入院の準備をしているときに、

入院にキャリーケースを持っていくのって、迷惑かな?
病院で禁止されてるって聞いたけど、本当?
──そう思ったことはありませんか?
私自身、これまで10回以上の入退院を経験してきたプロ患者(自称)です。
・入院日数は2泊3日から丸4ヶ月間まで、さまざま
・私の両親や主人もそれぞれ、別の病院での入院経験あり
・そのうち半分以上のケースで、キャリーケースを使用
\私物キャリーケース3点/

結論から書くと、
・キャリーケースが完全に禁止されている病院は、少ない
・ ただし、使い方によっては迷惑と感じられることがある
つまり、
入院時のキャリーケース=完全NG ではなく、
入院先のルールとマナーを確認して上手く使えば、とても便利な入院アイテムになります。
今回の記事では、
- キャリーケースが禁止されることがある理由と確認方法
- キャリーケースをおすすめするケースと理由
- 実際に私が使ってきたキャリーケースの工夫
を、入院経験者の視点でていねいに解説していきます。

また、記事の後半では
「どのサイズが入院にちょうどいいの?」という方に向け、
別記事 「入院スーツケースのサイズ完全ガイド」 もご紹介しています。
🧳そもそも「入院にキャリーケース」は禁止なの?


「キャリーケースは持ち込み禁止」という決まりの病院もありますが、実際には「ケースバイケース」です。
🚫 「禁止」と言われることがある理由2つ

キャリーケースを制限する病院側の理由は、主に次の2点です。
❶ 通路や病室が狭い病院の場合
→ 転倒リスクや他の患者さんと接触する恐れがある。
私物を広げすぎると、医師や看護師さんの処置の邪魔にも。
✏️とくに古い病院では、患者一人あたりのスペースが狭いケースがあります。
昔と現在では、病床のスペースを規定する法律(医療法)が変わっているからです。
❷ キャスター音が響きやすい
→ 特に、夜間や早朝などの静かな病棟内では、気になるケースも。
緊急入院時などでは、騒音に気を遣いたいです。
✏️ただ、日中の時間帯の場合、点滴台や医療用ワゴンなど、院内の色んな場所でキャスター音がしているのが日常風景です。

上記を見て頂くと分かる通り、
キャリーケースは「全病院で禁止」という意味ではありません。
🏥 病院ごとに方針が異なる

実際には、
- 入院案内の持ち物説明内に、「キャリーケースNG」の明記がある病院もある
- 一方で、「荷物が多い方は1つにまとめられるよう、キャリーケースを推奨」と書いている病院もある
つまり、病院によって方針が全く違うのです。
☎️ 迷ったら確認するのが確実

もしも、スーツケースの持ち込みが心配な場合は、
- 入院案内パンフレットを確認
- 外来の「患者支援センター※」や、病棟の「ナースステーション」に確認
が、いちばん確実です。
ℹ️ 患者支援センターとは
一定以上の規模を持つ病院には、必ず「患者支援センター」という施設が置かれています。

基本的に、入院生活に関する不明点はすべて、患者支援センターで質問するのがベターです。
💡ここまでのまとめ
「キャリーケースが禁止かどうか」は、
病院次第。
ただし、「持ち運び時の音」や「病室内のスペース」などに注意すれば、ほとんどの場合は問題なく使えます。
🧳一人で入退院するケースも=車輪付きでないと大変

単身で入退院しなくてはならない場合、足元に車輪のないカバンで荷物を持ち運びするのは、結構大変な思いをします。
たとえば、
- 入院中に受けた手術などで、重い荷物を運べない
- ご主人が海外に赴任されている
- そもそもご家族がいらっしゃらない
こういったケースも珍しくありません。

入退院時の荷物について心配事がある方も、事前に病院の患者支援センターに相談していただくことをオススメします!
🧩入院に使うスーツケースはどんなタイプが良いの?
入院日数や荷物の中身によって、必要なサイズは変わってきます。
入院日数や荷物の中身によって、必要なサイズは変わってきます。
入院に必要な荷物の全体像を把握しておきたい方はこちら
→ 入院に必要なものリスト記事へ
🧳 フロントオープンタイプは入院にぴったり
病室(特に大部屋)では、スーツケースを全開にできるスペースが限られています。
私の場合、100Lサイズのスーツケースを持って入院したときは、ベッドの上に乗せて開け閉めしていたくらいです。

なので、最近主流のフロントオープンタイプは、入院にはすごく向いていると思います。

旅行でも便利ですが、限られた空間で生活する入院中にも、真価を発揮するタイプです。
📏 サイズは病室のスペース+入院期間で選ぶ
「サイズをどうするか?」も重要なポイントです。
これは、入院期間と病室の広さで考えるのがコツ。
🧳30~40Lのサイズ感
▶商品例:【37L】OLTIMO OT-0857-50 23,980円(参考価格)
🧳40~60Lのサイズ感
▶商品例:【50L】ACE フレットボード 50L 31,680円(参考価格)
🧳70~100Lのサイズ感
▶商品例:【90L】ACE オーバル2 28,600円(参考価格)
💡 私のケース:
- 1週間以内の短期入院
→ 30Lの小型キャリーで十分 - 3週間の入院(開腹手術)
→ 面会NGだったため、100Lスーツケースをフル活用
※詳細なサイズ感やサイズ別おすすめ商品については
▶ 入院スーツケースのサイズ完全ガイド でご紹介しています。
🛍️ キャリーオンバッグ|大きめサイズに抵抗がある方に
▶商品例:ハント 折りたたみボストンバッグ 30L 8,250円(参考価格)
大きいサイズのスーツケースを買うのに抵抗がある方は、小さめサイスのスーツケースに、連結できる「キャリーオンバッグ」を使うと、容量を確保することもできます。
まとめ
今回の記事をまとめると、以下のようになります。
・ 入院にスーツケースは基本OK(不安なら病院に確認)
・ 病室での使い勝手を考えると、フロントオープン型が便利
・ サブバッグを組み合わせると、荷物が多くても安心

気に入ったデザインのスーツケースを選べば、入院だけでなく旅行や普段使いでも活躍しますよ!
▶ たくさんスーツケースを見て比較したい方は、入院用キャリーケースおすすめ12選もあわせてチェックしてみてくださいね。
▶ 入院に必要な持ち物リストもあわせてチェックしてみてくださいね。
ご質問がある場合はこちらからどうぞ
当ブログでは、記事で取り上げている商品や内容について、読者のみなさんの「これって実際どうなの?」という疑問質問に対し、できるだけ答えられるものを書きたいと考えています。
今回の記事に関連する内容で、もしも「これについても知りたい」「これについても書いてほしい」というものがありましたら、お問い合わせフォームからご一報ください。
100%対応できるかはわかりませんが、自身の経験を活かしてできるだけ多くの方の疑問に答えられるブログにしたい というのが、私の想いです!
今回の記事が参考になったようでしたら、是非ブックマークをお願い致します。
最後まで読んでいただきまして、まことにありがとうございました。

当ブログはリンクフリーです。
参考になる記事がありましたら、下記のシェアボタンから、SNSやブログなどでご紹介頂けると嬉しいです!

