今回は、以下のような方にオススメの内容となっています。
以下のポイントをおさえることで、入院に最適なスーツケースの大きさを決めることができます。

この記事を書いているにゃんたは、こんな人です。
私のスーツケースで一番大きいサイズは約100L
私は今までに、合計10回以上の入院を経験しています。
そのなかでも、1週間を超える見込みの入院時は、約100Lサイズの大きいスーツケースを使っています。
下記画像が私のスーツケース実物で、だいたい100Lくらいのサイズです。


私がこのスーツケースを購入した当時は、だいたい30㎡くらいのマンションで一人暮らしをしていました。
当時は1ヶ月間の海外旅行を控えていたので、大きめのスーツケースを購入したのです。
その後は何度か転居をし、いちばん狭い部屋では18㎡くらいしかありませんでした。
そのくらいの広さの部屋でも、そこまで問題ではなかったです。なぜでしょうか。
私はスーツケースを使っていない間は、収納ケース代わりにしていたからです。
スーツケースの中に、普段使わないものを入れて保管していたのです。
参考までに、下記が私がスーツケースを買うきっかけになった、1ヶ月間の海外旅行の記録記事です。
私が入院時スーツケースに入れるものたちはこちら
私は別の記事で、入院時のスーツケースに入れる中身(持ち物)についても詳しく解説しています。

ここでリストの中身を説明するのは省きますが、私が実際にスーツケースに何を入れているのかを見ていただくと、スーツケースに必要な大きさがイメージしやすくなると思います。
わたしの100Lサイズスーツケースの実寸は、以下のようになります。
高さ | 75cm |
横幅 | 48cm |
奥行 | 28cm |
このスーツケースには、下記のリストにあるものが全て収まります。


あまり大きなスーツケースにしたくない場合は、上記リストを基準に不要なものを削っていくと考えれば、準備がしやすいと思います。
荷物の量を左右するのは着替えと暇つぶしグッズ
入院用スーツケースに必要なサイズは、ほとんどが以下の要因に左右されます。
- 入院予定日数
- 着替えやタオルを持っていくかレンタルするか
- 暇つぶしをどうするか
入院日数は自分の力では変えられないので、こちらでは上記の②③についての解説をしていきます。
着替えやタオルを持っていくかレンタルするか
入院するときの着替えやタオルなどのアメニティ類は、有料でレンタルするか、自分で持参するかの2択になります。
アメニティ類のレンタル料金は、病院によってまちまちですが、平均値は1日あたり500円前後になるようです。
参考|レンタル費用を抑えたいケースもあります
私の直近の入院は、病気の原因が分からないままのスタートでした。
結果的に、入院期間は計4ヶ月にも及びました。

当時は入院前から長引きそうな予感がしていたため、少しでも費用を抑えたいと考えていました。
そこで私は、着替えやタオルはレンタルせずにすべて持参し、自分で洗濯していました。
「自分で洗濯」と言っても、病院には乾燥機付コインランドリーがあるので、そこまで大変ではありません。
私の入院先の場合は、各フロアにひとつずつ洗濯ルームが設置されており、ルーム内には乾燥機つき洗濯機が1台と、乾燥機なしの洗濯機が1台置いてあります。
洗濯ルームには小さいながらも流し台が備えられているので、下着類などの手洗いもできます。


なによりも、入院中は暇な時間がものすごい沢山あります。
洗濯をする時間なんていくらでもある、と言っても過言ではないです。
入院保険などで後からお金が戻って来る方もいれば、そうではないケースもあります。
入院中は、気軽にコインランドリーを使ってOKです。
入院中の暇つぶし方法をどうするか
私はブログ内で、入院中の暇つぶし方法に特化した記事も書いています。
私は基本的には、入院時の荷物は必要以上に増やしたくない人です。
以上から、入院中の暇つぶしにはスマホとパソコンで完結するものが基本で考えています。
入院中の暇つぶし方法の記事では、スマホ・PCを使うものと使わないものに分けてご提案しています。
スマホ・PCを使う暇つぶし方法についての記事はこちら
スマホ・PCを使わない暇つぶし方法についての記事はこちら


荷物の全体像がはっきりすると、スーツケースの大きさを決めやすくなると思いますよ!
入院以外のスーツケース活用例
ここからは私の実体験を元に、入院以外のスーツケース活用例についてご紹介していきます。
- 帰省・国内旅行・海外旅行で使える
- オフシーズンの服・用品を収納しておける
- 旅行用品を収納しておける
帰省・国内旅行・海外旅行で使える
今までにスーツケースを使ったことがない方は、いきなり大きな物を買うことに躊躇するかもしれません。
しかし、少し大きな駅に出て周りを見渡すと、スーツケースを持って歩く人の姿は意外と見かけるものです。
とくに、GW・年末年始・お盆などの長期休暇の時期ともなると、結構な人数がスーツケースを利用していることに気づくと思います。

本来スーツケースは、旅行用に使うものです。
ネット上で販売されるスーツケースは、商品説明欄を見ると乗り物の機内に持込可能なサイズかどうかが書かれています。
乗り物に持ち込む前提で、大きめサイズのスーツケースを購入する場合は、各交通機関のHPも確認しておきましょう。
オフシーズンの服・用品を収納しておける
入院と旅行以外でスーツケースの用途を考える場合、一番多いケースが「収納として使う」です。
こちらは、私物スーツケースを開けたところです。

ほとんどの方は、最低でも年に1回は衣替えをすると思います。
その時に、オフシーズンの服や用具をスーツケースの中に入れて、押し入れやクローゼットに仕舞っておく事ができます。

本体には車輪がついているので、衣替えで別室に運ぶ時もラクラクです。
旅行用品を収納しておける
旅行の時に使うグッズは、入院する時に使うものとほとんど同じとも言えます。
普段の生活では使わないけれど、入院にも旅行にも使えるグッズを入れておくと、どちらで使う時にもそのまま持っていけるので便利だと思います。
旅行用に買ったものをいろいろなところに分けて片付けてしまうと、時間が空いていざ旅行の準備を始めた時に、

あれはどこへしまったんだっけ?
あれは買ったんだっけな?
と、分からなくなりがちです。
普段は使わないスーツケースの中には、普段は使わない旅行用品を入れておくと、旅行用品を探す手間が省けるので一石二鳥だと思います。

大部屋の一人あたりの広さや収納はこんな感じ
入院をしたことがない方は、病室の中の様子がわからないですよね。
こちらは私の入院先ではないですが、大部屋の一人あたりの広さや造りはだいたいこんな感じになっています。

向かって左側にあるのがクローゼットで、右側にあるのがテレビ台です。
スーツケーツは、クローゼット側にもテレビ台側にも置けそうです。

法律では、患者一人あたりの病床の広さは最低◯◯㎡以上と決められています。
たしかに、母の入院先も私の入院先とほぼ同じ広さでした。
病室内ではそこまで大掛かりな処置はしない
そもそも、入院中のベット周りに人やモノがたくさん押し寄せる事なんて、そうそうありません。
たとえば、大掛かりな検査をするなら検査室に行きます。
病気や怪我で歩けない場合は、車椅子で看護助手さんが連れて行ってくれます。
手術後に点滴を繋いだり、先生に術後の経過を診てもらう場合でも、スーツケースは端によけておけば全然問題ないです。

スーツケースには足元にキャスターがついているので、邪魔な時はすぐに動かせます。
大きくても、全く問題ではないですよ‼

面会は病室外で行うのでスーツケースは邪魔にならない
病室内に大きなスーツケースがあったら、面会の邪魔になるのでは?と考える方もみえるかもしれません。
面会は病室内でもいいのですが、患者本人が動ける状態であればデイルームやソファなど、病室外で行っても問題ありません。
病院で規則が設けられているので、いちど確認はして頂きたいです。


また、大部屋のベッドで面会をすると、他の患者さんに「会話内容が筒抜け」になります。
検査結果や病状についてなど、他の方に聞かれたくない内容の話をする場合もありますよね。
以上から実際の面会は、デイルーム・廊下に置かれたソファ、看護婦さんにことわってから院内の喫茶店などでおこなう方が多いです。
入院当日のスーツケース 実際の持ち運び方は?
入院当日、スーツケースを持って出かけるときに私がおすすめしたいのは、スーツケースとトートバッグに分けて持つ方法です。
その理由は、スーツケースに全ての物を入れてしまうと、病院に入ってからすぐ必要になる物が取り出しにくいからです。
さまざまな手段で病院に向かうと思いますが、どんな方法でも手回り品だけは別にしておいたほうが便利です。
スーツケースと別で持ちたいものリストはこちらです
下記リストは、病院に入った瞬間から使う可能性が高いものです。
これらのものは、スーツケースとは別にして、すぐに取り出せるようトートバッグなどに入れておくほうが便利です。
入院・通院時のバッグはA4サイズ以上が便利です
スーツケースとは別で持つバッグのサイズについてですが、A4サイズ以上のものをオススメします。
その理由は、病院から貰う書類の99%がA4サイズの用紙だからです。
退院してから通院するようになっても、検査結果などの用紙はA4サイズで渡されます。

こちらで、私が実際に通院時に使っているバッグを2つご紹介しておきます。
冬の時期は、こちらの大きいサイズの軽量トートバッグを使っています。


冬季以外の時期は、こちらのA4サイズのナイロントートバッグを使用しています。


上記2点を含む通院バッグのおすすめ商品については、別の記事で詳しく解説しています。
気になる方はぜひ、ゆっくり御覧ください。
入院にオススメなスーツケースをご紹介しています
ここまでの説明を読んでいただいて、入院用にスーツケースを用意したいと思われた方には、別の記事でオススメ商品を詳しくご紹介しています。
サイズ別・タイプ別で、全12種類のスーツケースをご紹介していますので、きっとピッタリの商品を見つけて頂けると思います。
入院通院関連情報をたくさん取り上げています
私のブログでは、入院通院時に必要なものや待ち時間の暇つぶし方法など、様々な角度から入院通院関連情報を取り扱っています。
これから初めての入院・通院を控えている方は、ぜひこちらの記事も参考にしてくださいね。




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