
テカテカの人工毛は、もうイヤだな…
でも、人毛100%だと、
セットが苦手な私には、
ハードルが高いんだよなあ…
そんなあなたにちょうどいいのが、「人毛MIX」タイプのフルウィッグ。
なかでも最近、「おくれ毛カットもされていて、後ろでまとめても可愛い」と人気なのがこちらです。
人毛MIX 総手植えフルウィッグ) ショートボブ べべカットパーマ 39,800円(税込)/ピンクエイジ
べべカットパーマは、人毛と人工毛がほどよい比率(50%ずつ)でミックスされており、自然さと価格のバランスがちょうどいい1台。
でも、ネット検索すると色んな「人毛MIXウィッグ」が出てきて、正直どれを選べばいいか分からない人も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、
について、分かりやすく解説していきます。

このブログの運営者にゃんたは、こんな人です。
比較対象ボブウィッグ一覧【4商品まとめ表あり】
まずは、今回の記事で比較をしていく4商品を、一覧表形式でチェックしてみましょう!
商品 画像 |
商品名 (ショップ名) |
価格 (税込) |
材質 | 製法 | 特長 |
---|---|---|---|---|---|
![]() |
ボブポーリン (ピンクエイジ) ![]() |
10,800円 | 人工毛 | 機械 植え |
裏面は ファッションウィッグ の造り |
![]() |
べべカット パーマ (ピンクエイジ) ![]() |
39,800円 | 人毛MIX (人毛50%) |
総手 植え |
人工毛 ベストセラー商品を 人毛MIX化 |
![]() |
天使のボブ 人毛MIX (リネアストリア) |
47,980円 | 人毛MIX (人毛30%) |
総手 植え |
人工毛 ベストセラー商品を 人毛MIX化 |
![]() |
天使の チアボブplus 人毛MIX (リネアストリア) |
54,980円 | 人毛MIX (人毛30%) |
総手 植え |
裏面カットで ヘアピースになる |
\比較対象ウィッグ4商品はこちら/
- 【人工毛】ボブポーリン 10,800円/ピンクエイジ公式サイトを見る
- 【人毛MIX】べべカットパーマ 39,800円/ピンクエイジ公式サイトを見る
- 【人毛MIX】天使のボブ 47,980円/リネアストリアAmazon公式サイトを見る
- 【人毛MIX】天使のチアボブplus 54,980円/リネアストリア楽天公式サイトを見る
人毛MIXとは?人工毛・人毛との違いも簡単に解説
そもそも「人毛MIX」ってなに?
ウィッグには大きく分けて、「人工毛」「人毛100%」「人毛MIX」の3種類があります。
この中でも、色々な面でバランスが良く、人気が高まっているのが「人毛MIX」です。
人毛MIXとは、人工毛と人毛をバランスよく混ぜて作ったウィッグのことです。
一般的に「人毛◯%・人工毛◯%」のように、使用割合が記載されます。

人毛MIXウィッグは、「自然な見た目と扱いやすさ」という、人毛と人工毛 両方のメリットを兼ね備えているところが最大のメリットです。
人工毛・人毛との違いは?
こちらの項では、人工毛・人毛100%・人毛MIXの特徴について、比較しやすいよう一覧表にしてみました。
タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
人工毛 | ・安価 ・軽量 ・形崩れしにくい | ・テカリや静電気が 出やすい ・絡まりやすい |
人毛 100% | 手触りや見た目の 自然さは抜群 | ・予算が上がる ・お手入れに手間が かかる |
◎人毛 MIX | ・人工毛の扱いやすさと 人毛の自然さを両立 ・価格は中間くらいで コスパ良好 | ・人工毛よりは高額 ・人毛100%よりは 自然さが劣る |
個人的には、ウィッグの毛材は服の繊維素材と似ている と捉えています。
ポリエステル・アクリルなどの化学繊維100%の服は、洗濯しても型崩れしにくく、シワになりにくいですよね。
でも、通気性はあまり高くなく、熱がこもりやすい傾向です。
一方で、絹・麻・綿などの天然繊維100%の服は通気性が高く、肌触りも良好です。
しかし、洗濯した後はアイロン掛けしないとシワが目立ってしまいます。

綿とポリエステルを混紡すると、それぞれの良さが引き立ちますよね。
個人的に、人毛MIXウィッグのメリットに関しては、服に例えると「綿×ポリエステル」「絹×ポリエステル」のイメージに近いと考えています。
人毛商品初心者におすすめなのは【人毛MIX】

なるべく自然に見せたいけど、値段が高すぎたり、お手入れが大変なのはちょっとな…
そんな方にこそおすすめなのが、人毛MIXです。
実際に、総手植え×人毛MIXのウィッグは
といった感じで、普段使いにぴったりな要素がそろっています◎
今回の記事では、人毛MIXのメリットをお伝えするためにも
- 自然さにこだわった人毛MIXタイプから、価格や特徴の異なる3商品
- お手頃価格な、人工毛タイプを1商品
というラインナップで、それぞれを比較できる形でご紹介していきます。
「自分にはどれが合いそうか?」を考えるヒントにしてみてください☺

中でも「べべカットパーマ」は、
人毛MIXの良さを実感しやすい、バランスの取れた商品です。
比較表|価格・毛質・自然さ・スタイルの扱いやすさでチェック!
こちらの章では、4商品を「価格・毛質・自然さ・扱いやすさ」などのポイントで比べてみました。
それぞれに良さがあるので、ウィッグを使う目的や予算に合わせて選ぶのがおすすめです。
「価格を抑えてまずは1つ試したい」という方と、「なるべく自然に見せたい」という方では、選ぶべき商品も違ってきます。

いまの自分にはどんな商品が合うのかを知るために、ざっくりと比較していきましょう!
チャートで比較!それぞれの特徴をざっくり把握
商品名/価格 (ショップ名) |
価格 バランス |
自然さ | 扱い やすさ |
初心者 向け度 |
軽さ 快適性 |
---|---|---|---|---|---|
①人工毛 ボブポーリン/ 10,800円 (ピンクエイジ) |
◎ | △ | ◎ | ◎ | ◯ |
②人毛MIXべべカットパーマ/ 39,800円 (ピンクエイジ) |
◎ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ |
③人毛MIX天使のボブ/ 47,980円 (リネアストリア) |
◯ | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ |
④人毛MIX天使のチアボブplus/ 54,980円 (リネアストリア) |
△ | ◎ | △ | △ | ◯ |
価格バランスで見ると?
価格だけを見ると、最安は「①人工毛 ボブポーリン」の10,800円です。

ボブポーリンは、ファッション用として気軽にウィッグを試したい方には、とても向いた商品です。
しかし、髪の素材は人工毛で、製法はファッションウィッグ特有の「機械植え」です。
下記は別商品ではありますが、ファッションウィッグ特有の「機械植え」の作りの画像です。

地肌に当たる部分が少しトゲトゲしているので、頭皮にトラブルがある方が使う場合は、別途インナーキャップ等の着用が推奨されます。

見た目の自然さ・着用時の重量感・長時間着用時の快適性に関しては、ファッションウィッグだとやや不安が残ります。
一方で、人毛MIXの中でもコスパが光るのが「べべカットパーマ」です。
べべカットパーマの裏面は、下記のような「医療用ウィッグの造り」になっています。
地肌に触れても、刺激が起こりにくい配慮がされています。
裏面の作りに関しては、リネアストリアの2商品も同じく「医療用ウィッグ」規格となります。

べべカットパーマは、人毛50%&総手植え×医療用ウィッグ規格でこの価格(39,800円)というのは、かなり優秀だと思います。
リネアストリアの2商品は性能面では安心感がありますが、価格的にはややハードルが高めかな?と思います。
自然さの違いは?
自然さに関わるのは、「人毛の使用割合」と「製法」です。
この点では、人毛MIX×総手植えの3商品(べべカットパーマ・天使のボブ・天使のチアボブ)はすべて高評価と言えます。
なかでも「べべカットパーマ」は、人毛を50%(=人工毛50%)と高比率で使用している点もポイントが高いです。

同じく人毛MIXのリネアストリアの2商品については、人毛使用割合は30%(=人工毛70%)となっています。


「ボブポーリン」に関しては100%人工毛であることから、とくに明るい場所での使用時は、テカリが目立ちやすくなります。

参考として下記は、人工毛ボブポーリンの色違いを明るいところで見た時の感じになります。

ボブポーリンは、ファッション性はとても高いと思います。
扱いやすさ&スタイリングのしやすさ
ウィッグの「扱いやすさ」という観点では、2種類の方向性で考えられるケースが多いです。
2種類の方向性とは、
- シャンプーしたあとに、セットの必要があるか
- ドライヤーやアイロンを使うときに、地毛と同じような感覚であるか
この2つです。
人工毛である「ボブポーリン」は、シャンプーした後は自然乾燥すれば、元のスタイルに戻ってくれます。
洗った後に「セットがいらない」という観点では、初心者向けと言えます。


ただし、人工毛のウィッグに「アイロンなどで熱を加えてセットをしたい場合」は、人毛とはかなり感覚が異なるため、慣れが必要となります。
人工毛のセット方法については、下記の動画が参考となります。
ご覧いただくと分かりますが、熱器具で形をつけた後は、そのままの形でしばらく冷まして固定させる必要があります。
一方で人毛MIXウィッグは、人毛の割合が高くなるほど、ドライヤーやアイロンの使用感が地毛に近くなります。

地毛のセットをする時の感じとも少し違いますが、人工毛ウィッグと比べると、人毛MIXウィッグは人毛のセット感覚に近づきます。
べべカットパーマはここが「ちょうどいい」理由
こちらの項では、人毛MIXウィッグの中でも、「べべカットパーマはちょうどいいかな」と感じるポイントについて、解説していきます。
デザイン性の高さはさすが韓国ブランド
ウィッグメーカーはたくさんありますが、個人的に「デザイン性が最も高い」と感じているのは、ずばりピンクエイジです。

理由としては、ピンクエイジが韓国のメーカーであることが大きいと思っています。
ピンクエイジは、2003年に韓国で事業を開始しています。
業績を順調に伸ばし、現在は日本以外の海外からも、ネットで購入できるようになっています。
🔗ピンクエイジのあゆみについてはこちらに書かれています
とくに、私が「すごいな」と感じるのは、顔まわりのカットラインが、細かい部分まできれいに仕上げられている点です。


ちなみに、私はピンクエイジの1万円台のウィッグを使っていましたが、そちらも届いたときには既に、顔周りが綺麗に整っていました。
下記が、私物のピンクエイジウィッグ(=1万円台の人工毛)着用中の私です。
とくに、カットなどはしていません。
そのままでも、結構顔周りが整っていますよね?

顔周り広範囲にフロントレースを採用
ピンクエイジの上位モデルウィッグは、顔周りの広範囲にかけてフロントレースが採用されています。
下記動画で薄い肌色に見えているのが、額の生え際に来るフロントレース部分になります。
前髪が上がって生え際が見えた時にも、地肌とつながって見えるため、かなり自然に見えます。

私が所有している、ピンクエイジの1万円台のウィッグ・ヘアピースにも、生え際の中心にフロントレースが採用されています。
以下は私の着用画像ですので、外観の参考にしていただければと思います。
下記は、ピンクエイジの1万円台のヘアピースの着用画像です。
生え際の見えている部分はほとんど、フロントレース製法が使用されている箇所になります。

下記は別の記事で使用した画像で、ピンクエイジの1万円台のウィッグです。
ちょうど①の部分に、フロントレースが採用されています。

人毛使用割合の高さ
今回メインでご紹介しているのは、自然で日常遣いに最適な人毛MIXウィッグです。
今回ご紹介している人毛MIXウィッグの中でも、もっとも人毛使用割合が高いのが、ピンクエイジの人毛MIXべべカットパーマです。
下記は、前項で一度御覧頂いた比較表の中から、人毛MIX商品のみをピックアップしたものです。
商品 画像 |
商品名 (ショップ名) |
価格 (税込) |
材質 | 製法 | 特長 |
---|---|---|---|---|---|
![]() |
べべカット パーマ (ピンクエイジ) ![]() |
39,800円 | 人毛MIX (人毛50%) |
総手 植え |
人工毛 ベストセラー商品を 人毛MIX化 |
![]() |
天使のボブ 人毛MIX (リネアストリア) |
47,980円 | 人毛MIX (人毛30%) |
総手 植え |
人工毛 ベストセラー商品を 人毛MIX化 |
![]() |
天使の チアボブplus 人毛MIX (リネアストリア) |
54,980円 | 人毛MIX (人毛30%) |
総手 植え |
裏面カットで ヘアピースになる |
比較表をご覧いただくと分かる通り、
- べべカットパーマ=人毛50%使用
- 天使のボブ・天使のチアボブ=人毛30%使用
のように、人毛使用割合がもっとも高いのはべべカットパーマになります。

人毛MIXウィッグを選ぶ理由が、「質感の自然さ」であるならば、人毛使用割合が高い(50%)べべカットパーマは、かなり有力なのではないでしょうか。
日常使いにちょうどいい価格感とその理由
べべカットパーマは、人毛MIX×総手植えという仕様ながら、3万円台での展開となっています。
この価格を実現できている理由を、私なりに考えてみました。
テレビCMなどの、「多額な広告宣伝費を掛けていない」ということもありますが、もう一つ大きな理由が考えられます。
それは、
サイズ展開をあえての「ワンサイズに絞っている」ことです。
補足をしておくと、ウィッグメーカーの中でピンクエイジ「だけ」がワンサイズ展開 というわけではありません。
日本企業のなかでも、人毛使用の高スペックウィッグを、お手頃に提供しているショップでは、同じような傾向が見られます。
とはいえ、日本人女性の平均サイズをもとに、最も需要の多い層に合わせて設計されている印象です。

そのぶん、サイズ選びで迷う必要はなく、はじめての人でも手に取りやすい価格設定になっています。
逆に、フィット感にとことんこだわりたい方には、リネアストリアのような複数サイズ展開をしているショップの商品も候補になります。
サイズについて簡単にご紹介
ピンクエイジでは、商品ページごとにサイズ記載欄が設けられています。
人毛MIXべべカットパーマに関しては、以下のようにサイズ説明があります。
以下は、べべカットパーマのサイズ計測に関する、にゃんたからの補足事項です。
- 「頭囲 55cm」とは?
⇒前髪生え際~耳の付け根~ぼんのくぼを通るルートで、一周ぐるっと計測したときのサイズが「55cm」前後(アジャスター調整可) - 「右耳から左耳までのキャップ周囲 35.5cm」とは?
⇒耳の付け根~頭頂部~逆サイドの耳の付け根までを計測したときのサイズが「35.5cm」 - 「額から後頭部 39.5cm」とは?
⇒前髪生え際から頭頂部の真ん中を通るルートで、襟足までを計測したときのサイズが「 39.5cm」

実際に自分の頭をメジャーで計測した感じ、上記の内容を意味していると考えられます。
襟足の両サイドにはアジャスターがついているので、記載サイズよりも若干小さく締めて使うこともできます。
比較商品ごとの特徴と違いまとめ
前項までの解説を踏まえて、それぞれの商品が「その価格である理由」と中心として、特徴と違いについてまとめていきたいと思います。
① ボブポーリン(ピンクエイジ)

私が考える、ピンクエイジのファッションウィッグ「人工毛 機械植え ボブポーリン」の特徴は、以下のとおりです。
【人工毛】ボブポーリン 10,800円/ピンクエイジ公式サイトを見る
② 天使のボブ人毛MIX(リネアストリア)

私が考える、リネアストリアの医療用ウィッグ「総手植え 人毛MIX 天使のボブ」の特徴は、以下のとおりです。
【人毛MIX】天使のボブ 47,980円/リネアストリアAmazon公式サイトを見る
③ 天使のチアボブplus人毛MIX(リネアストリア)

私が考える、リネアストリアの医療用ウィッグ「総手植え人毛MIX天使のチアボブ」の特徴は、以下のとおりです。
【人毛MIX】天使のチアボブplus 54,980円/リネアストリア楽天公式サイトを見る

天使のチアボブの特徴を見ると、ウィッグをかなり使い慣れている上級者向けの設計かな、と考えられます。
価格が高い理由として大きいのは、引き抜き製法の採用と、ベース部分の独自設計ではないかなと感じます。
まとめ|人毛MIXべべカットパーマはこんな方におすすめ!
ここまでの説明をもとに、以下に人毛MIXべべカットパーマがおすすめな方の特徴をまとめてみました。

迷っている方は、上記のポイントをぜひ参考にしてみてください。
👉️人毛MIXべべカットパーマ商品ページを見る(公式サイトリンク)
人毛MIXべべカットパーマについては、別で単独紹介記事も書いています。
人毛MIXべべカットパーマについて、さらに深く知っておきたい方は、こちらも読んでみてください。
🔗ピンクエイジに人毛ウィッグ登場!べべカットパーマを美容師が徹底解説レビューします❤
ウィッグのHow To動画もたくさんあります
ピンクエイジは「オシャレなイメージ」なだけでなく、Youtubeで説明系How To動画がかなりたくさん公開されています。
ウィッグのかぶり方や洗い方など、ベーシックな使い方How To動画もたくさん用意されています。
まだあまりウィッグに慣れていない方は、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
下記は、How To動画のほんの一例です(フルウィッグのかぶり方説明)。
How To系動画一覧はこちらにあります。
【ウィッグ・ヘアピースのご相談について】
「これ、自分のケースに合うかな?」「実際の使い勝手はどうなんだろう?」
そんなふうに迷われる方がとても多いです。
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