今回は、これから初めての入院を控えている女性に向けて、役立つ情報をたくさんお届けしていきたいと思います。
結論から書くと、1週間を超える入院を控えている場合、
病院から渡される「入院パンフレット」に載っているもの しか用意しないと、
快適な入院ライフを送りたい方は、ぜひ私のブログを見ていってくださいね‼️
別の記事でも、たくさんの入院通院お役立ち情報を載せています。
今回の記事は、かなりの長文になっています。
目次を見て、見たい項目があったらクリックしてジャンプして頂くと、効率的に見ることができると思います!
この記事を書いているにゃんたは、こんな人です。
入院に必要なものリスト(一覧表)はダウンロードできます
今回は、大部屋で1週間以上入院する想定で書いていきたいと思います。
それより短い入院の方は、リストから必要なものだけをピックアップして、準備を進めて頂けたらと思います。
はじめに、入院に必要なものリスト(一覧表)を共有したいと思います。
今までの入院経験に基づいて、必要なものを取捨選択しています。
スプレッドシート版とPDF版で、2種類のご用意があります。
チェックボックスも用意してありますので、準備できたものに✔を入れられます。
空欄も作ってあるので、リストにないものは追記して使えるようになっています。
参考になりそうであれば、是非ご自由にお使い下さい!‼️
入院に必要なものリスト|スプレッドシート版
パソコンなどを使って、エクセルやオープンドキュメントにダウンロードして頂けます。
原本は私が管理していますので、原本の加筆修正はできないようにしてあります。
入院準備リストのダウンロード方法など、分からないことがありましたらお問い合わせフォームからご連絡ください。
入院に必要なものリスト|PDF版
こちらは編集や書き込みはできませんが、一枚の確認用の用紙として使っていただくことができます。
入院に必要なものリスト|貴重品
貴重品の章では、以下のラインナップについてご案内していきます。
- 保険証⇒マイナンバーカードに移行予定
- 診察券
- お薬手帳
- 服薬中の薬(病院による)
- 限度額認定証(⇒将来的にマイナンバーカード運用で不要になる予定)
- 現金・キャッシュカード
- クレジットカード
保険証⇒マイナンバーカードに移行予定
ここからはしばらく、受診時に必要な公的保険関連の説明が続きます。
私は2級FP資格の所持者で、健康保険関連の勉強もしています。
2024年10月現在は、保険証からマイナンバーカードへの移行過渡期にあたります。
既にマイナンバーカードで受診をしている方は、こちらの項はスルーして頂いて大丈夫です。
参考資料として、マイナンバーの管轄省庁であるデジタル庁のマイナンバーQ&Aページを掲載しておきます。
出典:よくある質問:マイナンバーカードの健康保険証利用について|デジタル庁
保険証(⇒マイナンバーカード)は、入院時に必ず必要なものの一つです。
私の通院先では、2024年当初にはマイナンバーが利用可能になっており、私もマイナンバーカードを持っています。
2024年10月現在は、保険証の発行を中止してマイナンバーカードでの受診に切り替える動きに変わっています。
健康保険関連でなにか知りたいことがあったら、まずはこちら全国健康保険協会のHPを見てみましょう。
診察券
診察券も、通院入院時には必要なものです。
病院によっては、診察券を紛失すると再発行時にお金を請求されるところもあります。
貴重品として、日頃から保険証類とセットで厳重に管理しましょう。
私はズボラなので、入院通院時は画像のように、ひとまとめにして持ち歩いています。
お薬手帳
お薬手帳も、保険証類とセットで管理しましょう。
お薬手帳なしで薬局で調剤を受けると、手帳提示時よりも余分にお金を請求されるケースもあります。
とくに、持病があって常用薬がある方は、お薬手帳は必須です。
入院時にお薬手帳を忘れると、飲んでいる薬の名前を全部記入させられたり、薬剤師さんに一から説明する手間が発生することもあります。
持病持ちの方がお薬手帳を忘れると、面倒なことになりやすいということです(私がそのケースです)。
保険証・診察券・お薬手帳など、通院入院時のカード類をまとめるためのグッズとして、お薬手帳ケースも販売されています。
紛失を防ぐため、こういったグッズを使ってまとめておくのも良いやり方だと思います。
服薬中の薬(病院による)
私の入院先では、入院中の薬の処方はすべて薬剤師さんが行うため、入院時は薬を一切持ち込まないように言われます。
これは入院先によってやり方が違うので、常用薬がある方は入院前に「常用薬を持ち込む必要があるかないか」をきちんと確認しましょう。
限度額認定証(⇒将来的にマイナンバーカード運用で不要になる予定)
※こちらもマイナンバーカードの運用により、過渡期に当たります。
将来的にはマイナンバーカードでの受診で、限度額適用認定証の提示が不要になる予定のようです。
入院が決まったら、限度額認定証を入手しましょう。
限度額認定証があると、入院先の窓口で支払をするとき、収入に応じた自己負担限度額までに抑えることが出来ます。
限度額認定証の発行元は、以下の通りになります。
国民健康保険の方
社会保険の方(=サラリーマンの方)
保険証の説明で触れた通りで、マイナンバーで受診が出来る方は、限度額認定証も不要になります。
現金・キャッシュカード
保険証からマイナンバーカードへの移行が進む中、なかなか変わらないのが、院内での現金の運用方法です。
病院によると思いますが、私が入院中に現金が必要だと感じた場面を3つ書きます。
ベッドサイドのテレビ・冷蔵庫を使うとき
私の入院先では、ベッドサイドの冷蔵庫・テレビを使用する場合、自販機で売られている専用カードを現金で購入し、カードを挿して使う仕組みになっています。
コインランドリーを使うとき
私の入院先にはコインランドリーがあり、ランドリーを使うためには自販機で売られている専用カードを現金で購入し、カードを挿して使う仕組みになっています。
誰かに買い物を頼むとき
見舞いに来てくれた身内に飲み物などの買い物を頼むとき、現金が必要になると思います。
調子が悪くて動けないとき、病院によっては看護助手さんに現金を渡し、買い物を頼めるところもあります。
また、現金が足りなくなった時のためにキャッシュカードを一枚用意しましょう。
まだまだ病院内では、現金がないと困るシーンがあります。
クレジットカード
クレジットカードをお持ちの方は、特に入院費用の支払時に力を発揮します。
クレジットカードで入院費を支払うと、結構高額なポイントがつくので、馬鹿にはできません。
その後の通院でも、何か治療や処置を受けるたびにそれなりの金額を支払うことになります。
入院費・通院費をカード払いにすると、一気にポイントが貯まっていきます。
私の場合、入院通院時の支払に使うクレジットカードは、家の近くのコンビニ・ドラッグストアで使えるポイントが貯まる仕組みになっています。
どうせ使うなら賢くいきましょう!
入院に必要なものリスト|衣類
衣類の章では、以下のラインナップについてご案内していきます。
- マスク
- 下着類
- 前開きパジャマ
- ショール
- 靴下
- かかとがあるサンダル
マスク
2019年にコロナウイルスが流行し、一時は入院中のマスク着用が義務化されました。
流行が終息した通常期であっても、病院内には色んな疾患を抱えた患者さんが集まります。
いまのご自身の体調や免疫力に自信が無い方は、自主的なマスク着用をオススメします。
わたしはあまり喉が強くないので、基本的には就寝時は毎晩マスクをしています。
下着類
基本的に、病室内(大部屋ならカーテン内)はプライベート空間に当たるので、ノーブラでOKです。
誰かと面会したり売店に買い物に行く時、あると便利なのはワイヤーの入っていないブラカップキャミ・タンクトップ・スポーツブラです。
前開きパジャマ
入院時は、お金を払って病院着をレンタルすることもできます。
病院着のタイプは前開きが基本で、上下別のセットアップタイプとワンピースタイプに分かれます。
パジャマを持参する場合は、どこの手術や病気で入院するかにもよりますが、先生の回診時に上半身を見せる必要がある場合は前開きのパジャマが便利です。
別にパジャマじゃなくても全然OKです。
私は家でもパジャマを着ないので、着古した前開きワンピースなどの部屋着に近いものを持参してます。
私がパジャマにしているものは、だいたいこんな形のシャツワンピースです。
\ポリエステル入ならシワにならない/
ショール
入院時のあいだでも、点滴をしているときは袖がある服を着たり脱いだりできません。
そういう時のために、上から羽織れるようにショールが1枚あると便利です。
点滴から開放されたら、普通に長袖カーディガンが着られるようになります。
靴下
個人的には、病室内ではほとんど靴下を履かないです。
理由は、病室内の設定温度が高めな事が多いからです。
しかし、検査などで外来病棟に移動する時は、体温調整のために靴下とはおりものを持っていくか履いていった方が良いと思います。
MRI検査室があるエリアは、基本的に室温管理が徹底されているので、かなり寒いことが多いです。
かかとがあるサンダル
たぶんどの病院でも言われると思いますが、かかとのないつっかけタイプのスリッパやサンダルは禁止されています。
理由は、脱げやすくて転倒しやすいからです。
病気や症状にもよりますが、入院中はリハビリで歩くこともあります。
入院中の履き物として私が一番便利だと思うのが、こちらのタイプのスポーツサンダル(私物)です。
私はこれを買ってから、真冬以外はほとんどこれを履いて出掛けていると言っても過言ではありません。
水陸両用で使えるよう作られているので、川や海にも履いていけます。
私が愛用している商品は、こちら テバ ハリケーン XLT2 という商品になります。
下記のページでは、私が院内でテバのサンダルを履いてリハビリする様子を熱く語っています。
入院に必要なものリスト|電化製品
電化製品の章では、以下のラインナップについてご案内していきます。
- スマホ/スマホショルダー
- ノートPC・タブレット
- イヤホン
- レンタルWiFi/ポケットWiFi
- 電源タップ(延長コード)
- 毛抜き・電動シェーバー(産毛剃り)
- 携帯扇風機(ハンディファン)
- 電気あんか・電気湯たんぽ
- 各機器のUSB(充電)ケーブル
スマホ/スマホショルダー
いまどきは、スマホ内にアプリを入れることで、スマホ=決済手段にもなります。
また、スマホ本体がかなり高額なものもあります。
ベッドを離れる時は、持参するか部屋にある貴重品ボックスに入れて鍵を掛けましょう。
私は入院中にかかわらず、出かける時はスマホショルダーを使って持ち歩くようにしています。
スマホショルダーを使う前は、出掛けた先で無意識のうちにスマホを机に置いたり、カバンの中に入れたりしていました。
ちょっとスマホが見当たらないたびに、色んなところを大捜索するということを繰り返していました。
スマホショルダーを使うようになってからは、出先でスマホを探すという無駄な動きをすることがなくなりました‼
スマホショルダーは、私はこういうのを使用しています。
スマホショルダーに関しては、以下の記事内でも商品の紹介をしています。
よろしければこちらもご覧ください。
≫【通院の待ち時間】暇つぶし方法は?おすすめ通院バッグと中身もご紹介
ノートPC・タブレット
こちらは希望者のみになります。
病院によっては、電化製品の持ち込み全般を禁止しているところもあります。
不安な場合は、入院案内パンフレットを確認するか、入院担当の医療事務の方に聞いてみて下さいね。
普段パソコンをメインに使う方からすると、手元にスマホしかない状態は結構不便に感じます(私がそうです)。
パソコンのタイピングに慣れてしまうと、スマホ画面で文字入力するのがちょっと面倒になってきます💦
パソコンやタブレットは、スマホ同様に本体の価格から考えると立派な貴重品に当たります。
パソコンやタブレットを持ち込む場合は、使わない時はセキュリティワイヤーでベッドと繋いだり、スーツケースの中に入れて鍵を掛けるなどしましょう。
セキュリティワイヤーとは、下記のような商品のことです。
私は以前の勤務先で、社内でも必ずこれをつけて仕事をするよう言われていました。
イヤホン
今回は、大部屋を使用する前提でこの記事を書いています。
大部屋の場合は、テレビや音楽プレーヤーなど、再生時に音が鳴るものを使うときは、必ずイヤホンを使用するルールがあります。
イヤホンは病院の売店でも売られていますが、正直あまり良い商品ではありません。
長く使うことを考える方は、自分の用途に合った物を用意して持って行くほうが良いです。
ベッドで寝ながら使用する場合、イヤホンにコードがあると意外に邪魔に感じます。
最近はコードレスで安くていい商品もたくさん出ていますので、これを機会に購入を検討するのも良いと思います。
レンタルWiFi/ポケットWiFi
スマホ本体の通信容量と入院期間によりますが、通常のスマホユーザーであれば、入院中にWiFiが使えないと結構不便なのではないかと思います。
入院先にWiFiが整備されていない場合や、セキュリティ面からフリーWiFiの使用に抵抗がある方は、入院前にポケットWiFiをレンタルすることをお勧めします。
ポケットWiFiのレンタルショップについては、こちらの記事で使用量に応じた選び方について、詳しくご案内をしています。
≫入院中におすすめのポケットWi-Fiレンタルを日数・通信容量別で比較
こちらの記事では、WiFiが使えることを前提として、スマホやパソコンを使って入院中にできる暇つぶし方法についてご案内しています。
電源タップ(延長コード)
私の入院先では、ベッドの頭の周りにだけコンセントがあります。
スマホや他に持ち込んだ電化製品の充電をする時、2m程度の電源タップがあると、ベッドで横になったときに手元に差し込み口を持ってくる事ができます。
電源タップは、1本に幾つかの差し込み口がついているものが便利です。
マグネットタイプだと、病院のベッド柵にくっつけることができ、ベッドから落下するのを防ぐことができます。
毛抜き・電動シェーバー(産毛剃り)
1週間以上入院生活が続くと、女性といえども段々顔まわりの産毛が気になってきます(ヒゲとか…)。
産毛剃りを忘れると、意外に不快な思いをすることになります。
小型のものであれば乾電池で駆動するので、換えの電池を用意して持っておくと便利です。
携帯扇風機(ハンディファン)
今回は、大部屋を使用する前提でこちらの記事を書いています。
大部屋の場合、部屋の温度設定は基本的には固定になります。
一人だけ寒かったり暑かったりしても、基本的には設定温度を変えられないと思ったほうが良いです。
夏でも冬でも、病棟内が暑く感じる場合は携帯扇風機(ハンディファン)があるとかなり便利です‼
私は入院中はもちろんのこと、通院時にもかならずカバンにハンディファンを忍ばせています。
うちは、旦那も1ヶ月の入院経験があります。
旦那も、病室にサーキュレーターを持ち込んだ人です。
旦那の場合は、相部屋の空気の淀みが気になるので持ち込んだそうです。
電気あんか・電気湯たんぽ
扇風機とは逆で、冬の寒さや夏の冷房で足元が冷える時に冷え性の方が持っておくと安心なのが電気あんかです。
私の前回の入院は10月~3月だったので、ベッドにいる間は電気あんかのお世話になりっぱなしでした。
本当にあってよかったと思っています。
電気湯たんぽタイプは、一度蓄熱したらコンセントを外して使えるので経済的です。
この記事を書いている今も使っています(笑)。
各機器のUSB(充電)ケーブル
スマホや他の電化製品を持ち込む場合は、必ず充電するためのケーブルを持ち込みましょう。
機器によってUSBケーブルの種類に違いがあるので、全タイプ一体型ケーブルがあると便利ですよね!