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【節約/投資したい方必見】FP2級所持40代主婦が実際に役に立っていること5選|勉強内容と使用教材についても語ります

【掲載用】説明をするファイナンシャルプランナー 趣味・学び
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こんにちは、にゃんたです。40代なかばの子なし主婦です。
私は結婚当時の年齢が40歳と、かなりの晩婚でした。

結婚するまでの私は、結構いろんな趣味・スキルアップ・仕事に手を出してきたので、あんまり暇で困ったことはありません。

おそらく私のブログを読んでくださる方の年齢層から推察すると、お子さんがようやく独り立ちして自分の時間を持てるようになった方や、その時間を持て余している方が多い印象です。

自分の時間ができたし
なにか資格でも取ろうかしら?
なにか勉強を始めようかしら?

そう考えるタイミングでもあると思います。

にゃんた
にゃんた

今回は、私が持っている資格の中から「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」いわゆるFP2級について触れながら、お金に関する勉強方法について解説したいと思います。
下記は私のFP2級合格証書です。

結論として、FP2級(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)に関して私が感じることは、

社会人なら勉強して損がない

義務教育に取り入れてもいいレベル

・安定した資産形成に役立つ

こんな感じだと思っています。

今回の記事では、FPの勉強が具体的にどう役に立つのかを詳しく解説していきたいと思います。

私の全所持資格については、こちらの記事でも触れています。
興味のある方は、こちらもご覧ください。

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【実録】私がFP2級を取得して良かったと思うこと

40代半ば位になると、そろそろ老後のことがぼんやりと気になり始めることと思います。

でも、具体的に何をどうしたら良いのかが分からず、結局は何も対策しない方が多いと思います。

昔はまじめに定年まで働けば、結構な額の年金が約束されていました。
昔はべつにそれで良かったと思います。

しかし、現在の日本は超高齢化社会が進んでおり、お世辞にも明るい未来が待っているとは思えません。

この時代を生きる私達がやるべきことは、将来の資産形成に関して正しい知識を付けていくことではないかと思っています。

にゃんた
にゃんた

こういう背景があるので、今回わたしはこれから何かを学びたいと考えている方に向けて、FPの勉強をおすすめしたいと考えています。

FPを勉強すると何が良いかというと、お金に関する知識を体系的に学べるのでムダがないことです。

資格全般について言えることですが、自分でゼロからなにかの勉強をしようと思ったら、

何から調べたら良いのかがわからないので途中で挫折する確率が上がる

こういった事が起こりがちですよね。

にゃんた
にゃんた

私は、資格試験がなんのためにあるかというと、勉強を途中で挫折するのを防ぐためではないかと思っています。
自分の理解度が目に見えて分かりやすいので、資格の勉強をして資格を取るのはとても理にかなっていると思います。

実際に取得した私からしても、FP2級は他の資格と比べても一番実用的だと思っています。

なかなかここまで生活に根付いた勉強はないのではないかと思います。

つづいては、私が「FP2級を勉強して良かったな」と感じた実際の例をいくつか挙げたいと思います。

給与明細の見方が分かるようになる

働いたことがある方はみなさん、お勤め先から「給与明細」を発行されていると思います。
そこには様々な項目があって、いろんな計算をしたのちに手取り額が算出されていると思います。
みなさんにとってきっとお金は大事なものだと思うのですが、この給与明細の見方がちゃんと分かる方って意外と少ないように思います。
何かが引かれているけど、会社の経理の人がやっているのだからそれはきっと正しいのだろう…くらいの方が多いと思います。
FPを勉強して一番実用的と言えるのが「給与明細の見方がわかるようになる」ではないかな?と思っています。

年末調整の意味が分かるようになる

これも前項と同じで、会社員の方は「毎年秋になると加入先の生命保険会社から紙が送られてきて、会社からはなにやら緑っぽい用紙を渡されるなあ…」くらいの認識の方も多いと思います。
FPを勉強すると「とりあえず届いたものを提出するとお金が還ってくるかもしれない手続き」の年末調整の全体像について、正しく理解できるようになります。

事務職で有利なスキルになる

私は元々美容師だったのですが、30歳の時に簿記2級を取得して、経理事務に転職をしました。
2度目の転職でとある会社の経理部員として採用され、経理部員3名のうちの1人として働いていました。そこで仕事をしている時に、簿記2級の知識だけでは理解できない内容がでてきました。
それが前項でも書いた「給与明細」の、とくに「社会保険」に関する部分です。
給与計算は会社の部署でいうと人事部の仕事になるので、経理担当者のメインの業務ではありません。
したがって、仕訳や決算のことは分かるけれど、給与計算についてはよく分からない経理担当者も結構いらっしゃいます。
給与の支払処理や帳簿の計上は経理部の仕事なので、人事から給与計算書類が渡されます。
給与明細の見方が理解できていると、渡された書類に不明点があるとき、人事担当者にスムーズに質問することができます。
経理などの事務担当者にとっても、FPの勉強は有利な知識になると言えます。

NISAなど資産形成を始める時に役に立つ

これは2023年くらいから騒がれていたので、「NISA」「新NISA」という言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。
私はこのNISAについては、日本に導入された2014年から始めています。
さらに言うと、投資信託自体は2008年から運用し続けています。
投資信託を始めていて、その後にNISAが始まることを聞いたので、FPの勉強を始めたとも言えます。
2024年は新NISA元年のようなところもあるので、今までやったことがない方が興味を持って、初めてNISAの説明会などに参加される様子もたくさん見かけます。
FPを勉強すると、投資信託や株式・債券など、金融商品の全体像が分かるようになります。
老後に向けて自分はどう資産を増やしていくべきか、考えるきっかけになると思います。

NISA/投資信託については、別の記事で詳しく触れています。
興味のある方はぜひこちらも読んでみてくださいね。

高額療養費制度・医療費控除の意味が分かる

私は25歳に手術入院をともなう大病を経験しているので、他の同世代よりもかなり早く医療費について関心を持つことになりました。
高額療養費制度の仕組みを知るまでは、医療費がいったいどのくらい掛かるのかまるでわからないので、非常に不安を感じていたことを覚えています。
同時期に、医療費控除という仕組みがあることも認知しました。
この2つの制度についてはSNSをみる限りでも、何かの病気で初めて入院をされた方が質問に挙げているのをよく見ます。
今のところ日本では、これらについて学校などで教わるわけではないので、みなさん手探りで手続を進めている様子が見て取れます。

私の経歴でFP2級が役に立った実体験は、ざっとこんな感じになります。
職種によっては、他の範囲でも役に立つ部分はたくさんあると思います。
次の章では、FP2級の難易度を見ていきたいと思います。

FP2級の難易度

続いては、若干資格ハンター気味の私が感じるFP2級の難易度について解説していきたいと思います。

簿記2級と比べると易しい

私は事務系の所持資格では他に「簿記2級」を持っています。
個人的な体感難易度は、こんな感じです。

簿記2級>>>FP2級

上記のように感じる理由は、

簿記は回答がほぼ記述式なのに対し、FP2級はほぼ選択式だから

です。

FP2級の場合は、過去問を繰り返し解いて内容が理解できれば合格できると思います。

問題集と過去問を何度も解けば、そこまで難しいものではない印象です。

にゃんた
にゃんた

あくまでも簿記2級との比較になりますが、FP2級は取りやすい資格だと思います。

体系的に学びながら達成感を得やすいと思います。

平均で150〜300時間勉強すればマスターできる内容

ネットをみる限り、FP2級取得に掛かる時間はだいたい150~300時間と書かれています。
毎日2時間勉強すると仮定して、3~5ヶ月で受検できるレベルということになります。

私の場合は、正社員で8時間のフルタイム勤務の合間に勉強をしました。
だいたいは上記の想定通りの進行度合いだったと思います。

下記は、私のFP講座の領収証合格通知になります。

にゃんた
にゃんた

これを見る限り、通信講座の会社へ支払いをして5ヶ月後には合格通知を受領しています。
おそらく、想定通りの4ヶ月程度で合格出来たのではないかと思います。

【掲載用】FP2級講座料隆昌
FP2級口座の領収証
【掲載用】FP2級合格通知
FP2級の合格通知書

これを見ていただけるとなんとなく、FP2級はフルタイムで働きながらでも勉強して取得できるイメージが持てるのではないかと思います。

【実録】FP2級教材の値段について

これはどんな資格の教材でも同じなのですが、値段の幅はかなり広いです。

結局は、どこまでフォローを求めるかによって教材の値段は変わってきます。

例えば、

・自分で理解できるから教本だけでいい
講義動画が沢山ある方が理解しやすい
・不明点は直接講師に質問して解消したい

こんな感じで、勉強する方によってニーズはさまざまです。

なので、

価格=フォローの充実度

と考えて頂ければ大丈夫です。

私が利用した教材はユーキャンの通信講座

【掲載用】FP2級講座領収証2

ちなみに、私が使った教材はユーキャンの通信講座になります。

当時の教材で、教科書・問題集・解答書で全11冊ありました。

それにプラスアルファで、DVD動画の講義・講師の添削指導・講師への質問(回数上限あり)がついていました。
これでだいたい、当時の値段で6万円くらいでした。

そのあと私は、当時在籍していた会社から資格手当として資格取得に掛かった費用の半額を受給できたので、実質の自己負担額はおよそ3万円くらいでした。

にゃんた
にゃんた

これはあくまでも個人の一例です。
あとはあなたの勉強にあてられるお金・時間・理解度に応じて、最適な教材を選んで頂けたらと思います。

ユーキャンの教材は、現在だとこちらの価格になっています。
私はこちらの教材で、FP2級を1度の受検で合格できています。
私にとっては、充分な教材の量と質だったと思います。

予算に余裕があって一度で合格を決めたい方は、こちらの教材を選ぶと間違いがないと思います。

経理部の同僚女子は独学で合格しました

私が一般企業の経理部で働いていたとき、同僚の女子社員が私の後につづいてFP2級を受験しました。
彼女も既に簿記2級は取得していて、そのあとのスキルアップとしてFP2級の勉強を志していました。
彼女は本を買って独学で受験し、無事に合格しました。

そんな彼女が使用したのが、こういったスタイルの教本になります。

どんな教材を選んだとしても、テキスト・問題集・過去問の最低3つは必要になると思います。

受かるまでの期間限定でサブスク教材を使う手も

あんまり予算はかけたくないけど、講義動画はあった方が理解しやすそうだなと考える方は、サブスクを利用する手もあります。

サブスクだと、

理解度が早い人ほど予算が抑えられる
資格取得までの期間が長引くと費用がかさむ

こういう側面があります。

こちらはサブスク教材の一例です。


下記画像をクリックすると教材の詳細ページに飛べます。

私は簿記2級の受験時は、こういった個人の先生が出された講義つき教材で合格できています。

にゃんた
にゃんた

講義つき教材を使う場合は、自分にとって講師の話が分かりやすいかどうかが一番のポイントだと思います。

FP2級の勉強内容はこんな感じです

日本FP協会

上記サイトが、日本FP協会の公式サイトになります。
勉強内容に関する詳細に関しては、上記サイトを見ていただきたいと思います。

最後にこちらでは、全体像をざっくりとご案内します。

学科試験内容

学科試験は、以下の6つのジャンルに分かれています。
おそらくどちらの教材を使用しても、下記ジャンルの7冊・7本に分かれると思います。
ここでは、私が思う各ジャンルのメインがどんな内容かをざっくりと解説していきたいと思います。

ライフプランニングと資金計画

私が思うこちらのジャンルの目玉は「公的年金と社会保険(健康保険)」です。
とくに、私のブログを読まれる世代の方がいま関心を持つと思われるのが、「扶養」や「年収の壁」についてではないかと思います。
まさにここ数年は、年収の壁の高さがどうなるかの過渡期でもあります。
また、少子高齢化が顕著になってきたので、老齢年金の受給開始年齢が後ろ倒しになったり、今の受給者に比べて私達世代が受給できる金額が減る可能性が高まったりと、問題は山積みだと思います。
そういった事実を知ることは、将来の自分のリスクを回避する行動に繋げられるので、知っておくべき内容だと思います。

リスク管理

私が思うこちらのジャンルの目玉は「生命保険」です。
ここ数年の間に生命保険を不要だという考え方も出てきています。
こちらのジャンルは、果たして本当に生命保険が不要なのかどうかを、自分の置かれた環境に置き換えて考えることができる内容になっています。
ちなみに私は22歳から生命保険商品に加入しており、25歳で大病に罹患しました。
その後も2回、同様の大病を経験しています。
私のようなケースが、保険商品について一体どうすることがベターなのかを考えるきっかけにもなります。

金融資産運用

私が思うこちらのジャンルの目玉は「投資信託」です。前章でも触れているとおり、私は2008年から投資信託商品の運用を続けています。
私はFP2級の勉強を始めたきっかけは。2014年にNISAが始まったことです。なので、個人的にはこのテキストが一番関心の高いジャンルになります。
終身雇用制度が崩壊しつつあり、年金制度も破綻気味と言われている現在、金融資産運用について勉強する意義はとても大きいと思います。

タックスプランニング

私が思うこちらのジャンルの目玉は「所得税・住民税」です。
これも関係しない人がほとんどいないジャンルなので、誰でも興味が持てる分野ではないでしょうか。
どういう計算を経て、給与から所得税や住民税が天引きされるのかが分かるようになります。
法人税についても勉強しますので、特に会社の経理担当者はここの知識がいちばん仕事の役に立ちますよ‼
個人的にも、仕事にはこのジャンルが一番役に立ったし好きでした。

不動産

個人的には、このジャンルが一番苦手でした。宅建に通じる内容なので、宅建に興味がある方はこのジャンルはとても面白いと思います。
建ぺい率・容積率などの計算問題が出てくるので、このジャンルは丸暗記ではなく考え方を理解しないと解けない内容です。
不動産関連のお仕事の方も、このジャンルは間違いなく役に立つ知識です。

相続・事業承継

私が思うこちらのジャンルの目玉は「贈与税・相続税」です。
親子間であっても一定額以上の贈与には税金が掛かるので、知らないと後から課税される対象にもなり得ます。
私と同世代の方は、そろそろこのジャンルに関係する出来事が起きてもおかしくないので、こちらも知っておくべき内容だと思います。

実技試験

これは、5種類の中から自分が得意なものを選んで受けるスタイルになっています。
個人で受験する方はおそらく「資産設計提案業務」が一番多いはずです。
理由は、学科試験と同じ出題範囲なので、受検に際し余計な労力が掛からないからです。
私が受講したユーキャンの教材でも、「資産設計提案業務」の受検を前提としてカリキュラムが組まれていました。

ざっくり解説してきましたが、どれも実生活に根ざした内容となっています。この勉強内容と無関係な方はおそらくいないので、勉強したことは必ず役に立ちます。
勉強した内容は意外と覚えているので、受検から何年か経っても、試験範囲と関連する事柄に触れたとき、すんなりと理解できるようになっていることに気づくと思います。

まとめ

今回は「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」について、私の経験を交えて幅広い視点から解説させて頂きました。

文中でも書いていますが、私はFP2級の勉強内容は義務教育の中に組み込まれていてもおかしくない内容だと思っています。

学校を卒業して社会に出た時点で、おそらく全員が関わることになる知識と情報がたくさん詰まっています。

これから資産形成をしていきたいと考えたとき、最初にある程度正しい知識をつけておいたほうが失敗せず近道になると思います。

もし現在時間に余裕があって、なにか学んでみたいと考えているなら、私はFP2級の取得をおすすめしたいと思います。

この勉強をしていく中で、他のジャンルに繋がっていく可能性も大いにあると思います。
人生の中で学ぶことは楽しいことだと気づいて頂けると思います。

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