今回は、以下のような方に参考にして頂ける内容となっています。
こういった方に向けて、
このような情報をお届けしていきたいと思います。

このブログの運営者にゃんたは、こんな人です。
【実例】私の頭頂部の変化と使用ヘアピース
私は、2023年に頭頂部の薄毛に気づき、ヘアピースとウィッグを併用するようになりました。
こちらの章では実例として、薄毛の状態に合わせて私が選んできたヘアピースの商品例をご紹介していきます。
薄毛範囲が一番広かったとき|縦18×横18cmの人工毛手植えヘアピース
実際には、もうひとつ小さめのヘアピースを購入していました。
それではカバーしきれなかったため、途中でこちらに変えたという経緯があります。
薄毛に気づいた2023年当時の、にゃんたの頭頂部はこんな感じでした。

こちらは後ろから見たとき。
後ろから見ても、頭頂部が透けて見えるのが分かります。

こちらは真上から見たとき。
生え際から後頭部にかけ、超広範囲に薄毛が広がっている様子が分かります。
パッと見て、横幅よりも縦の薄毛範囲が深刻であることが分かります。
上記の状態で大まかに実測すると、額の生え際から後頭部にかけての薄毛範囲が、約16cmに及びました。

ここまで行くと、市販されているヘアピースのなかでも、最もカバー範囲が広い商品を選ぶ必要がありました。
カバーしたい範囲を実測するときは、裁縫用の巻き尺などでざっくり測ればOKです。

上記の状態で私が選んだのが、18cm四方の人工毛手植えヘアピースでした。

商品は、ピンクエイジの手植えトップカバー) シースルーバング ルーズCカール 16,500円(税込)です。
商品単独で見ると、こんな感じです。

こちらの商品は、ベース部分が18cm四方あります。
広範囲をしっかり留められるよう、クリップが7個ついています。

これだけクリップが付いているので、確かにがっちりと留めることができます!
安定感はすごいあります。
上記18cm四方のヘアピースを着用すると、こんな感じになります。

耳の上や襟足付近・毛先の内側で黒っぽく見えているあたりが、私の地毛です。
※前項の写真よりも、後ろの長さが伸びた時期に撮影しています。

上記で着用しているヘアピースは、単独で見るとこんな形状をしています。
元々がかなり長かったので、地毛の長さに合うようばっさりカットをしてから、使用しています。
使用商品は、
🔗人工毛 手植えトップカバー) シースルーバング ルーズCカール CB1チョコブラウン 16,500円|ピンクエイジ
カバー範囲は、 縦18×横18cmです。

この商品を使って、一年くらい経過を見ました。
私は持病があるなどの関係上、とくに薄毛に対する治療などは行っていません。
薄毛が少し治まったとき|縦11×横7.5cmの人毛100%総手植えヘアピース
前項の商品を使いながら1年程度経過を見るうちに、少しずつ薄毛の範囲が縮小していきました。
2025年現在は、このくらいの状態まで回復しています。

上記の状態で実測すると、額の生え際から分け目の「薄さが目立つ部分」が、約10cmでした。
そんな私が次に選んだのが、縦11×横7.5cmの人毛100%総手植えヘアピースです。

商品は、人毛100% 総手植え ナチュレトップヘアピース 25cm 栗色 13,800円(税込)です。
商品単独で見ると、こんな感じです。

縦11×横7.5cmで、クリップは前に2つ後ろに1つのタイプです。
上記のヘアピースを着用すると、こんな感じになります。

耳の上から襟足付近に掛け黒っぽく見えているあたりが、私の地毛です。

上記で着用しているヘアピースは、単独で見るとこんな形状をしています。
使用商品は、
🔗人毛100% 総手植え ナチュレトップヘアピース 栗色 25cm 13,800円|ブライトララ
カバー範囲: 縦11×横7.5cmです。
素材とサイズが違う2商品を並べてみるとこんな感じです
下記では、前項でご紹介した2商品を並べています。
左が最近使用している人毛100%総手植えのヘアピースで、右がそれまで使用していた人工毛の手植えヘアピースです。

両者を比べると、左の人毛100%と比べて、右の人工毛の方が若干テカリが強いことが分かると思います。
この質感の違いが、人毛と人工毛の差になります。
使用商品の詳細は以下のとおりです
左:🔗人毛100% 総手植え ナチュレトップヘアピース 栗色 25cm 13,800円|ブライトララ
右:🔗人工毛 手植えトップカバー) シースルーバング ルーズCカール CB1チョコブラウン 16,500円|ピンクエイジ
下記は、上記の商品を裏返したところで、左が人毛100%商品で、右が人工毛商品です。

使用商品の詳細
左:カバー範囲は、縦11×横7.5cm
🔗人毛100% 総手植え ナチュレトップヘアピース 栗色 25cm 13,800円|ブライトララ
右:カバー範囲は、縦18×横18cm
🔗人工毛 手植えトップカバー) シースルーバング ルーズCカール CB1チョコブラウン 16,500円|ピンクエイジ
左右を比べると、ベース部分の大きさがかなり違うことが分かると思います。

私の場合は、薄毛の範囲と自分の予算に応じて、これらのヘアピースを使い分けてきた感じです。
脱ウィッグしたい方向けのヘアピース選び方解説
できればそろそろ脱ウィッグしたいのだけれど、ヘアピースの選び方がよく分からないという方も見えると思います。
こちらの章では、脱ウィッグしたい方に向けて、ヘアピースの選び方を解説していきます。
- 【サイズ】ヘアピースはカバーしたい範囲より一回り大きめで
- 【長さの基本】地毛の長さショート=ヘアピース:15~20cm/ミディアム=ヘアピース:20~25cm
- 【素材】地毛と馴染むのは人毛・お手頃なのは人工毛
- 【明るさ】画面を一番明るくすると商品の明るさが分かる
【サイズ】ヘアピースはカバーしたい範囲より一回り大きめで
頭頂部の薄毛や白髪をカバーする目的でヘアピースを選ぶ場合は、まずはカバーしたい範囲がどのくらいあるのか実測することをオススメします。
まったく実測しないまま、なんとなくでサイズを選ぶと、合わせてみたらカバーしきれないケースもあります(私は、一番初めにそうなりました💦)。
前項でも簡単に実測方法をご説明していますが、こちらではウィッグメーカー私元気さんの説明画像を引用させて頂きます。

上記画像では、薄毛の範囲を実測すると、縦が10cm・横が7cmあります。

このケースでは、ヘアピースは縦12cm×横8cmある商品を選ぶのがオススメという結論になります。
風が吹くと、ヘアピースは毛先がめくれてしまいます。
薄毛の範囲よりも、ひとまわり広めのベースサイズを選ぶほうが安心できます。
【長さ】地毛がショートなら15~20cm ミディアムなら20~25cm
ベースのサイズが決まったら、次はヘアピースの長さを選んでいきます。
ヘアピース商品は、地毛の長さより短めを選んでOKです。
美容院で地毛のカットをする際も、表面の髪の毛が1番短いケースが多いです。
具体的には、下記のような感じになります。
現在の ヘアスタイル | 選ぶヘアピースの 長さ |
ショート軽め | 15cm |
ショート重め | 20cm |
ミディアム軽め | 20cm |
ミディアム重め | 25cm |
ロング軽め | 25cm |
ロング重め | 30cm |
「軽め」というのは、
地毛の長さに対して、ヘアピースの長さが短めであること、
「重め」というのは、
地毛の長さに対して、ヘアピースの長さがやや短めであること
を指します。

後ろの項では、購入したヘアピースの長さや毛量の「調整方法」についての説明もします。
【素材】地毛と馴染むのは人毛・お手頃なのは人工毛
ヘアピースには、大きく分けると3つの素材があります。
- 人毛100%…見た目が自然で地毛と馴染みやすい・価格は高価
- 人毛人工毛ミックス…①と③の中間
- 人工毛…安価に入手できる・見た目の自然さは人毛には劣る
私はヘアピースを選ぶとき、以下のような考え方で使い分けをしました。
広範囲カバータイプのヘアピースなら、地毛との境目がほぼ見えない
⇒人工毛でも、そんなに違和感はないかな?
上記の考え方で、私が選んだ広範囲カバータイプの人工毛ヘアピースの着用例がこちらです。

カバー範囲が狭いヘアピースだと、地毛との境目がよく見える
⇒人毛商品のほうが、違和感が少ないかな?
上記の考え方で、私が選んだカバー範囲狭めの人毛100%ヘアピースの着用例がこちらです。


個人的にはヘアピースの素材は、予算があれば人毛100%商品がオススメです。
広範囲カバー商品で、地毛との境目がほぼ見えないなら、人工毛でもOKかな?と考えています。
【明るさ】商品画面を一番明るくすると分かる
ヘアピースを購入するとき、ある程度は地毛の明るさに近いものを選ぶほうが馴染みやすくなります。
ウィッグやヘアピースの商品画像の見え方は、画面の明るさによって大きく変わります。

今までに、届いたら想像以上に明るかったという経験のある方は、商品画像を見るときにスマホの明るさを最大に明るくすることをオススメします。

スマホ画面の明るさを最大にすると、よく晴れた屋外での見え方に近づける事ができます。
髪の毛の明るさは、屋内では暗く見え、屋内では明るく見える特性があります。
ちなみに、下記2枚の写真は髪の明るさが違って見えますが、まったく同じ商品です。
日陰で撮影したとき

日なたで撮影したとき

上記で私が着用している商品は、下記が商品画像になります。
どこで見るかによって、明るさが全然違って見えることが分かると思います。
もしも、色選びに失敗してしまっても、ほとんどのウィッグメーカーでは、ヘアピース商品の色交換に対応しています。

ただし、規定の日数以内に連絡をするなどの条件がありますので、はじめての商品を選ぶ際には、各社の色交換対応方法に目を通しておくことをオススメします。
下記は例として、ブライトララの色交換に関する説明ページです。
他のウィッグメーカーでも、色交換に対応している場合は同様の説明ページを設置しています。
【購入後】地毛とヘアピースはどう馴染ませたらよいのか?
こちらの章では、購入したヘアピースをより馴染ませるための方法をご紹介していきます。
具体的には、以下の方法をご紹介していきます。
- 美容院にカットを依頼する方法
- 自分でカットをする方法
ヘアピースは、購入したそのままの状態でも使えますが、現在の地毛の長さや顔周りに馴染むようカットをすることで、さらに自然に馴染ませることができます。
美容院で長さや量の調整ができるケースもある
美容院のなかには、ウィッグやヘアピースのカットに対応しているお店がたくさんあります。
とくに、人毛100%のヘアピースについては、相談してみると意外にカットの依頼を受けて貰えるケースが多いです。
長く通われている美容院がある方は、行かれる前に一度問い合わせてみることをオススメします。
総合病院の中にある美容院も、かなりの確率でウィッグやヘアピースの対応をしているところが多いです。

病院内の美容院は、病気などでウィッグを使われる方が多く来店されるからです。
私も実際に、通院先にある美容院で人毛ヘアピースのカットをお願いしています。
購入元の提携美容院に頼むのも手
ネット通販のショップであっても、メーカーによっては提携美容院を持っているところもあります。
購入時には気づかなかったかもしれませんが、最近ではネット通販のショップであっても提携美容院を持っているところも多くなっています。
たとえば、私のブログでよくご紹介しているブライトララでは、提携美容院の数がどんどん増えています。
自分でカットをする場合|ウィッグメーカーではハサミも購入できる
購入したヘアピースの前髪が少し長かった場合など、慣れている方であれば自分でカットされるケースも多いです。
私も自分のハサミ(業務用)を持っているため、顔周りのカットくらいであれば自分でやってしまうことも多いです。
下記が私のシザーケース(ハサミケース)で、サロンワークで使っていたものです。

ご自身でカットをされたい場合は、ネットでハサミを購入することができます。
興味のある方は、ぜひ一度ご覧になってみて下さい。

別のページで、ウィッグカットについて詳しく触れている記事があります。
ウィッグカットについてもう少し知りたい方は、ぜひこちらも読んでみて下さい。
🔗ウィッグカットは普通の美容院でできるの?自分でできるの?40代美容師ユーザーが解説します!
まとめ
最後に、今回の記事でご紹介した内容をまとめて終わりにさせて頂きます。
- カバー範囲によっては、脱ウィッグしてヘアピースに変えられる
- ヘアピースは、カバーしたい範囲に合わせて選ぶ
- 予算や用途に合わせて、人毛・人工毛から選ぶ
- 長さなどを調整したい場合は、美容院に相談するか、ウィッグ用ハサミで自分でカットする方法もある

脱ウィッグしてヘアピースに変えたいとお考えの方の参考になれば、とても嬉しいです!
私のブログでは現在、色々な切り口でヘアピース商品のご紹介や扱い方についての情報発信をしています。
フルウィッグからヘアピースに変えてみたいとお考えの方は、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
🔗【本人着用】人毛部分ウィッグ本人着用口コミ|40代女性が薄毛カバーに使用中のヘアピースはコレ!

🔗【本人着用】ピンクエイジトップカバー口コミ|つむじ付き前髪ウィッグ着用レビュー【40代美容師】
🔗女性用薄毛隠しウィッグ(頭頂部つむじ用) どこに売ってる?美容師ユーザーが解説します

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