今回は、以下の2つの要件に当てはまる方に向けた記事になります。
・日常生活にウィッグやヘアピースを使用している
・これから入院通院を控えている
こういった方に向けて、入院・通院時のウィッグ・ヘアピース事情について、実体験を交えて詳しく解説していきたいと思います。
なかなか他では聞けないレアな内容だと思いますよ!
このブログの運営者にゃんたは、こんな人です。
入院通院時のウィッグはどんなものを選ぶ?
まず初めに、入院日当日や検査のために通院する際のウィッグ事情について、お話していきたいと思います。
入院日・退院日のウィッグ事情
入院日・退院日当日は、家と病院を行き来することになります。
その際に、電車やバスなどの公共交通機関で移動される方も多いと思います。
すでにウィッグでの生活を始めている方は、入院日・退院日の移動時にウィッグを着用してもまったく問題ありません。
入院日に、入院手続きが終わってから検査などを控えている方は、次の項を参考にして頂ければと思います。
頭部の検査・MRI検査がある場合は確認を
ウィッグによりますが、留め具の部分に金属を使用している商品もたくさんあります。
MRI以外の検査であれば、基本的には金属パーツのついたウィッグを着用したままで受けても問題はありません。
気をつけたほうが良いのは、
・頭部を撮影する場合
・MRI検査を受ける場合
この2つについては注意が必要です。
金属がついたウィッグをかぶって上記のような検査を受けると、
・画像に金属部分が 異物として写ってしまう
・金属に反応して火傷を負ってしまう
こういったことが起こり得ます。
少しでも不安な場合は、検査が決まった時点で看護師さんや主治医に確認をしておきましょう。
検査前にウィッグを外さないといけないのはイヤだなあ。
出先でウィッグをかぶり直すのって、大変だし…
こう感じる方は、次の章を参考にして頂ければと思います。
金属不使用のウィッグも販売されています
病院の検査でウィッグを外すことになると、検査後はなるべく早く退室しなくては…と焦ってしまいますよね。
こういったケースに対応できるよう、金属不使用のウィッグも開発・販売されています。
金属不使用のウィッグには、このような商品があります。
様々な年代の方が選べるよう、幅広いテイストのウィッグを並べてみました。
【人毛MIX】ブライトララ 部分手植え サラシリーズ(樹脂使用)
【人毛MIX】ブライトララ 医療用ウィッグ エレガントショート(樹脂使用)
【人工毛】プリシラ 帽子ウィッグ リラックス 外ハネボブ(樹脂使用)
【人工毛】リネアストリア エンジェリックNeoグラフィティ
入院期間中はウィッグ派とケア帽子派に分かれる
入院生活が始まると、診察・検査・治療の時間帯以外は、基本的に自由に過ごすことができます。
病状などによりますが、入院中に体力が落ちないようリハビリに精を出す方も多いです(それは私です)。
治療や脱毛症などで髪がない状態で入院生活を送る場合、身だしなみの考え方は2つに分かれます。
・入院中であろうと、見た目は綺麗にしていたい
・同じ状況の患者さんも多いので、ラクにしていたい
ちなみに、私は完全に後者のケースです。
髪がない状態で、ラクに入院生活を送りたい方によく選ばれるのが、ケア帽子になります。
ケア帽子は専用品も販売されていますが、肌トラブルがない方であれば、好きな素材や形の帽子を選んでも、全然問題ありません。
私は肌が強いタイプなので、帽子の素材についてはまったくこだわりがありませんでした。
こちらでは、専用品をいくつかご紹介したいと思います。
こちらはウィッグメーカーが販売する、帽子の中にかぶるタイプのインナー式ウィッグになります。
※パッと見は、帽子にウィッグがついた商品に見えますが、帽子は別売りです。
インナーに前髪と襟足がついたタイプの商品なので、好きな帽子の下に潜ませて使います。
以下2点は、オーガニックコットン100%の、肌に優しい商品になります。
私は治療で髪を失っていた時期、自宅で使用していたのはケア帽子タイプの商品でした。
部屋の中でひとりで過ごす間は問題ないので、
① ベランダに洗濯物を干すとき用
② 玄関で宅配便を受け取るとき用
この2つだけは、すぐ手に取れる場所に置いて使用していました。
参考にして頂ければと思います‼️
シャワー中や就寝時のウィッグ保管方法
入院中にウィッグを着用される方であっても、シャワー中や就寝時はウィッグを外すことになります。
そういった時に、外したウィッグをどこに置くか問題が出てきます。
自宅以外の移動先 とくに大部屋で入院する場合は、あまり物を置くスペースがないケースが多いです。
限られたスペースでウィッグを保管する必要があるとき、便利なのがウィッグハンガーになります。
ウィッグハンガーの専用品には、このような商品があります。
\画像クリックで商品ページにジャンプします/
私は代用品として、100円ショップの帽子ハンガーを使っていましたが、すぐに外れてしまいやすかったです。
おそらくウィッグ専用ハンガーのほうが、掛けるところの角度や大きさが合っていて、使いやすいと思いますよ‼️
ウィッグ・ヘアピース情報をたくさん取り上げています
私は、元美容師のプロ患者(自称)という経験を活かし、このブログ内でたくさんのウィッグ・ヘアピース商品情報を取り上げています。
これから初めてウィッグを購入予定の方は、ぜひ下記の記事も参考にしてくださいね。
こちらは、ウィッグ関連の中でも人気記事になります。
やはりみなさん、ウィッグバレしたくないと考える方が多いようです。
こちらも人気記事です。
目的や用途に応じてウィッグが選べるよう、たくさんのショップと商品をご案内しています。
ウィッグを買う時の悩みのひとつ、カットしたい場合はどうしたらいいのか のアンサー記事も人気です。
他にも、たくさんのウィッグ関連記事をご用意しています。
ひとつの記事から他の記事へとリンクを貼っていますし、ブログ内の検索窓にキーワードを入力して探す事もできますよ!”
入院通院関連情報をたくさん取り上げています
私のブログでは、入院通院時に必要なものや待ち時間の暇つぶし方法など、様々な角度から入院通院関連情報を取り扱っています。
これから初めての入院・通院を控えている方は、ぜひこちらの記事も参考にしてくださいね。
こちらは、入院関連記事の中で一番人気になります。
やはりみなさん、どのように荷物を持っていくかにいちばん頭を悩ませるようです。
こちらも超人気記事です。
入院に必要なものが一覧表でご覧いただけ、他にも付け足せるよう、空欄もご用意してあります。
足りないものを買い出しに行く時にも活用いただけます。
病院によってWiFi導入状況が異なりますし、院内WiFiの安全性についても考える内容の記事になっています。
記事内では、数日あればお手元に届くレンタルWiFiをいくつかご案内しています。
ご質問がある場合はこちらからどうぞ
当ブログでは、記事で取り上げている商品や内容について、読者のみなさんの「これって実際どうなの?」という疑問質問に対し、できるだけ答えられるものを書きたいと考えています。
今回の記事に関連する内容で、もしも「これについても知りたい」「これについても書いてほしい」というものがありましたら、お問い合わせフォームからご一報ください。
100%対応できるかはわかりませんが、自身の経験を活かしてできるだけ多くの方の疑問に答えられるブログにしたい というのが、私の想いです!
まとめ
今回は入院通院時のウィッグ事情について、実際に20年以上の患者経験を持つ私から詳しく解説させていただきました。
入院もウィッグの着用もどちらも初めてだと、分からない事だらけで不安になると思います。
私のブログでは、みなさんの不安や疑問を解消できるよう、様々な角度から応える内容の記事を挙げていますので、今後もぜひご活用頂ければと思います。
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最後まで読んでいただきまして、まことにありがとうございました。
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