今回は、医療用帽子について調べている方に向けて、
このような内容の記事をお届けしていきます。
実際に私は、髪の毛が抜ける治療を2回経験し、自宅と入院先で医療用帽子を使っています。
※当時の写真はこちら


このブログの運営者にゃんたは、こんな人です。
「※アピアランスケア」という用語については、下記公的機関のHPで詳しく説明されています。
・アピアランス(外見)ケアとは?|国立がん研究センター 中央病院
・アピアランス|国立がん研究センターがん情報サービス
医療用帽子はどんな方が使っているの?
医療用帽子という商品が、どんな方向けに作られたものなのかを、最初にご説明しておきます。
下記は、よくある医療用帽子の外観例です。

上記のような医療用帽子を使う方の多くは、
- 抗がん剤治療による脱毛中の方
- 脱毛症の方
- 頭部の手術を受けた方
- ①~③などで頭皮が敏感になっている方
このようなケースが多いです。
いずれにしても医療用帽子は、外観(見た目)のケアと頭部(頭皮)保護の2つの側面をもっています。

私の場合は脱毛時に、頭皮が敏感になることがほとんどありませんでした。
私の医療用帽子の用途は、家族や来訪者に対する外観のケア(=アピアランスケア)でした。
医療用帽子で外観をケアする場面とは?
外観をケアする目的では、他にフルウィッグやヘアピースを使う方法もあります。
そのなかでも、医療用帽子が選ばれるのはどんなときなのかを、具体的に並べてみます。
- 自宅で誰かといるとき
- 宅配便を受け取るとき
- 就寝中
- 入院するとき
- ウィッグを使わない方
自宅で誰かといるとき
ご自宅にいるときでも、医療用帽子を使いたい と感じる場面はあります。

たとえば、
- 小さいお子さんやご家族に配慮して、脱毛した姿を見せたくない方
- ご自宅に気のおけない友人を招くとき
などのケースです。
宅配便を受け取るとき
在宅時は、急に宅配便が来ることもあります。

普段はウィッグを使う方でも、急いでいる時はサッとかぶれる帽子があると気持ちがラクになります。

私は脱毛中、来客時にすぐ対応できるよう、玄関先に医療用帽子を引っ掛けていました。
就寝中
現在進行系で髪の毛が抜けている場合、そのまま横になると枕や帽子に髪の毛がついてしまいます。
抜け毛キャッチの用途として、各ウィッグメーカーから不燃布キャップという商品が販売されています。


入院・外泊するとき
脱毛症や治療中など、髪の毛がない状態で入院や外泊をする場合、外観をケアする目的で医療用帽子を使われる方が多いです。


私は今までに、10回以上の入院を経験しています。
脱毛中に入院をしたときは、家から病院まではウィッグを使い、病院内ではかぶり心地がラクな医療用帽子をかぶっていました。

入院通院時のウィッグ・医療用帽子事情について書いた記事があります。
脱毛中に入院を控えている方は、ぜひ読んでみて下さい。
ウィッグ類を使わない方
脱毛症などで髪の毛を失っている方のなかには、日常生活でウィッグを使わない方もいらっしゃいます。


ウィッグを使うかどうかは、個人の価値観によります。
脱毛している方のなかには、職種によって完全在宅でお仕事をされるなど、ほとんど他の人に会わないケースもあります。
ウィッグを使わない環境の方であっても、買い物や散歩で外に出るときには、外観ケアの目的から医療用帽子を使われるケースが多いです。
おうち使いや入院先で人気の医療用帽子は?
医療用帽子を自宅や入院先で使う場合、日除けがついていないもの・かぶったまま横になっても痛くないシンプルな形のものが選ばれます。
Amazonや楽天で人気なのは、以下の商品です。






外出用で人気の医療用帽子は?
医療用帽子を外出時に使う場合、日除けがついた実用性の高いものや、お洒落なデザインのものが人気で選ばれます。
Amazonや楽天で人気なのは、以下の商品です。








ウィッグ(髪の毛)付きの医療用帽子は?
ウィッグを使うまでは行かなくても、髪の毛はあるように見せたい方から人気なのが、髪の毛つき帽子です。
こちらでご紹介する髪の毛つき帽子は、帽子はついていないので注意が必要です。
あくまでも、お手持ちの帽子の下に合わせるための商品です。


本当に髪の毛と帽子が一体化している商品もあります。
私も使ったことがありますが、個人的には帽子一体型はちょっと不自然だったので、あまりおすすめはできないです…。
Amazonや楽天で人気なのは、以下の商品です(帽子と別になっているタイプ)。






帽子タイプの医療用ウィッグもあります
医療用帽子をお探しの方の中には、フルウィッグに対する苦手意識がある方もいらっしゃいます。
ここ数年の間に、帽子のようにかぶるだけの、着用感がラクなウィッグも登場しています。
こめかみからもみあげ部分が撤廃されており、頭を締め付ける感じが軽減されています。


上記の帽子タイプのウィッグについては、別の記事で詳しくご紹介しています。
興味を持たれた方は、ぜひ読んでみて下さい。
関連記事はこちらにもあります
医療用帽子に関連する記事として、私のブログでは以下のような内容を取り扱っています。
ノウハウ記事の例はこちら。




入院・通院関連記事の例はこちら。
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