今回は、みなさんがよく疑問に感じる点を中心に、入院費用のよくあるQ&Aをまとめてみました!
もしもこれから、初めての入院を控えていて分からないことがあるようでしたら、ぜひとも私のブログ内を検索してみてください。
🔍️マークの検索ボックスから、キーワードで検索できるようになっています!
本記事以外でも、さまざまな観点から入院通院関連の情報を発信しています。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
この記事を書いているにゃんたは、こんな人です。
よくある質問あるある|はじめに
はじめに、入院関連でわからないことがあった時、直接誰かに質問したいケースがあると思います。
そういった時のために覚えておいて頂きたいのが、大きな病院には必ずサポート窓口が置かれているということです。
病院によって若干名称が異なりますが、だいたい以下のような名前がつけられています。
・患者支援センター
・患者サポートセンター
・患者相談室
・相談支援センター
・がん相談支援センター
・就労相談窓口
etc…
名称を見ていただくと分かる通り、
全患者さんを対象とするところや、
特定の病気を持つ患者さんのみを対象とするところ、
退院後の仕事の相談を専門にするところなど、
対象者や相談内容が、かなり細かく分けられている病院もあります。
もしもこういった相談機関を使いたいと思った場合は、担当の看護師さんや周りの医療スタッフに、入院や病気について相談したいことがある旨を伝えましょう。
おそらく、
院内1階の〇〇に行ってください
こんな感じで、利用可能な機関を教えてもらえるはずです。
基本的には、こういったサービスは全て無料で受けられます。
通院・入院・治療内容・費用など、不安に思うことがあればぜひ、相談機関を利用しましょう。
私は特に、大きな病気で通院治療しているあいだ、専門の看護師さんに話を聞いて貰っていました。
身内や友達には話せないような内容でも、何でも聴いてくれます(守秘義務があるので、相談内容が漏れることはありません)。
もし、ひとりでは抱え切れずに辛い場合は、ぜひ利用頂きたいなと思います。
入院費用関連あるある
こちらの章では、入院関連の疑問質問の中で最も多い「入院費用関連」について、ひとつずつ解説していきたいと思います。
入院費用はいくらかかるの?|はじめての入院によくある疑問質問
全患者さんの平均値をみると、1回の入院時にかかる自己負担額は19万円前後というデータが出ています。
これを見て、
えっ、そんなに?
と感じる方も少なくないと思います。
しかし上記の値は、全ての患者さんの平均値であり、全員がこの値段を払うわけではありません。
保険適用の医療費(通院・入院共に)には、収入に応じた上限額が設けられています(これを自己負担限度額といいます)。
例えば、月収が20万円の人と月収が55万円の人のあいだでは、1ヶ月あたりの自己負担限度額には、下記のような違いがあります。
ひと月あたりの医療費自己負担限度額の例
・月収が20万円の人の場合…
MAX時で月額6万円前後の自己負担
・月収が55万円の人の場合…
MAX時で月額17万円前後の自己負担
(2024年時点の例)
こんな感じで、厳密にはもっと細かく、所得に応じた区分が定められています。
もしも、医療費の支払関連について不安がある方は、前項でもご紹介した患者支援センターに相談することをおすすめします。
医療費に関する相談をされる方もたくさんいらっしゃいますので、安心してください。
個室費用(差額ベッド代)はいくらなの?|はじめての入院によくある疑問質問
入院時の個室使用料の平均値を出すと、だいたい1日あたり6,000円台になるようです。
医療費のなかには、保険適用「されるもの」と「されないもの」があります。
個室利用にかかる費用(差額ベッド代)には、保険適用が「されない」ため、自己負担となります。
差額ベッド代が掛かるのはもちろん「差額が発生する部屋」のみで、いわゆる大部屋の利用時には、ベッド代は発生しません。
入院前には看護師さんから、病床ごとの料金が書かれたパンフレットを渡されます。
そのうえで「大部屋が良いか個室がいいか」を聞かれると思いますので、予算やご自身の都合に合わせて、考えておきましょう。
民間の医療保険に加入している場合、保険の契約内容によっては、差額ベッド代が補償されるケースもあります。
もしも個室の利用を考えている方は、加入している医療保険の契約内容を確認しましょう!
私は20代で初めて手術入院を経験したとき以外は、すべて差額の掛からない大部屋(4人部屋)を利用していますよ!
アメニティの費用はいくらなの?|はじめての入院によくある疑問質問
アメニティとは、いわゆるタオルや寝間着などの、有料の入院便利セットのことです。
平均値を出すと、アメニティの利用料金は、1日あたり500円前後になるようです。
入院するときは、病院でアメニティを有料レンタルするか、全て自分で持参するかの2択になります。
また、必要な場合は耳栓や爪切りなどの細々したものも、自分で準備して持っていくか、病院の売店で購入することになります。
私は基本的に、費用を抑えたいのと、快適な入院生活を送りたい点から、入院時に必要なものはすべて自分で用意して家から持参します。
以上より私は、荷物の量が多いときは、下記左の大きいスーツケースを利用します。
少ないときで、真ん中か右側のキャリーケースを使います。
すべて私物です。
女性の入院時に必要になるものすべてについては、このブログ内で説明した記事がありますので、よろしければこちらもご覧ください。
テレビカードはいくらなの?|はじめての入院によくある疑問質問
テレビカードは、1枚1,000円程度で販売されているケースが多いです。
平均値としては、1,000円のテレビカード1枚で16時間前後視聴できるケースが多いです。
ただし、テレビと冷蔵庫を併用で使う場合は、利用可能時間はもっと少なくなります。
私は基本的に、入院中は病室のテレビはまったく使用しません。
テレビに課金する予算をレンタルのポケットwi-fiに利用して、スマホやノートパソコンで映画や動画を観ています。
入院中のレンタルポケットwi-fiについては、まるまる1本別の記事で詳しく触れています。
気になる方はぜひ、こちらも参考にして頂ければと思います。
入院生活関連あるある
こちらの項では、入院中はどんな生活スタイルになるのか?について、自称プロ患者の私から解説していきたいと思います。
一日のスケジュールはどんな感じなの?
まずは、とくに何もない日のスケジュール例を書いてみたいと思います。
7時 | 起床 |
8時 | 朝食 |
9時 | 回診 |
10時 | シャワー |
12時 | 昼食 |
18時 | 夕食 |
21時 | 消灯 |
・上記がおおよその基本になり、手術前や手術後は必要な検査や処置が入ります。
・病状によって、食事・回診の回数やシャワーの有無が変わります。
こちらを見ていただくと分かる通り、回復期にもなると、このスケジュールでは結構暇を持て余す感じになります。
病状や、持参する荷物との兼ね合いにはなりますが、暇つぶしになるものを持参される方も多いです。
私はこのブログ内で、入院中の暇つぶし方法に特化した記事を書いています。
もしも、入院中にどんな過ごし方をしたら良いか迷っているようでしたら、参考までに是非ご覧ください。
退院関連あるある
続いては、入院から退院まではどのくらいかかるのか?について、解説していきたいと思います。
いつどうやって退院が決まるの?
入院が決まったら、入院前に担当看護師さんから、入院期間に関する説明を受ける時間が設けられます。
大体のケースでは、「入院予定期間はおおよそこのくらい」と書かれた説明用紙を渡されます。
あくまでもそれは「予定」なので、予想よりも回復が早い場合・遅い場合は、予定日よりも前倒し・後ろ倒しの退院となることも全然あります。
また、退院時に家族に迎えに来てもらいたい場合は、その旨を担当看護師さんに伝えれば、数日間の範囲であれば退院日を前後させることはできます。
いずれにしても、家族といっしょに退院したい場合は、予定日を決めて看護師さんに相談してみましょう!
関連記事
今回の内容に関連する内容として、以下のような記事を用意しています。
他にお役に立てそうな内容がありましたら、ぜひご活用下さい。
女性の入院にあってよかったものをまとめています|40代女子の入院準備ブログ
【入院中】おすすめのポケットWiFiレンタルを日数・通信容量別で比較|入院10回超FP2級主婦が解説‼
入院に最適なスーツケースの大きさは??荷物の中身と他の使い道を考えたら決められます‼️
入院中の暇つぶし方法を患者歴22年目のプロ(自称)が語る【40代女性の実体験を添えて】
ご質問がある場合はこちらからどうぞ
当ブログでは、記事で取り上げている商品や内容について、読者のみなさんの「これって実際どうなの?」という疑問質問に対し、できるだけ答えられるものを書きたいと考えています。
今回の記事に関連する内容で、もしも「これについても知りたい」「これについても書いてほしい」というものがありましたら、お問い合わせフォームからご一報ください。
100%対応できるかはわかりませんが、自身の経験を活かしてできるだけ多くの方の疑問に答えられるブログにしたい というのが、私の意思です!
まとめ
今回は、「初めての入院あるある」な疑問・質問について、患者歴22年目の私から、解説させていただきました。
私は初めての入院を経験したのが2003年のことで、その後10回以上に渡って入院を経験しています。
すでに、「初めの頃はどんな事が分からなかったのか」を忘れてしまっています(笑)。
もしも、私の記事を読んでいて「ここをもう少し知りたいな」という点があれば、お気軽にお問い合わせフォームから送信頂ければと思います。
内容によっては、他の読者さんの参考になるよう、記事の内容に追加させていただきます。
私の記事で、入院前の不明点を解消頂ければ嬉しく思います。
忘れ物のないよう、快適な入院生活になることをお祈りしています。
今回の記事が参考になったようでしたら、是非ブックマークをお願い致します。
最後まで読んでいただきまして、まことにありがとうございました。
当ブログはリンクフリーです。
参考になる記事がありましたら、下記のシェアボタンからSNSやブログなどでご紹介頂けると嬉しいです⏬️⏬️⏬️❤