、お湯を注いで飲むことができます。

入院関連記事をたくさんご用意しています
私のブログでは、半分くらいの割合で入院関連の記事を扱っています。
入院中や退院時の様子についても触れています。
入院中の暇つぶし方法について単独で書いた記事があり、けっこう好評を頂いています。


入院時の荷物を運ぶカバンとして、スーツケースを使う方が多いです。



ネットで調べてもなかなか出てこない、入院にかかる費用について解説した記事もあります。
ご質問がある場合はこちらからどうぞ
当ブログでは、記事で取り上げている商品や内容について、読者のみなさんの「これって実際どうなの?」という疑問質問に対し、できるだけ答えられるものを書きたいと考えています。
今回の記事に関連する内容で、もしも「これについても知りたい」「これについても書いてほしい」というものがありましたら、お問い合わせフォームからご一報ください。
100%対応できるかはわかりませんが、自身の経験を活かしてできるだけ多くの方の疑問に答えられるブログにしたい というのが、私の想いです!
今回の記事が参考になったようでしたら、是非ブックマークをお願い致します。
最後まで読んでいただきまして、まことにありがとうございました。

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