今回は、まさにここ1年くらいの私がよく使用している、広範囲カバータイプのヘアピースについて、つけ方の説明をしていきたいと思います!
今回の説明に使用する商品は、こちらです。
≫ピンクエイジ/手植え トップカバー) シースルーバング ルーズCカール 16,500 円(税込)
こちらは、上記のヘアピースをつけた私です。
上記の商品について、実際の私の使用感はこんな感じです。
・クリップが7個あるので、最初はつけるのに練習が必要だった。今はもうコツを掴んで、簡単につけられる。
・かなりがっちり留められるので、外れる心配はまずない。
・手植えのヘアピースなので、簡単に前髪のセットができる。時間が経ってもペタンとしない。
ピンクエイジ/手植え トップカバー) シースルーバング ルーズCカール については、私の着用レビュー記事もあります。
詳しい商品概要や、私の着用画像が気になる方は、こちらの記事も見てみてくださいね。
≫【ピンクエイジはバレるのか?】前髪つきヘアピースを本人が着用|美容師のレビューブログ
このブログの運営者にゃんたは、こんな人です。
フロントレースつきヘアピース|つけ方説明に使用する商品の概要
今回のヘアピースつけ方説明に使用する商品は、こちらになります。
≫ピンクエイジ/手植え トップカバー) シースルーバング ルーズCカール 16,500 円(税込)
こちらが商品の外観です。
こちらが、商品裏面の造りです。
こちら 手植え トップカバー) シースルーバング ルーズCカール の特長を簡単に説明すると、以下の通りになります。
・前髪の生え際にフロントレースが使われている
・カバー範囲がかなり広い(18×18cm)
・クリップの数が7個ある
今回は、フロントレースタイプのヘアピースを上手くつけるコツについて、詳しく説明していきます。
他社さんのヘアピースであっても、形状が似ていれば大事な部分は同じです。
ぜひ見ていってくださいね。
ヘアピースを着け始める前に|フロントレースの役割・特長は?
そもそも、フロントレースが何のためについているのか、ご存じない方も多いと思います。
ここで、フロントレースの役割と特長を解説しておきます。
フロントレースの役割は「生え際との一体感を出すこと」
※ピンクエイジでは、フロントレースを「ヌーディスキン」と呼んでいます。
一般的には、フロントレース/レースフロント と呼ばれることが多いです。
フロントレースの役割は、生え際との一体感を出すことです。
ヘアピースを着用しているとき、生え際に肌色のフロントレースがあると、根本が見えたとしても自然に見えてくれます。
見た目の違和感を軽減してくれるのが、フロントレースの大きな特長です!
フロントレース製法は機械植えには無い特長がある
フロントレース部分には、ウィッグの髪が手植えされています。
下記の動画では、フロントレース製法で作られたウィッグの特長を紹介しています。
上記動画を見ると、まるで根本から髪の毛が立ち上がって生えているように見えると思います。
この外観を叶えてくれるのが、フロントレース製法です。
肌色の細かい網目のような薄い生地に、垂直に近い状態で髪が植えられています。
垂直に手植えした髪の毛は、根本から立ち上がりやすい性質を持ちます。
こちらは、私物の手植えヘアピースを接写した画像です。
根本を見ると、垂直に立ち上がりがついているのが分かると思います。
だから、手植えウィッグはカーラーで根本まで巻くだけでも、しっかりとカールが持続してくれます。
実際に、私が手植えのヘアピースを使うときは、網カーラーで前髪を根本まで巻いて、ドライヤーで熱を加えるだけです。
そのまま20分くらい放置すると、しっかりとカールがついてくれます。
1日じゅう崩れることがありません。
これは、機械植えのヘアピースでは再現が難しいポイントになります。
機械植えの商品は垂直に植えられていないので、立ち上がりをつけるのが難しいからです。
手植えのフロントレース製法ならではの特長を知っていると、つけ方の説明を読んだときに、より理解が深まると思いますよ!
フロントレースつき広範囲カバーヘアピース|つけ方説明
それではここから、≫ピンクエイジ/手植え トップカバー) シースルーバング ルーズCカール のつけ方説明をしていきます。
基本的にはこちらの動画の流れに沿って、つけ方説明を記載していきます。
はじめに動画を観ておくと、理解が深まると思います。
① 着用前はヘアピースの毛先からブラシを入れておく
今回使用するヘアピースは、少し長めのタイプになります。
ヘアピースを着用する前に、全体的にブラシを入れておきましょう。
ブラシを入れる時は、毛先のあたりから根元付近にかけて、順番に少しずつ解きほぐしていきます。
② 地毛の前髪をセンターパートに分けておく
今回使用するヘアピースは、センターパートタイプになります。
ヘアピースの装着時に位置をわかりやすくするため、地毛はあらかじめセンターパートに分けておきます。
顔周りに余計な髪が落ちないよう、アメピンで留めておくのもよいでしょう。
③ クリップ❶を開いておく
一番最初は❶のクリップ(左右で2個)を髪に留めるので、あらかじめ開いておきます。
④ 両手でヘアピースを持ち、額の生え際にフロントレースを沿わせて置く
おそらく、ここが一番の難関ポイントです。
ヘアピースを両手で持ったら、額の生え際より少し前にフロントレースを置きます。
注意点
フロントレースは、額の生え際よりも後ろに置かないようにしましょう。
黒い髪の上に肌色のフロントレースを置くと、ヘアピースをつけていることがバレてしまうからです。
あくまでも、額の生え際より前に来るように、フロントレースを配置します。
⑤ 地毛とヘアピースのセンターパート位置を合わせる
ヘアピースが左右にずれないよう、地毛の分け目とヘアピースの分け目がだいたい合っているか確認します。
⑥ クリップ❶を留める
左右のクリップ❶を留めます。
このときのポイントは、外側から内側にすくうように留めることです。
表面の髪を薄くすくって留めると、他のクリップを留める時にずれてしまいます。
ヘアピースを両サイドにひっぱり気味にしながらクリップを留めると、上手くいきます。
⑦ クリップ❷~❹を順番に留める
ここから後のクリップは、①と同じ要領で留めていきます。
意識したいのは、なるべくヘアピースが頭に密着するように留めることです。
すべてのクリップは、外側から内側に掛けてすくい上げる感じで留めると、上手くいきます。
➇ 全体にブラシを入れて完成
クリップを全部留め終わったら、力を入れすぎてヘアピースを取ってしまわないよう気をつけながら、ブラシを入れて完成です。
前髪をふんわり立ち上げたい場合は、このタイミングで編みカーラーで巻いて仕上げます!
ドライヤーで熱を加え、冷めるまで放置すれば形がついてくれますよ!
ヘアアクセサリーでアップスタイルにしても可愛いです
下ろしたままでも使えますが、個人的にはシュシュで結んだりワニクリップでアップにすると、より自然に見えると思います。
クリップでしっかり固定していれば、どんなヘアアレンジをしても自然に見えてくれます。
髪が長くてクリップがたくさんあるので、最初は少し練習が必要だと思います。
私もはじめは、中々上手く決まりませんでした。
でも毎日つけていると、一発で決められるようになります!
前髪や後ろが長い場合はカットをする手も
今回のピンクエイジのヘアピースについては、私は自分でカットをしています。
私の地毛の長さや身長を考えると、届いた状態のままでは結構長かったからです。
私は元美容師なので、自分のハサミを持っています。
今までにフルウィッグを購入した時も、自分で長さや量の調整をやってきました。
購入したウィッグやヘアピースのカットを自分でしてみたいとお考えの方は、以下の記事を参考にして頂ければと思います。
≫ウィッグカットは普通の美容院でできるの?自分でできるの?40代美容師ユーザーが解説します!
別タイプのヘアピース付け方記事も書いています
今回は、広範囲カバータイプのヘアピースについて、つけ方の説明をさせていただきました。
私のブログでは他に、クリップが前後2つ程度のヘアピースについても、付け方説明記事を書いています。
よろしければ、こちらもご覧ください。
≫【部分ウィッグ(ヘアピース)のつけ方とコツ】前髪なし・ベースサイズ9.5×7cm・クリップ2個編
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当ブログでは、記事で取り上げている商品や内容について、読者のみなさんの「これって実際どうなの?」という疑問質問に対し、できるだけ答えられるものを書きたいと考えています。
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100%対応できるかはわかりませんが、自身の経験を活かしてできるだけ多くの方の疑問に答えられるブログにしたい というのが、私の想いです!
まとめ
今回は、フロントレースつきヘアピースのつけ方について、現役ユーザーの元美容師から解説させて頂きました。
通常のヘアピースと比べるとピンの数が多いので、最初はつけるのが難しいと思います。
ただ、頭を締めつけずに広範囲をカバーできるので、用途が合う方にはとてもおすすめできる商品だと思います。
私も使い始めて1年以上が経過しますが、一年を通してずっと使える優れた商品だと思っています。
練習すれば必ず上手くつけられるようになりますので、気になる方は是非お買い求め頂ければと思います。
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最後まで読んでいただきまして、まことにありがとうございました。
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